7月2日(日)に行われた東京都議会選挙は、都民ファーストの圧勝という以上に、自民党の惨敗という形に終わりました。自民党の敗因は、豊田真由子や稲田朋美などが指摘されていますが、何よりも安倍晋三の傲慢さに嫌気がさした、という点が大きいのではないでしょうか。


その傲慢の極みである安倍晋三は、選挙前日の7月1日、秋葉原での街頭演説で、「帰れ」「安倍辞めろ」の大合唱が巻き起こった際、彼らを指差して、「誹謗中傷からは何も生まれません。こんな人たちに負けるわけにはいかない」と激高して反論しました。

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Independent Web Journal

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(テレビ朝日『グッド!モーニング』7月4日)


「相手を誹謗中傷したって何も生まれない」という言葉の直後に「こんな人たち」と誹謗中傷をする安倍晋三の頭の回路がどうなっているのか全く理解できませんが、国民を指差して「こんな人たち」と呼ぶこの男が、どうして総理大臣なんぞやっているのでしょう。

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国民を「敵」扱いする総理大臣


安倍晋三の言う「こんな人たち」も、安倍晋三が守るべき国民であるにもかかわらず、自分を批判する人間、自分に「帰れ」「辞めろ」という国民は、安倍晋三にとっては「敵」なのです。


言うまでもなく、国会議員を含む公務員は、一部の奉仕者ではなく、国民全体の奉仕者です。一個人や一企業のためでないことはもちろん、自分の選挙区だけ、自分の支持者だけに限定された利害を重視することは許されず、全国民の利益のために活動することが義務付けられています。政治家は、自分に批判的な人たちにも耳を傾け、敵視するのではなく、意見をくみ取っていくことが当たり前です。


しかし、安倍晋三は、国民を「敵」と「味方」に分けます。自分に批判的な人は「敵」だから、そんな人たちからの批判には耳を貸さない。トランプと同じ発想ですが、安倍晋三はまさにそういう男だということが、この演説から如実に読み取れます。安倍晋三にとっては、自分に批判的な勢力は「反日左翼」なのでしょう。安倍晋三の頭はネトウヨと寸分変わりません


小泉内閣で総理秘書官をやっていた小野次郎氏は、このように述べています。



また、東国原英夫はこのように述べています。
「あの言葉っていうのは、今までの不祥事の全部を合わせたぐらい、本当は言ってはいけない言葉」

「国民に一国の総理が、反対と批判しているからって、こんな人達に負けるわけにはいかないと。この言葉が大問題にならないのがおかしい」

ハフィントンポスト

山本太郎は、2015年の街頭記者会見で「おめえ、議員なんか辞めろよ!」という野次が飛んだ際、「ありがとうございます! そんなあなたのことも守りたい!」と述べました。どっちが政治家としてまともであるか、言うまでもありませんね。


「全く問題ない」と言ういつもの菅


国民を「こんな人たち」呼ばわりして「敵」扱いする「こんな男」が総理をやっていること自体驚愕ですが、さらに驚愕すべきは、菅官房長官の記者会見での発言です。


首相が国民を「こんな人たち」呼ばわりしたことについて問題はないのかと問われ、菅はいつもの言葉を繰り返します。「全く問題ない」。


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「どうして問題ないと思うのか」という質問には「問題ないからです」と繰り返し、「発言は自由です」とのこと。

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総理大臣の発言が「自由」で済まされるか!!!



自民党という組織は一体どこまで驕り高ぶっているのでしょうか。


さらに菅官房長官は、「きわめて常識的な発言」とまで述べています。どうやら自民党の中では、一部の国民を敵扱いすることは、「極めて常識的」なことであるようです。道理で、どんな批判をされても全く耳を貸さず、傲慢強引な政治を続けているわけですね。


今回の都議選では自民党は歴代最低議席数を大きく下回る結果となりました。これ以上国民を「我々」と「敵」に分ける愛国カルトを総理大臣にしておくのは、いい加減やめなければ、この国は政府の味方以外は国から「敵」扱いされる、ロシアや中国や北朝鮮のような国に堕してしまうことでしょう。


現在の政府は「安倍の安倍による安倍のための政府」です。日本は国民主権の国家のはずです。いい加減、安倍から「日本を取り戻す」べきです。


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