私はnetgeekというサイトは、デマばかり吐く本当に卑劣で卑怯で存在価値の一遍もないゴミサイトだと思っています。つい先日、このデマサイトは、私がもうずっと昔に論破した内容で記事を書いていたので、ご紹介したいと思います。

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「外国の公務員に就任」という箇所を隠すnetgeek


蓮舫の二重国籍疑惑について、かつて「辻元清美が『二重国籍者からは日本国籍を剥奪しろ』と言った」というデマが流れたことがありました。
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これを『New 保守宣言!』などの2ちゃんねるまとめサイトが「辻元清美が『二重国籍は絶対に許されない。日本国籍を剥奪し、国に追い返すべき』と発言した」などとタイトルをつけ、デマを堂々と吐き拡散しました。「保守」を名乗る2ちゃんねるまとめサイトは、一切の例外なくデマサイトですね。


詳しくは以前書いた記事を読んでもらえればわかるのですが、これはどういうものだったかというと、ペルーのフジモリ元大統領は、日本国籍を有したままペルーの大統領になったわけです。日本の国籍法第16条の2には、

法務大臣は、選択の宣言をした日本国民で外国の国籍を失つていないものが自己の志望によりその外国の公務員の職(その国の国籍を有しない者であつても就任することができる職を除く。)に就任した場合においてその就任が日本の国籍を選択した趣旨に著しく反すると認めるときは、その者に対し日本の国籍の喪失の宣告をすることができる。 

と書かれているのです。フジモリ元大統領は、日本国籍のまま外国の公務員(大統領)の職に就いたわけですから、法務大臣は日本国籍の喪失の宣告をすることができます。しなかったんですか?というのが、辻元氏の質問でありました。そのことは当時の質問主意書を見ればわかります。


ところが、netgeekは、卑怯にもこのように記事にしました。

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netgeekは辻元氏の写真に「二重国籍ですよね?」という大きなテロップを重ね、このようにまとめています。

質問全文を読むと辻元清美議員がいかにねちねちとしつこく二重国籍を問題視しているのかが分かる。この質問がなされたのが2001年のこと。16年越しで蓮舫の二重国籍問題にヒットするブーメランとなった。このときはまさか台湾籍(中国籍)を持つ蓮舫が民進党の代表になるとは思いもしなかったのだろう。

「辻元清美議員がいかにねちねちとしつこく二重国籍を問題視しているのかわかる」と書き、あたかも辻元氏が二重国籍自体を問題視しているかのように印象付け、「民進党にブーメラン」と書いています。


ところが、質問主意書をちゃんと読むと、そうではないことがはっきりします。

一九九〇年七月にフジモリ氏はペルー共和国大統領に就任している。フジモリ氏がいわゆる日系人であることは当初より公知の事実であったと考えるが、日本政府はその就任時点でフジモリ氏の国籍を確認したのか。もし確認を怠ったのであれば職務怠慢であると考えるがいかがか。また、その時点で政府がフジモリ氏の日本国籍保持を確認していたのであれば、国籍法第十六条第二項に基づき国籍喪失の宣言を行ったのか明らかにされたい。もし行わなかったのであれば、その理由並びにどのような場合にこの条項に基づく宣言がありうるのか、明らかにされたい。

読めばわかりますが、辻元氏が問題にしているのは二重国籍そのものではなく、日本政府が国籍法第16条第2項に基づいて適切な行動をとったのか、ということです。


ところが、「二重国籍者」「国籍喪失の宣言」というところだけ太字にして、「日本政府はフジモリ氏の国籍を確認していたのか」という、日本政府の対応を問うところは(中略)にしてしまうことで、あたかも辻元氏が「二重国籍者は国籍を剥奪すべし」と述べているかのような印象を与える記事を作り上げています。

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しかも、netgeekは、肝心の国籍法第16条第2項については、一切説明していません。国籍法第16条第2項を見れば、二重国籍そのものではなく、「二重国籍者が外国の公務員に就任したことを日本政府が把握していなかったこと」を問題にしているのだとわかるはずなのですが、そこは隠し、辻元氏が二重国籍自体を問題視し、蓮舫氏にブーメランになっている、という記事構成をしています。はっきり言って、卑怯極まりないし、恥知らず極まりないです。

フジモリ氏の刑事訴追に言及しないnetgeek


さてに、netgeekは本当に卑劣なことに、こんな風に書いています。

フジモリ元大統領はペルーに送り返すべきと主張した辻元清美議員、蓮舫は台湾に送り返さなくていいのだろうか。直接質問してみたいものである。

はっきり言います。


netgeekの執筆者・腹BLACK、お前は大バカだ!!


当時フジモリ元大統領は日本に滞在しており、たしかに辻元氏はフジモリ氏をペルーに送還ことについて言及しています。しかし、それは当時フジモリ氏に汚職疑惑が浮上し、刑事責任を追及される立場にあったからです。フジモリ氏の日本滞在は実質亡命でした。(2001年9月には殺人罪でも起訴されています) しかし、フジモリ氏は日本国籍を有していたため、亡命とか滞在許可とかなしに、普通に日本国民として日本で暮らすことが認められたわけです。


その後、辻元氏が質問主意書で指摘した通り、ペルーは日本に再三にわたりフジモリ氏の身柄引き渡しを要求するようになるのですが、日本政府は、フジモリ氏が日本国籍者であることを理由に身柄引き渡しを拒否するのです。


辻元氏は、フジモリ氏が刑事訴追の対象になっているので、ペルー政府からの要請があれば引き渡すべきだ、日本国籍保有を理由に引き渡しを拒否するのはおかしい、と述べているのですが、netgeekはフジモリ氏の刑事訴追には一切言及せず、二重国籍自体を問題視しているかのような解説をつけています。

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「ペルーに送り返す」というのは、フジモリ氏がペルーで刑事訴追を受けて、身柄引き渡しが要求される可能性がある(事実、この質問主意書が出た後に身柄引き渡し要求がなされている)からこそなのですが、なぜかnetgeekは、日本生まれ日本育ちで台湾から身柄引き渡し要求などあるわけもない蓮舫を「台湾に送り返さなくていいのか」と述べます。一体どういう捻じれた発想をすればこんな発言になるのか、netgeek執筆者に直接質問してみたいものです。

一人で脳内で伝言ゲームするnetgeek

まとめますと、辻元氏の

「日本国籍の二重国籍者が外国の公務員になったら日本国籍喪失を宣言できるが、フジモリ元大統領の二重国籍を把握していたのか、把握していたなら日本国籍喪失宣言をしなかったのはなぜか」

という質問が、netgeek記事執筆者・腹BLACKの脳内では、「外国の公務員」という箇所が欠落し、

「二重国籍者からは日本国籍を剥奪すべきだ」

という内容にすり替えられ、

「フジモリ氏は刑事訴追されているのだから、ペルーから要請があれば、フジモリ氏の身柄はペルーに引き渡すべきであり、形式的に日本国籍が残っていることを理由に引き渡しを拒否するべきではない」

という質問が、

「二重国籍者は外国に送り出せ」

という内容にすり替えられるのです。

一人の脳内でこんな伝言ゲームができることに驚かされます。まともに日本語を理解する能力がないのでしょう。


「動物がかわいそうだから、ちゃんと世話することができない人はペットを飼ってはいけない」という発言を、「動物がかわいそうだからペットを飼うことはいけないことだ」とすり替えて伝える。これがnetgeekのやり方です。言葉は悪いですが、バカのバカによるバカのためのサイトと言わざるを得ません。


netgeekも、netgeekを鵜呑みにするような人も、全く信ずるに値しないということを指摘しなければなりません。

↓明らかにnetgeekを鵜呑みにした人。


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