在日外国人の生活保護については以前記事を書いたことがありますが、

「諸外国では外国人に生活保護を与えない」とか

「外国人への生活保護は違法」とかは全部デマです。詳しくはこちらの記事をどうぞ。

でも、自分で何にも調べもせず「どの国も外国人に生活保護は与えない」と言う人はまだまだいます。



(スポンサードリンク)


この佐々木進と言う方、「どの国も外国人に生活保護は出さない」というのが間違いであると指摘された後も、自分の発言が間違っていたことを認める弁がないので、「何も調べずに思い込みで発言していたことについての反省はないんですか?」と聞いてみました。そしたら在日認定されました。


在日認定されることにはもはや慣れっこですが、今回はその在日認定の理由が実に面白かったので紹介したいと思います。



>>反省を他人に強要するのは在日に多い


いやあ、ソースは何なんですかね、この発言(笑)。嘘ついた人に反省を求めるのって当たり前だと思いますが。(念のため言っておきますが、当たり前のことながら私は彼に「謝罪」は求めていません。単にデマをまき散らさないよう、自分の発言の誤りを認めて反省すべきだ、と言ったにすぎません)


これだけならまだしも、次が凄い。


>>他人が嫌がることを延々とするのも在日に多い


いやあ、すごいのきましたね。


ということは、在日韓国人が嫌がるヘイトデモを延々と続ける嫌韓連中は在日だったのですね!!


さらに、沖縄が嫌がることを延々と続ける自民党は在日だったのですね!!


アメリカが嫌がることをし続ける中国も在日ですし、中国が嫌がることをし続けるアメリカも在日です!


これなら誰でも在日にできます。というか、世界中全員在日です(笑)


結局のところこの発言は、「オレが嫌いな奴は在日」と言ってるのと同じです。在日認定というものが、どれだけ酷い偏見の下に行われているか、よくわかりますね。というか、他人が嫌がる在日認定をしているこいつも在日?(笑)


(※誤解がないように説明しておきます。よくネトウヨさんは在日認定に送る人に対して、「『在日』と言われて起こるということは、お前こそ在日を見下している証拠」などと言ってきますが、在日コリアンを見下しているから在日認定に怒るのではありません。私は一人の日本人として、日本でのデマや差別が許せないから発言しているのに、それを「在日だから在日を擁護している」と、勝手に決めつけられるのが許せないのです。黒人差別是正のために活動している白人が、「お前実は黒人なんだろ」って言われたら、同じように怒ると思います)


断言しますが、対象が政治家だろうが犯罪者だろうがネット上の対話相手だろうが、誰かを「在日認定」するような人は、それだけで信頼に足る人間ではありえません。彼らには「人間」を見る目なんぞなく、「在日」とか「外国人」とか「日本人」とか、そういうカテゴリーしか見ることが出来ないのです。


キング牧師は、有名な I have a dream の演説の中で、「私の子供たちが肌の色ではなく人格によって判断される日が来ることを夢見ている」と述べましたが、肌の色だけでなく、国籍や性別でも、人を判断するようなことがないようにしたいものです。


当然、国籍等で人を判断する人を信頼するべきじゃありませんし、逆に言動から国籍等を決めつける「在日認定」をするような連中も信頼してはいけませんし、自分がそうならないよう、こういう人たちの行動を他山の石として、気をつけなければならないと思います。


にほんブログ村 政治ブログへ 
にほんブログ村 政治 ブログランキング
(スポンサードリンク)