<ざっくり言うと>
- 柴山昌彦文科大臣、身を呈して他人を助けた人たちを、「国民は自己の権利の主張ばかりするな」というメッセージに利用。
就任一日目から、「教育勅語の現代アレンジを作ることは検討に値する」というとんでもない発言で物議をかもした柴山昌彦文科大臣。教育勅語については以前何度も記事を書いたので、こちらを読んでおいてください。
なお、教育勅語は1948年に、衆参両院で排除と失効の決議がなされていますが、その際に衆議院では教育勅語の根本理念が国民主権と基本的人権の尊重に反していることが確認されて、排除が決議されています。稲田朋美とか柴山昌彦を始めとして、「教育勅語にもいいことが書いてある」とか言ってるやつが大勢いますが、根本理念が国民主権と基本的人権に反しているのですから、アレンジしようが現代教育で使うべき代物でないことは明らかですね。
さて、この柴山、なんと過去にこんな発言をしておりました。
自己の権利を声高に主張する人たちは、身を呈して電車にひかれそうなお年寄りを助けようとした横浜の女性や、震災時に命にかえて最後まで避難放送を続けた南三陸の職員を、どう捉えているのだろう。
— 柴山昌彦 (@shiba_masa) 2013年10月4日
さすがにこれはひどすぎる。政治家以前に人間として酷い。
身を呈して他人を守ろうとした勇敢な人たちを、自己の権利を主張することを批判するために使うって、どれだけ腐ってるんでしょうか、この男は。こういう悲劇や自己犠牲を「国民は権利ばかり主張するな」というメッセージに利用する。ちょっとなかなかできない非道ぶりだとおもいます。
国民が自己の権利を主張することを認めない政治家。自己や災害時の勇気ある行動を、権利抑圧に利用する政治家。
こんな政治家、いりますか?
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コメント
と言うことは、然もありなんな発言と人物。
まあ俺と違って国家一種に受かったくらいだから何とか乗り切ってほしい。
参加者からの、自民党の改憲草案だと、徴兵制も認められうるのか?、との質問に対して、
自民党として現段階で徴兵制が必要という議論は出ていない、
という、質問に対し、正面から答えない態度を取り続けてたな。
憲法上、そもそも、徴兵制を認めないのか否か、ということと、現段階では徴兵制を導入する意思はない、ということでは、レベルの全然違う話なのに。
まとりあえず、義務違反で議員足りえないのだからさっさと辞任してくれ。
勉強できても麻原の空中浮遊信じちゃう馬鹿なオウム信者の幹部と同じか
ひつこいやつのこと言ってるの
ちょっとだけでは言わないよ
馬鹿丸出し。
権利の主張にちょっともしつこいもあるか、ボケ。
自分の持っている権利を「ちょっと」主張するのはいいけど、「ひつこい」のはダメ? お前の脳内では、自分の権利を主張する際に、控えめにちょっとだけ主張して、はねつけられたら大人しく引き下がるのが正しいのか?
自らお上の家畜に成り下がる、肉屋を支持する豚の発言だな。
そして自民党の政治家は「自分達は下々の連中に権利を認めてやっている側だ」という考えがあるからこんな発言が出てくるわけです。
「貴方みたいな他人を批判する為の鉾や自分への批判への盾に使う人よりは、よっぽど評価している事でしょう。個人の権利を認めるって事は個人の意思を認めるという事。自らの意思で他者を助けようという人は義務で助けようという人よりも尊い意志が有る」
と言いますね。