<ざっくり言うと>
  • 参議院の定数6増は、安倍晋三が三選を有利にするための、竹下派へのお土産である。
  • 竹下亘は「自分は合区選出だから、絶対にやってもらいたい」(※「絶対に」を強調)と述べるなど、私欲を隠そうともしない。
  • 世論調査では国民の半数が反対しており、自民党は国民のことなどまるで考えちゃいない。
  • カジノ法案も、国民の6割が反対している。
  • 個別の政策で自民と野党が対立しているものでは、そのほとんどで世論調査で自民案に賛成が集まったことはない。今最も国民を無視している党が自民党である。
  • 信頼できる正当かどうか、「自民党が言っている」と言うことを頭から外して、一度発言内容だけ聞いて判断してみよう。
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本日、自民党は、野党も世論も反対している中、参議院選挙の定員6増を強行採決しました。


19年参院選で改選を迎える合区対象県の現職は、合区導入前の13年参院選の選挙区で当選した自民の現職4人だけ(参照)であり、ゲリマンダーだと批判されています。時事通信の世論調査によれば、今回の6増には49.8%が反対し、賛成は23.3%。さらにJNN世論調査では69%が反対ですので、またもや自民党は国民などお構いなしに、自分たちの私利私欲を押し通したわけです。


安倍晋三は、2012年の解散の際に、「定数削減をする。約束しますよ」と、国会の場で強く断言したのです。国会での約束ですから、国民との約束です。

しかし、その約束は反故にされ、真逆に6増が強行されました。埼玉の2増だけなら「1票の格差」でまだ言い訳が立ちますが、比例の特定枠4増は、全く説明がつきません。


なぜ自民党はそれでもこの6増を押し通そうとしたのか。それは安倍晋三の三選のために他なりません。9月に自民党総裁選がありますが、自民党の派閥の竹下派が、まだ総裁選で誰を応援するかを表明していないのです。


そこで、安倍晋三が竹下派へのお土産として用意したのが、この6増なのです。竹下は、「自分は合区対象となっている県選出なので、絶対にやってほしい」と述べていました。国民のためではなく、自分のためだと言うことを隠そうともしない竹下亘。これが今の自民党です。国民のことなど欠片ほども考えちゃいない。

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今回の6増は、疑いようもなく自民党、特に安倍晋三の私利私欲によるものであり、国民世論も無視した国会私物化以外の何物でもありません。


カジノ法案も、時事通信の世論調査によれば「賛成」22.1%、「反対」61.7%で、圧倒的に反対が多いのですが、それでも自民党は今国会での強行採決を目指しています。


安倍政権を支持する人の中には、「野党は反対ばかり」などと非難する人がいますが、与野党対立の法案では、その多くで国民世論でも「反対」のほうが多いのです。自民党と野党と、どちらが国民の声を聴いているかと言えば、疑いようもなく、間違いなく、野党の方です。今、国会で最も国民の声を聴く気がない政党が自民党です。


今回の合区が、完全に私利私欲(それも安倍晋三の、竹下派へのお土産)であるなど、もう一度そういうことを冷静に見つめなおしてみましょう。自民党が、果たして信頼するに値する正当かどうか。私は、自由民主党こそ、自由と民主主義から最も離れた政党であり、「唯我独尊党」とでも名前を改めるのが筋ではないかと考えています。


一度、「自由民主党」という名前を頭から外して、「どこかの政党が言っていること」として、冷静に判断してみましょう。


「『身を切る改革』と言いながら、国民に消費税増税を押し付けながら、自分たちの政党に有利な定数6増をするよ」


「カジノでいくらぐらいの儲けが出るのか、試算さえないけど、カジノ法案は今国会中に押し通すよ」


もしもこれを、どこぞの野党が言っていても、「その通りだ!」とその党を支持するなら、貴方は本物ですので、自民党を支持し続けてください。


でも、同じことを野党が言っていたと想像して、「何言ってんだ、この糞政党」と思うようでしたら、貴方は「自由民主党」という名前に騙されているだけです。


一度、各党の主張を、「どの党が言っているか」と言うことを頭から消して、素直に聞いてみましょう。其のうえで、自分が信頼できる政党を支持してみましょう。多分、多くの人が、現在の支持政党と随分変わると思います。

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