ざっくり言うと
  • 「野田中央公園を、当時国交副大臣だった辻元清美が多額の補助金をつけて豊中市に格安で売り渡した」という主張を足立康史は1年間ずっと言い続けていたが、維新の会が、その主張がデマであることを確認。
  • 足立康史自身も、ついに自らの過ちを認めた。

 
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森友学園問題が話題に出ると、「野田中央公園ガー!」と言ってくるアホがゴロゴロいます。森友学園の隣は現在野田中央公園と言うものになっていますが、国有地だったその土地を格安で豊中市に売った、という疑惑(?)です。で、なんかよくわかりませんが、辻元清美がその格安売買を手引きした、という、出所がよくわからない話がネット上では渦巻いています。
辻元清美が国交副大臣だった時に、補助金を出して野田中央公園をたったの2000万円で豊中市に売却したと言うんですが、立憲民主党の説明によれば、補助金は麻生政権時代に決められたことで、辻元清美は関与していないとのこと(辻元清美のHP)。


そもそも、私立学校にゴミの撤去費用という嘘までついて格安で売却した森友問題と、地方自治体である豊中市に、誰もが使える防災公園としての役割を備えた講演にするために補助金を出すのでは、全く違うと思うのですが、とにかくこれにネトウヨは飛びついた。この問題に最もご執心だったのは、ご存知足立康史。2017年3月には国会でこれを取り上げ「野田中央公園こそ疑惑のど真ん中」「辻元清美議員の疑惑をこれからも追及していく」と宣言し、ずいぶんとバカウヨから喝采されたものでした。


ところが、2018年2月5日、足立康史がこの問題を国会で取り上げ、これまでの数々の暴言もあいまって、足立が所属する維新の会は、足立康史を党の役職から更迭し、国会質問も禁止するという処置を発表します。そして、維新の会は、この野田中央公園を辻元清美が補助金出して格安で豊中市に売り渡したという足立康史が1年間続けていた主張を、「事実関係を調べたが、事実ではないと裏取りもできている」とバッサリ切り、デマであることを認めたのでした。(参照


そしてついに、3月21日、足立康史は白旗を上げます。これまで1年間足立が言い続けてきた、辻元清美が野田中央公園に補助金をつけて格安で売り渡したという主張を撤回し、謝罪するとツイートしたのです。

足立康史までもが主張を撤回し謝罪したということで、この「野田中央公園と辻元清美の疑惑」は、デマだということで決着がついたと言っていいでしょう。


まあ、足立康史は「関与の証拠がないため~」と言っているので、まだこの主張にしがみついているのでしょうが。多分、彼は「森友問題も安倍昭恵の関与の証拠はない! お前らも森友学園で昭恵夫人を追及するのはやめろ!」と言いたいんでしょうが、昭恵夫人の場合、秘書が財務省に問い合わせをしていた事実も存在しているわけでして、「関与してないんだったら証人喚問でそういえば?」と思わざるを得ませんけどね。


今後もバカウヨは事実から目をそらし、「野田中央公園ガー」と言い続けるでしょうが、そういうアホにはもうつける薬なしと思うしかないですね。

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