前回、八幡和郎や百田尚樹が夫婦別姓について、基本の「キ」の字もわかっていないという記事を執筆しましたが、その八幡和郎がfacebookでこのブログに言及していました。そして驚きました。八幡和郎は自分の何が批判されているのかも全く理解しなかったのです!



はっきり言って驚愕なんですが、この人、本当に大学で教鞭取ってるんですか? 自分が何を批判されているのか、自分の何が間違いだと言われているのか、根本的に理解できていません。


八幡和郎はこう言います。


>>単に中国や韓国の儒教的な女性蔑視に基づく夫婦別姓のみを認めようというのはいかがなものかと言っているだけなのだが


日本で提言されているのは、同姓でも別姓でも選択できる選択的夫婦別姓であって、「夫婦別姓『のみ』認めよう」なんて主張、誰もしてないから!!!



私は八幡和郎が「夫婦別姓反対論者だ」なんて言って批判してるんじゃなくて、「現在提言されている夫婦別姓」が「中国や韓国のやり方に従う」ものであるという、事実に反した的外れなことを言っていることを批判しているのですが、八幡和郎にはなぜかそれがわからない様子。


八幡和郎は、私の前回の記事を読まずに批判しているか、読んでも理解するだけの知能がなかったかのどっちかとしか思えません。前回の記事で、自分が何を批判されているのか、自分の何が間違いだと言われているのか、全く理解していないのです。

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八幡和郎氏は、もしかしたら忘れてしまっているのかもしれませんが、自身のブログの中で、「現在提案されている夫婦別姓」「いかにも中国や韓国のやり方に従う」ものだと言っています。八幡氏の言う「中国や韓国のやり方」とは、facebookに書いてある通り「儒教的な女性蔑視に基づく夫婦別姓のみを認めよう」というものなわけです。

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八幡氏のブログ


ところが、前回記事で書いた通り、現在日本で提案されているのは、夫婦別姓「のみ」認めようというものではなく、希望すれば夫婦別姓を選択できる、もちろん夫婦同姓も選択できる、「選択的夫婦別姓」です。96年に国の法制審議会が民法の改正案を答申した際に提言されたのも、2015年に最高裁裁判が行われたのも、どちらも選択的夫婦別姓です。


つまり、「現在提案されている夫婦別姓」とは、中国や韓国のやり方とは全く異なるものなのです。同姓も別姓も認めるのですから、「現在日本で提言されている夫婦別姓」が「中国や韓国のやり方に従う」ものでないことは誰の目にも明らかです。(というか、ここで中国や韓国を持ち出してくるという発想自体が、通常の常識人ではありえないだろう) 


夫婦同姓を法的に義務付けているのは世界で日本だけであり、選択的夫婦別姓はむしろワールドスタンダードと言っていいんですが、八幡和郎はその根本をいまだに理解していません。(夫婦同姓の国でも、ほとんどの場合慣習的なもので、法的に規定されてはいない)


~~~追記~~~

読者の方からの指摘で調べてみたら、中国も台湾も現在は選択的夫婦別姓になっていて、同姓でも別姓でも選べるようになっていました。また、子どもの名字も、両親の名字のどちらでも自由に決められるようです。この点でも百田尚樹や八幡和郎は間違えていますね。

~~~~~~~~

私が批判しているのは、八幡和郎が、「現在提案されている夫婦別姓」が、選択的夫婦別姓ではなく、「夫婦別姓のみを認めよう」というものだと間違えて議論をしているところなのですが、八幡和郎は、なぜかいまだにそこが理解できていないのです。なんでこんなことが理解できないの?


八幡和郎は、この根本の根本を間違えたまま議論を進めるので、完全に明後日の方向を向いたバカなことしか言えません。


>>中国や韓国をまねするのは封建主義の極致に走る事だと思うのだが、こういう輩を私はリベラルでも左翼でもない「中韓国粋主義盲従変態右翼」と呼んでいる。

>>ナチに好意的だった英米仏のバカ知識人とそっくりだ。


バカはお前だ、八幡和郎!!!



そもそも日本で提言されている夫婦別姓は「中国や韓国の真似をする」ものではない、というのが前回記事の内容なのに、そこを無視して、いまだに「現在提言されている夫婦別姓は、中国や韓国の真似をするもの」という勘違いのまま議論を進め、私を「中韓国粋主義盲従変態右翼」にしてしまいました。あまりにも稚拙で幼稚な論理展開。八幡和郎の脳内では、私が中国や韓国を真似しよう、盲従しよう、としていることになってしまいました。現在日本で提言されている選択的夫婦別姓は、中国韓国のやり方とは異なり、欧米と同じタイプのものなのだから、「中韓国粋主義盲従」になるわけがないのに。日本で提言されている夫婦別姓は、中国や韓国は関係ない、全く違うものだっていう単純なことが、どうして理解できないんですかね、この人?


世界を見れば、ドイツはかつて日本と同じように夫婦同姓が義務でしたが、1993年の民法改正で夫婦別姓が認められるようになりました(福島大学教授富田哲)。


タイも、妻は夫の姓を名乗るとされていたのが、2003年に違憲判決が出て、2005年の法改正で、夫婦別姓が認められました(第49回国連婦人の地位委員会タイ代表報告)。


ドイツやタイで実現した夫婦別姓の在り方こそ、現在日本で提言されている選択的夫婦別姓ですので、「日本で現在提言されている夫婦別姓」を「中韓に従う」ことで、それを主張するのは「中韓国粋主義盲従変態右翼」だと言う八幡和郎の論理に従うと、ドイツもタイも、中国や韓国のやり方に従ったことになり、ドイツもタイも「中韓国粋主義盲従変態右翼」ってことになっちゃうんですが、そういうことでいいんですかね、八幡和郎先生?


私は八幡和郎のような人間を、「嫌中韓原理主義妄想変態右翼」と呼ぶことにします。日本で提言されている選択的夫婦別姓は、夫婦別姓「のみ」認める中国や韓国の夫婦別姓とは全く異なるものなのに、中国嫌い、韓国嫌いをこじらせたあまり、基本事項を調べようとせず、「中国や韓国を真似しようという変態だ」と思い込む。完全に妄想の世界に入り込んでいます。


選択的夫婦別姓は、むしろ中国や韓国とは別の道を行くものなのに、それを「中国韓国を盲従している」と妄想し、批判記事を読みもせず、もしくは読んでも理解もせずに、勘違いしたまま批判を繰り返す。こういう輩が、何でもかんでもユダヤ人のせいにして、ナチスの運動を盛り立てたのでしょう。私が「ナチに好意的だった英米のバカ知識人」なら(まあ、この批判は八幡の勘違いに基づいてるんだけど)、八幡和郎はナチそのものでしょう。思い込みで、何でもかんでもユダヤ人のせいにして排撃しようとするナチと根本が同じだと感じます。


結局、八幡和郎という人は、自分が批判している「現在提言されている夫婦別姓」がどういうものかもわかっていなければ、自分を批判している文章で自分の何が批判されているのかも理解できていないわけです。この人については、「わかってない」とか「理解できない」とかと言うより、「知ろうともしていない」「理解しようともしていない」と言う方が正確な気がします。


八幡先生、せめて自分が批判している対象がどういうものであるのか、自分のを批判している文章で自分の何が批判されているかぐらい理解する程度の冷静さと知性くらいは身に着けてから反論されたらいかがですか? もう一回、前回の記事を読んでくださいね~。


(本当なら、八幡氏のfacebookに直接書き込んで、どこどうやってこんな変な勘違いを起こしたのか、直接聞いてみたいものだけれど、残念ながら八幡氏はfacebookのコメント欄を友人に限定している様子。残念である)


(これまでの「夫婦別姓」に関する記事はこちら↓。
 アホな連中が、夫婦別姓を中韓と結びつけ、「先進国はみな夫婦同姓」「夫婦別姓を声高にサブのは朝鮮人」などという、無知と人種差別に基づく大嘘を平気でつく卑怯なやつらがどれだけ大勢いるか、驚かされます。

1ビット脳「夫婦別姓に違憲判決が出た!」←そんな判決出てないよ…。


嫌韓カルト「夫婦別姓は在チョンのためのもの」←外国人はもともと同姓の義務ないよ…

ネトウヨのトップは安倍晋三である。「夫婦別姓は家族解体を目標とする左翼のドグマ」

百田尚樹と八幡和郎の間違えだらけの夫婦別姓批判:中韓を出せば批判になると思ってるネトウヨ思考

~~~~追記~~~~

これでもいまだに「日本で提言されている選択的夫婦別姓は、中国や韓国の夫婦別姓とは何の関係もない別物である」ということを八幡和郎は理解できていないらしい…。どうなってんだ、この人の頭?



「本当に笑える」のはこっちの方、と言いたいけど、こんな無知で幼稚で理解力の欠如した(理解しようという意思さえ欠如した)男が大学教授をやっているという事実は全く笑えない…。

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