ネトウヨ界の重鎮、井上太郎。彼の奇行がよくわかるツイートをご紹介しましょう。例の『アンネの日記』破損事件。井上太郎はこのことに強い関心を持っており、例に漏れず犯人を在日扱いしていました。この事件で、犯人を根拠なく在日扱いした人間は実にたくさんおり、それはまた今度触れたいと思いますが、井上氏のツイートは実に面白い。彼の妄想ぶりがよくわかります。
事件が明るみに出たのが2014年2月。彼のこの事件に関する最初のツイートは2月25日。

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彼が「左利き」と言っている根拠は全然わかりません。おそらくいつもの知ったかぶりの妄想でしょう。
この最初のツイートで「過去の事例からして」「日本人の感性とは思えません」と言っています。「過去の事例」とは何を指しているのでしょう? その直後のツイートがこちら。

ここでいきなり韓国を勝手に連想しています。
ユダヤ系ドイツ人のアンネ・フランクがオランダで書いた日記が日本で破られて、いきなり韓国を連想するというのは私には意味不明なのですが、愛国カルト諸兄はいっつも韓国のことばかり考えているので、何を見ても韓国に見えてしまうのでしょう。
さらに創価学会とかアイリス・チャンとか、どんどん繋げていきます。関係ないものを勝手につなげてしまうのも、井上太郎やネトウヨの得意技です。
(※注:彼が言う「南朝鮮」とは韓国のことです。愛国カルトには韓国を「彼らが嫌がるから」という理由で「南朝鮮」と呼ぶ連中が沢山います。彼らは「日本人が嫌がるから」という理由で「倭国」と言われても怒らないのだろうか?)
ここで彼が言っている「韓国人が世界中の図書館で、地図に東海のシールを貼り歩いた事件」というのは、この動画のことだと思われます。このことは自民党の片山さつき議員も苦言を呈しています(参考)。
確かに彼らがやっていることはまともなことじゃないです。韓国の法律は知りませんが、日本ならおそらく器物破損の罪になるでしょう。
しかし、井上太郎氏は「世界中の図書館で」シールを張り歩いたなどと言っていますが、事実は異なり、彼らは韓国内の図書館でシールを貼っており、「世界中の図書館」を渡り歩いてなどいません。洋書にシールを貼っているので勘違いしたのかもしれませんが、こういう風に「盛る」のも井上太郎のいつもの悪い癖です。
韓国の事例とアンネの事件とじゃ「本を傷つける行為」以上の共通点は見いだせませんし、シールを張るのと本を破くのは全く違うんじゃないかと思うんですが、どういうわけか井上太郎氏には連想が働くようです。こういうアクロバティックな連想は、一般的には「妄想」と呼ばれます。。
その数日後、また井上氏はこの事件についてツイートします。

「左翼や在日がネガキャンをはっている」というのは、ネトウヨのよくやる妄想です。彼らは日本で起きた事件を日本で報道するだけで「日本に対するネガキャン」などと思う妙な癖があります。第一、一体誰が「犯行は日本の右翼組織」などと言ったのでしょうか? 彼はプロフィールに「根拠を示して真実を呟きます」などと書いていますが、実際のところ彼は根拠を全く示してくれないので、さっぱりわかりません。
もしも本当に在日がネガキャンをやるんなら、図書館でアンネの日記を破くなんてそんな回りくどいことをやるわけがありません。目立つところにハーケンクロイツの落書きでもすりゃいい。愛国カルトの脳内では、なぜか在日は異常に回りくどい日本ネガキャンを行うことになってるみたいです。
このあと井上太郎は脳内お花畑な「日本民族性善説」を解き始めます。次回へ続く。
第2回 井上太郎の脳内お花畑な「日本民族性善説」
第3回 「親日でなければユダヤ人に非ず」と言う井上太郎
第4回 警察発表よりもネットの噂を信じる井上太郎

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事件が明るみに出たのが2014年2月。彼のこの事件に関する最初のツイートは2月25日。

彼が「左利き」と言っている根拠は全然わかりません。おそらくいつもの知ったかぶりの妄想でしょう。
この最初のツイートで「過去の事例からして」「日本人の感性とは思えません」と言っています。「過去の事例」とは何を指しているのでしょう? その直後のツイートがこちら。

ここでいきなり韓国を勝手に連想しています。
ユダヤ系ドイツ人のアンネ・フランクがオランダで書いた日記が日本で破られて、いきなり韓国を連想するというのは私には意味不明なのですが、愛国カルト諸兄はいっつも韓国のことばかり考えているので、何を見ても韓国に見えてしまうのでしょう。
さらに創価学会とかアイリス・チャンとか、どんどん繋げていきます。関係ないものを勝手につなげてしまうのも、井上太郎やネトウヨの得意技です。
(※注:彼が言う「南朝鮮」とは韓国のことです。愛国カルトには韓国を「彼らが嫌がるから」という理由で「南朝鮮」と呼ぶ連中が沢山います。彼らは「日本人が嫌がるから」という理由で「倭国」と言われても怒らないのだろうか?)
ここで彼が言っている「韓国人が世界中の図書館で、地図に東海のシールを貼り歩いた事件」というのは、この動画のことだと思われます。このことは自民党の片山さつき議員も苦言を呈しています(参考)。
確かに彼らがやっていることはまともなことじゃないです。韓国の法律は知りませんが、日本ならおそらく器物破損の罪になるでしょう。
しかし、井上太郎氏は「世界中の図書館で」シールを張り歩いたなどと言っていますが、事実は異なり、彼らは韓国内の図書館でシールを貼っており、「世界中の図書館」を渡り歩いてなどいません。洋書にシールを貼っているので勘違いしたのかもしれませんが、こういう風に「盛る」のも井上太郎のいつもの悪い癖です。
韓国の事例とアンネの事件とじゃ「本を傷つける行為」以上の共通点は見いだせませんし、シールを張るのと本を破くのは全く違うんじゃないかと思うんですが、どういうわけか井上太郎氏には連想が働くようです。こういうアクロバティックな連想は、一般的には「妄想」と呼ばれます。。
その数日後、また井上氏はこの事件についてツイートします。

「左翼や在日がネガキャンをはっている」というのは、ネトウヨのよくやる妄想です。彼らは日本で起きた事件を日本で報道するだけで「日本に対するネガキャン」などと思う妙な癖があります。第一、一体誰が「犯行は日本の右翼組織」などと言ったのでしょうか? 彼はプロフィールに「根拠を示して真実を呟きます」などと書いていますが、実際のところ彼は根拠を全く示してくれないので、さっぱりわかりません。
もしも本当に在日がネガキャンをやるんなら、図書館でアンネの日記を破くなんてそんな回りくどいことをやるわけがありません。目立つところにハーケンクロイツの落書きでもすりゃいい。愛国カルトの脳内では、なぜか在日は異常に回りくどい日本ネガキャンを行うことになってるみたいです。
このあと井上太郎は脳内お花畑な「日本民族性善説」を解き始めます。次回へ続く。
第2回 井上太郎の脳内お花畑な「日本民族性善説」
第3回 「親日でなければユダヤ人に非ず」と言う井上太郎
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==愛国カルトに騙されないための心得== |


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コメント
私は中共か中国と呼んでいますが、差別的な華夷思想に基づいた中華の呼び名を嫌う人がいてもおかしくないと思いますけどね。
そこらへんは福沢諭吉も支那と呼んでいたあたり意識していたのでしょう
シナという言葉に差別の意味はないです。福沢諭吉や建国前の孫文などの知識人も使ってました。問題はそれ以外の人が当時の中国に渡った時に現地の人に対して、差別的な意味合いを込めて使っていました。例え、言葉自体に差別の意味がなくても使う人間によってはそういう意味になってしまいます。館山さんのご指摘通り中華思想は他の国を見下す思想ですが、今は国名が中国なのでそこはそう呼ぶしかないですね。それを正当化して、中国は中華思想なのでシナと呼びましょうと言うのはネトウヨの行き過ぎだと思います。日本も明治維新までは他の国を見下すことはなかったと思いますけど、明治時代になってから朝鮮併合や日清戦争と周りの国々を武力で制圧していきました。