今回の記事は本来八幡和郎氏についての別の記事のはずだったのですが、蓮舫氏が台湾籍が抜けていなかったことが判明し、彼が調子に乗っているので、予定を変更してそのことについて書きたいと思います。

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これまで3度にわたり、八幡和郎氏の蓮舫批判がどれだけバカらしいか紹介してきました。蓮舫という名前がどうの、「氏名の形になっていない」からどうの、子供の名前がどうの、国家への忠誠がどうの、だの、政治家の資質と関係ないところで論理性のかけらもない中傷を繰り返し、「こんなバカが東大出て大学教授やってるのか」と驚かされました。(過去記事


さて、蓮舫氏の台湾籍が抜けていなかったことが事実であったことが判明しましたが、刑事責任が問われるような違法性があったり選挙法に違反していたりするわけではないので、これから問題になるとしたら、これまでの説明との整合性ということになるでしょう。


しかし、八幡氏の蓮舫批判は少々常軌を逸しています。なんとこの問題で蓮舫氏に「トドメを打つ」と言い、「尖閣諸島どころか華人に国を乗っ取られるところだった」などと言い出しました。



「在日に日本が乗っ取られる」と言っているネトウヨさんたちとマインドがそっくりですね。


そもそも八幡氏の根本的な問題として、日本と台湾のハーフである蓮舫氏を「華人」「華人」と言い募っているということが挙げられます。


島国根性とでもいうのか、いまだに鎖国を引きづっているとでも言えばいいのか。
母親が日本人で、
日本生まれ、
日本育ち、
日本の教育を受けた
日本国籍を持っているハーフ
であっても、父親が外国人で、二重国籍だったら「外国人」とみなして、あたかもスパイのような扱いをする。よくもまあここまで了見の狭い人がこの21世紀にいるものだと驚かされます。


実際に二重国籍であったのにこれまで「二重国籍ではない」と言っていたという点を批判するなら理解できますが、「華人に国を乗っ取られるところだった」なんて発言はもはやヘイトスピーチと言っていいです。日本生まれ日本育ちのハーフであっても「外の人間」としてしか見なそうとしない了見の狭さにも嫌気がさしますが、「中国人(台湾人)」=「日本に仇なす敵」という決めつけも恐るべき偏狭なナショナリズムを見せつけてくれています。


繰り返し述べていますが、八幡氏のマインドは75年前に日系人を敵国人とみなして強制収容したアメリカとそっくりです。


蓮舫批判をやりたいなら蓮舫氏の政治家としての政策や力量や実行力を問えばいいのに、そうではなく「華人」がどうのとただの偏見をぶつけているだけ。よくもまあ徳島文理大学はこんなくだらない男に教授をやらせているなあと思いますが、次回は、この男が教授職どころかどうやって大学を卒業したのかさえ怪しいと思えてくる話をお届けする予定です。次回に続きます。

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