<ざっくり言うと>
  • 棚橋泰文衆議院予算委員会委員長、野党の議事妨害をして、野党から「総理にしっぽを振るポチ」と批判される。
  • 棚橋泰文、「人を人として扱わない発言」と怒る。
  • しかし、棚橋は菅直人や民主党を「粗大ゴミ」「両生類」と呼んだ過去がある。
  • 自分は他人を「粗大ゴミ」とまで呼んでおいて、自分が「ポチ」と非難されたら「人を人として扱わない発言」と怒るのだから、恥知らずとはこのことである。
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本来中立的な立場に立たねばならぬはずの棚橋泰文衆院予算委員長が、名前をゆっくり読み上げたり、野党の発言に対し「ん…? 何を要請するんですか?」「長すぎて理解できません」などと言って質問を繰り返させるなど、露骨に野党の質疑を妨害する前代未聞の驚きの行為に出ました。

質問を理解できないような知能の持ち主ならば自ら国会を去るべきだと思いますが、当然、この卑怯者に野党は激怒。立憲民主党の枝野党首は「総理にしっぽを振るポチ」「恥を知れ」と痛烈に批判しました



しかし、ポチと言われた棚橋泰文はこれに対し。「人を人として扱わない発言をされたことに、大変強い憤りを覚えている」と怒りをあらわにしました


しかし、皆さんご存知でしょうか。この棚橋泰文、2010年11月8日、菅直人に対し、「あなたは存在価値あるんですか、総理大臣として。粗大ごみじゃないですか、これじゃ」と発言していたのです。



さらに、2013年3月19日には、民主党を「両生類」と呼んでいるのです。



自分は他人を「粗大ごみ」「両生類」と呼んでおきながら、自分が「ポチ」と呼ばれたら「人を人として扱わない発言をされたことに、大変強い憤りを覚えている」などと逆ギレするのですから、恥知らずとはまさにこのことですね。


議長が議論妨害に出るとは前代未聞ですが、党首が質問に全く答えず「募ったが募集していない」などと言ってしまう党ですから仕方がないでしょう。議論内容以前に議論をする気さえないのです。


自民党は国民のために政治をしているんじゃないんです。自民党にとって政治とは、国民のためのものでは無く、自分たちのやりたいことを実現する手段でしかなく、自民党にとって議論とは、内容を深めて国民に奉仕するためのではなく、いかに相手をはぐらかすかでしかないのです。


国民の代表が議論を深める場であるはずの国会で、嘘をつき、記録を廃棄し、議論そのものをないがしろにする行為は、国会議員の仕事を破壊しており、国民を愚弄する行為です。今の自民党は、野党をバカにしているのではなく、国民をバカにしているのだと、はっきりと我々は認識しなければなりません。これは思想良心以前の問題であって、右翼だろうが左翼だろうが保守だろうが革新だろうが、安倍政権だけは、何があっても決して支持するべきではないでしょう。これでも安倍政権を支持するのは、泥棒を信頼して預金通帳を預けるようなものでしょう。


ただ、棚橋泰文を「ポチ」と呼んだことは確かに失礼ですね。もちろん、犬に対して。

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