<ざっくり言うと>
  • 安倍政権、文書主義という近代国家の基本を放棄。
  • 安倍政権によって、日本は先進国どころか近代国家でさえないド三流国家に堕ちた。
  • 安倍政権は、支持するとか支持しないとかではなく、近代国家にとって存在してはならない絶対悪である。
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前回、安倍政権が法律を好き勝手に捻じ曲げ、法治主義を破壊したことを記事にした。検察官の定年延長のデタラメを正当化するために、「口頭で決済をとっていた」と後付け説明し、追及を受けたら「口頭決済も正式な決済」ときた。
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検事長の定年延長「口頭決裁も正式な決裁」森法相
2020年2月25日 19時59分

東京高等検察庁の検事長の定年延長をめぐり、法務省が国会に提出した、定年延長が妥当だとする文書について、森法務大臣は、口頭の決裁を経ているとして、正式な決裁の手続きが取られたという認識を示しました。

法務省が国会に提出した、東京高等検察庁の検事長の定年延長が妥当だとする文書について、森法務大臣は、今月20日の衆議院予算委員会で、「必要な決裁は取っている」と答弁しましたが、翌日の予算委員会の理事会で、法務省の担当者は「正式な決裁は取っていない」と述べました。

これについて、森法務大臣は、記者会見で、「文書は、内閣法制局と協議するのにあたって、事務次官まで部内で文書を確認して内容を了解する口頭の決裁を経た」と説明しました。

そのうえで、「決裁には口頭の決裁もあれば文書の決裁もあり、どちらも正式な決裁だと理解している。文書における決裁を取らなければならない場合というのは、決められているわけだが、今回はそれにあたらない」と指摘し、正式な決裁の手続きが取られたという認識を示しました。
もう先進国どころか近代国家じゃない!!


もはや日本は先進国どころ、法治国家、近代国家と名乗る資格さえ失った。口頭で決済をとったら十分だというのだ。文書を残さなくていいのだ。後から確認できなくていいのだ。


もちろん、逮捕状もいらない。「口頭で決済をとった」と言えば、逮捕し放題だ。だって政権の中枢が「文書は要りません」と宣言したのだから。

もちろん、確定申告の領収書もいらない。「領収書はありませんが、必要経費100万円かかりました」と言えば、それで通さないとおかしい。だって政権の中枢が「文書は要りません」と宣言したのだから。

もう文書なんて何にも要らないのだ。口頭で言うだけですべてが済むのだ。だって政権の中枢が「文書は要りません」と宣言したのだから。

公文書改竄を繰り返していたら、ついに日本は公文書を作らないという方向にシフトしたらしい。公文書を作らなければ改竄する必要がないのだから、楽なものだ。これからすべて口頭で「いいよ」と言えばそれがまかり通るのだ。


当然、近代国家の人間として最低限の教養を持つ人間(早い話が自民党以外の人間)は猛反発だ。

公文書は残しません。

残しても改竄します。

公私の区別はつけません。

都合が悪いことは隠します。

バレてもだれも責任取りません。

法律解釈は都合のいいように変えちゃいます。


もはや法治国家でも近代国家でもないド三流国家に堕ちた日本。


こんなド三流国家に誰がした? 言うまでもない。安倍晋三だ。


「サヨクは『アベガー!』ばかり」などと言う奴がいるなら、もう一度はっきり言おう。これで「アベガー!」と言わない方がおかしい!


何度でも言う。安倍政権は、安倍晋三は、日本を先進国から、法治国家や近代国家でさえないド三流国家に堕とした戦後最大最悪の犯罪者だ。


安倍政権は、自民党は、もはや支持するとか支持しないとかではない。民主国家にとって、法治国家にとって、近代国家にとって、存在してはならない絶対悪だ。


もはや安倍政権を支持することは日本を破壊する行為そのものだ。日本を破壊したいのなら、日本を後進国に堕としたいのなら、安倍政権を支持するといいだろう。だが、日本を愛する気持ちがあるのなら、日本に近代国家であってほしいのなら、安倍政権を支持することだけは、天地がひっくり返ってもしてはならない。それは日本を破壊するテロ行為に等しい。

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