その田母神氏、ついにこんなことまで言いだしました。

(参照)
【田母神俊雄の大暴言:「サヨクは間違っているからサヨクの逆は正しい」】の続きを読む
日本で北朝鮮や中国の政治体制を好む人はまずいないでしょう。独裁国家で、意見の多様性を認めず、対外強硬姿勢を打ち出す。右翼とか左翼とかに関わらず、ほとんどの人がこれについては同意見であると思います。
もちろん、愛国カルトも中国や北朝鮮が大嫌いです。彼らは日本にいる在日朝鮮人や、日本に興味を持って留学してくる中国人まで敵視するので、その「大嫌い」の度合いは平均よりさらに強いことでしょう。
しかし、彼らの発言を見ていると、彼らの理想の国は北朝鮮であるという気がしてならないのです。
具体的に見ていきましょう。
世の中には、自分に当てはまる言葉で相手を批判する人が大勢います。ネット用語では「ブーメラン」なんて言うそうですが、まあ、そういうことをやったことがない人はほとんどいないと思います。しかし、愛国カルトは思慮が足りないのか、そういう事を非常に頻繁に行います。特に「左翼」に対して、矛盾に満ちた批判をします。
今日の井上太郎の発言がその典型でしょう。
どなたが作った画像かわかりませんが、先日ネットでこのような画像を見ました。
まさにこの通り。ネットで手に入れた怪しげな情報をもとに、皆が知らない「真実」を知ったつもりになるのは危険です。
私はいつもこの手の話でアポロ11号を思い出します。今でも月面着陸は捏造だと思っている人がいますが、常識的に考えて、世界中の研究者がこぞって騙されるはずがないし(もし捏造ならソ連が徹底究明してアメリカをぼろくそ言ってるはず)、仮に捏造だとしても、常識的に考えて世界中の研究者が騙されているようなものを専門家じゃない人が見抜けるはずがないですよね。
「アポロは月に行っていない」
「相対性理論は間違っている」
「マクドナルドは猫の肉を使っている」
もちろんどれも大嘘なのですが、こういうことを聞くと、みんなが知らない真実を知ったようで優越感に浸れるため、ついつい信じてしまう人が後を絶ちません。
「皆は騙されているけど、オレは真実を知っている」
こう思ったとき、騙されているのは十中八九自分の方です。
これを肝に銘じておけば、バカなオカルトや疑似科学、愛国カルトに騙されるのを防げます。
さて、そういう「オレは真実を知っている」という思い込みで、逆に自分が騙されているという直近の例を一つお見せしましょう。
このブログでは繰り返し繰り返し井上太郎の妄言を紹介していますが、彼は自分の脳内で構築された世界と現実世界をごっちゃにするのでたちが悪いです。今回はこんなことを言っていました。
(参照)
以前も言いましたが、愛国カルトは中国や韓国のことを意識するあまり、他の国の状況が目に見えないと言うことがよくあります(例)。中韓しか見えず、他国と比較することもなく中韓だけが特別だと思い込むのです。
具体的例を一つ上げましょう。小学校の国語の教科書で韓国の原作(正確には在日朝鮮人の原作)の物語が載っていることを問題視する声に、多数の賛同者がいました。
愛国カルトから重鎮のように扱われている井上太郎は、誰にでもすぐわかるようなデマを吐きます。数日前は、こんなデマを飛ばしていました。
(参照)
今回は、愛国カルトにかかわらず、嘘つきに騙されないための重要なポイントをご紹介します。「確証バイアス」です。
確証バイアスとは、個人の先入観に基づいて他者を観察し、自分に都合のいい情報だけを集めて、それにより自己の先入観を補強するという現象(wiki)のことです。
例えば、迷信深い人が、黒猫を見たとします。その日何か不幸なことがあったら、「黒猫を見たせいだ」と思い込んでしまうようなものが確証バイアスです。実際には黒猫を見ても不幸な目に合わなかった日や、黒猫を見てないのに不幸な目にあった日もあるはずなのですが、「黒猫」=「不幸」という概念が頭にあると、それを補強する情報ばかりが心に残ってしまうわけです。
黒猫程度なら大したことはありませんが、これが人種なんかになると、「偏見」や「差別」と呼ばれるようになります。例えば黒人が逮捕されると、白人も同じように逮捕されていても、「やっぱり黒人は怖い」と思ってしまうようなものですね。
愛国カルトの確証バイアスで多いものの一つは、外国人に対する確証バイアスです。特に激しいのが在日韓国朝鮮人に対する確証バイアスで、「凶悪犯罪の殆どは在日韓国朝鮮人によるもの」と思い込んでいる人も世の中にはいるのです。
今回から、愛国カルトの行動1つ1つを紹介すると言うより、愛国カルトに騙されないための防御法を考えていきたいと思います。今回は、愛国カルトの拡大解釈や独善的決めつけから身を守る方法の1つを取り上げます。
実は愛国カルトは「反日」を求めています。どういうことかと言いますと、彼らが愛国者としてまとまるためには、叩くべき「敵」が必要なのです。自分たちに同意するもの以外を「左翼」とか「反日」とかに認定することで、自分たちの「愛国心」を確認し、結束を強めるわけです。その結果、次々と「反日」に認定してしまうので、ネット上の魔女狩りと言っても過言ではないでしょう。
その一例を取り上げてみましょう。
2ちゃんねるまとめサイトでよく見られるのが、センセーショナルな見出しをつけて印象操作を施し、別段反日デモ何でもないものを反日に認定してしまうことです。例えば、「あじあにゅーす2ちゃんねる」というサイトに、こんな記事が載っています。
【韓国船沈没】
テレ朝、日本に賠償させたくてウズウズwwwww
【日本が全責任を負うべき】とクソ報道開始!!!!
予想を裏切らないテレ朝ってホント凄いなwwwwwww
井上太郎が「ネトウヨ」と言われることに反応しています。もしかしたら、このブログを見たのかもしれません。
(↑ネトウヨと呼ばれることを気にしている?)
どうも「ネトウヨ」という言葉に嫌悪感がある人もいるみたいなので、このサイトでは今後「愛国カルト」と呼ぶことにしました。このブログにおける「愛国カルト」の定義は、「愛国心」を免罪符に、デマや妄想、言いがかりなどを通じて、保守的または排他的な言説を流布する人としています。井上太郎はネットにおける「愛国カルト」の代表ですし、田母神俊雄氏は現実世界における「愛国カルト」の代表であります。ただの保守と異なり、「日本国のため正しいと思う事」であればデマを平気でまき散らすのが愛国カルトです。
それにしても、井上太郎は本当に日本語が下手ですね。何を言っているのかよくわからないことが実に多い。
>>ネトウヨと言われる言葉の世界にあるツイート
うーん、良くわからん。
そんな日本語を書くのが下手くそな井上太郎は、日本語を読むのも下手くそみたいです。引用さえまともにできない奴を信じてはいけないという例をお見せしましょう。
毎日嘘とデマばっかりの井上太郎は、今日はアホな勘違いをしています。
(参照)
無知な人は、自分の中途半端な知識を無理に組み合わせてわけのわからないことを言います。
例えば、日本プロ野球に「沢村賞」というのがありますが、メジャーリーグにも「サイ・ヤング賞」というものがあるため、「沢村賞はサイ・ヤングを真似して作られた」などと言う人がいます。実際には沢村賞は1947年制定で、1956年制定のサイ・ヤング賞より古いです。歴史を調べないとこういうことが起きます。
愛国カルトの代表・井上太郎も、例外ではありません。というより、そんなことばっかりやっています。
(参照)
直近の東京都知事選で、元航空幕僚長の田母神俊雄氏が61万票を獲得して話題を集めました。
田母神氏は所謂「ネトウヨ」と呼ばれる人たちの熱い支持を受けたそうですが、彼が最初に話題なった「『真の近現代史観』懸賞論文」で最優秀藤誠志賞を受賞した彼の論文「日本は侵略国家であったのか」を読むと、「張作霖爆殺がコミンテルンの仕業」であるとか、「ルーズベルトはコミンテルンに操られていた」とか、典型的な陰謀論が書かれていて、しかも参考文献や歴史資料の引用が全然ないため、論文としてはまるで成立していません。「説明と証明の区別がついていない」という好例の一つでしょう。
そもそも、この懸賞論文の選考委員の一人が田母神氏です。言っちゃえばやらせの出来レースですね。
この論文だけでも彼がトンデモさんだということがわかりますが、今回は彼の主に核・原発関連のツイートから、彼がどれだけデタラメで危険な人物であるかをご紹介したいと思います。田母神氏を支持している、または田母神氏の主張をよく知らない人は、是非ともご一読ください。
田母神氏のデタラメで自分勝手な解釈は、彼の発言の随所に見受けられます。例えばこんなことを言っています。
(参照)
このブログでは、井上太郎がどれだけいい加減なデマをばら撒く人間であるかを紹介してきました。彼はツイッターアカウントが@kaminoishi(神の意志)であることからも、彼が「愛国カルト」であることがうかがえます。
今回は、なぜこんなデマしか言わないカルトを信じてしまう人がいるのか検証し、この手の人間に騙されないための方法を考えてみたいと思います。
こんな画像が、日韓W杯の時の画像としてネットで流れています。
しかし、これは捏造画像です。今回はこれについて解説します。
元産経新聞NY支局長山際澄夫氏の、ジャーナリストスピリッツ溢れる名言が飛び出しました。
もと産経新聞NY支局長山際澄夫による、典型的ダブルスタンダード。
ネットでデマを拡散する愛国カルトたち。彼らの言説がいかに妄想や偏見、ダブルスタンダードに満ちたものであるかを暴くことがこのブログの目的です。
「その妄想をぶち殺す!!」
このブログは、世間でいわゆる「ネット右翼」「ネトウヨ」と呼ばれるような人たちのデマを集め、検証し、それらに対して免疫を付けることを目的としたものです。初めてこのサイトを訪れる人は、以下の記事を読んでください。