<ざっくり言うと>
  • 加藤清隆、『アノニマスポスト』の見出しサギに引っ掛かり、朝日新聞記事を読まないで朝日新聞記事を批判する。
  • 評論対象を調べないまま評論をする。それが自称政治評論家・加藤清隆。
  • 加藤清隆という名前を見たら、「あ、デマの人だ」と考えるべき。
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↑今日も安定してデマを吐き続ける加藤清隆
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本当に加藤清隆という男は不思議な人物です。なぜ何にも確認しないままデマが飛ばせるのでしょう?
朝日新聞自体を引用して朝日新聞批判をするならわかりますが、引用元があの有名デマサイト『アノニマスポスト』であるという時点で呆れるほかはありません。評論には正確な情報が必要ですが、加藤清隆が政治評論家を名乗るに値しない人物だと、この時点で伺い知れます。


アノニマスポストは、見出しに「朝日新聞『安倍は黒川の賭け麻雀(※with朝日社員)について説明責任を果たせ!」と書いてあります。果たして朝日新聞は本当にそんなことを言ったのでしょうか?

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(↑アノニマスポスト(魚拓)

実際に『アノニマスポスト』が元ネタとした朝日新聞の記事を見てみましょう。
検察官の定年延長問題、黒川検事長の辞意でも終わらない

 東京高検の黒川弘務検事長が賭けマージャンを新聞記者らとしていたことを認め、関係者に辞意を漏らした。だが、退任が決まっても「政治と検察」をめぐる問題は一件落着とは言えない。黒川氏の定年延長の法的根拠の疑問は残ったまま。今国会での成立を見送った検察庁法改正案への懸念も消えず、政府が説明責任を尽くさなければならない状況は変わらない。
 
 問題の発端は1月31日。安倍内閣は、2月7日の定年退官間際だった黒川氏の定年を半年間、延長することを閣議決定した。検察官の定年延長は初めてで、政府は検察庁法ではなく、国家公務員法の延長規定を適用したと説明した。野党は「政権に近い黒川氏を、検察トップの検事総長に据えるための延長だ」と激しく批判した。(朝日新聞5月21日
はい、どこをどう読んでも「賭けマージャンの説明責任を果たせ」ではなく、「定年延長の法的根拠」や「検察庁法改正案」についての説明責任を尽くさなければならないと言っていますね。


なぜこれで「賭けマージャンの説明責任を果たせ」と読めるのか、全く意味不明ですが、『アノニマスポスト』というサイトは、常にこういうデマばかり吐いています。『アノニマスポスト』という言葉を見た瞬間にデマだと考えてもよいぐらいでしょう。


さて、さらに問題は、この『アノニマスポスト』のデマ記事を鵜呑みにし、実際の朝日新聞の記事を読みもせずに「朝日がー」と言っている加藤清隆です。加藤は「朝日が推した林名古屋高検検事長が昇格するようだし、結果良ければ全て良しか?」などと朝日批判をしていますが、加藤清隆こそ、朝日新聞を批判できれば、後は何でもよいのでしょう。


「まるでコントのようです」などと朝日批判をする加藤ですが、全く存在しない自分の脳内の『朝日新聞記事』を殴っていい気分になっているんですから、これこそコントでしょう。


前から繰り返し言っていますが、加藤清隆という人物は、今回も明らかなように、自分に都合のいい情報であれば、詳しく調べもせずにデマを平然と拡散する人物です。


朝日新聞記事を読まないで朝日新聞記事を批判する加藤清隆。果たして、このような人間が評論家としてまともな活動ができるでしょうか? 評論対象を調べもしないで評論する評論家に、価値などありません。加藤清隆という名前を見たら、「あ、デマの人だ」と思ってください。

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