<ざっくり言うと>
  • NHK中国語放送の「日本新型冠状病毒肺炎疫情」という見出しは、「『日本コロナ』の現状」という意味だというデマを坂東忠信が流す。
  • 実際の中国語の用例を見てみると、何にもおかしくないことがわかる。
  • 騙されないためには、ネイティブスピーカーの用法をチェックするだけで事足りる。
  • 坂東忠信のような人間を信じてはいけない。
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↑今日のデマゴーグ・坂東忠信
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デマに騙されて国会答弁をする山田宏(62歳)


前回、自民党の山田宏が流した「NHK中国語放送が『日本コロナ』と報道した」というデマについて記事を書きました。「日本新型冠状病毒肺炎疫情」という言葉を、「『日本由来の新型コロナ』の感染状況」という意味だと主張したものです。

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↑デマに騙されて国会答弁する山田宏という62歳児

山田は実際にNHKに問い合わせ、「日本における新型コロナウイルスの感染状況」という意味であったことを認めました。しかし、謝罪も反省もなく、「将来『日本新冠病毒』だけが切り取られる恐れもある」「今後注意しておく」と最後まで自己正当化に努めました。

「自分の中国語解釈はネイティブスピーカーより正しい!」と言い張る人達


しかし、山田が訂正ツイートをした後でも、「NHKの詭弁だ」「『日本における』なら『在日本』と書くはずだ」「『日本コロナ』とわざと広めようとしている」と言い張る山田支持者がゴロゴロいました。 >>中国語を勉強した人ならこれが詭弁である事はすぐ分かります。 >>白紙の状態で読めば日本由来のものに解釈するのが自然です。

こういう思いあがった人たちを論破するのは簡単です。ネイティブスピーカーの用例を見てみればいい。今回の場合は、日本以外の国名で「〇〇新型冠状病毒肺炎疫情」という表現が使われているか見ればいいわけです。


2020年3月12日午後7時現在、Google検索では「日本新冠病毒疫情」は約563,000件ヒットします。

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もしも「日本新冠病毒疫情」という表現が本当に「『日本コロナウイルス』の状況」という意味であるならば、日本以外の国の名前で検索してもほとんどヒットしないはずです。


まずは、「美国(アメリカ)新冠病毒疫情」で検索してみました。すると、272,000件ヒット。ネトウヨさんの脳内では、これら272000件の記事は、「アメリカコロナウイルス」という名称を広めて「新型コロナはアメリカ発祥」というデマを広めようとしているのでしょうか?

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↑ネトウヨさんの脳内では、この記事も「『アメリカコロナウイルス』の状況が悪化した」と書いてあることになるのかな?

次に、現時点で2人しか感染者が出ていない「澳洲(オーストラリア)新冠病毒疫情」で検索してみました。感染者数が少ないこともありヒット数は3200件と少ないですが、これらの記事も「『オーストラリアコロナウイルス』の現状」という記事だと言うんですかね?

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最後に、「"臺灣(台湾)新冠病毒疫情"」で検索してみました。17000件ヒットし、中にはVoice of Americaや、台湾メディアである中国時報も含まれています。

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↑Voice of America

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↑中国時報

ネトウヨさんの主張を採用すると、アメリカメディアや台湾メディアが、新型コロナウイルスを「台湾コロナウイルス」として広めようとしているっていうことになっちゃうんですけど、それでいいんですかね?


もしも「日本新冠病毒疫情」が「日本由来のコロナウイルス」という解釈が普通であるのならば、「美国新冠病毒疫情」「澳洲新冠病毒疫情」「台湾新冠病毒疫情」などではほとんどヒットしなかったはずです。それがこのようにヒットするということは、「『日本新冠病毒疫情』は『日本由来のウイルスの現状』と読むのが普通だ」というネトウヨさんたちの主張は大嘘とはっきりと言えます。


以前も坂東忠信をはじめとしたバカウヨさん達は「パヨクの英語が間違ってるww」と笑いながら自分たちの方が間違っていたことがありました(そういえば今回も発信源は坂東忠信だな)。



この時も、同様の英文の他の使用例を検索したら、坂東忠信らの主張が完全なデマであることは簡単に論破できました。


他にも「Just left」が「よう、左翼」という意味だと拡散した上念司なんかがいましたね。



坂東忠信、上念司、百田尚樹、山田宏など、この手の連中が「この外国語はこういう意味だ」と言って拡散することがしばしばありますが、信じないようにしましょう。本当かどうか知りたいときは、ネイティブスピーカーの使用例を確認しましょう。ネットで検索するだけでも大体そういう表現があるかないかぐらいは確認できます。


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