(※この記事は連作の第4回です。第1回・第2回・第3回)
これまで3回にわたって、『アンネの日記』事件における井上太郎の妄言や妄想を紹介してきました。しかし、ここからさらにすごいことになります。
3月2日のツイートが実に傑作です。是非ご覧ください。

(参照)
スポンサードリンク
VANKが「世界各地で『図書の破壊』を公言している」などと根拠不明なことがが綴られていますが、それよりもそのあとが驚き。
「男女7人のグループが捜査線上に浮かんでます」!
この時点では、警察は犯人に関してなんの発表もしていません。一体井上太郎はどこからこんな話を持ってきたのでしょう? いったい誰の捜査線上に浮かんでいると言うのでしょう? 彼の脳内の捜査線上としか思えません。
さらに続きます。

(参照)
なんと、その男女7人のうち2つが女性などと、具体的なことを言い始めました。もちろん根拠は不明です。
結果として、皆さんがご存知の通り3月に容疑者の男が逮捕され、その男は動機については「アンネ外かいたものでないのが許せなかった」、共犯者については「いない」と供述しています。この男はおよそ1年にもわたって図書館で『アンネの日記』関連本を破り続けていたと見られています。

(朝日新聞3月14日)

(産経新聞3月16日)
この容疑者に精神疾患の疑いがあり、責任能力がない可能性があるためだと思われますが、未だ名前も顔も発表されておりません。しかし、少なくとも井上太郎が言う「男女7人」説は100%のデマであったわけです。一体彼はどこからこんな妄想を言い始めたのでしょうね。
また、現在のところ公表されている犯人の動機は「『アンネの日記』ゴーストライター説」であり、警察は容疑者の言動から「思想的な背景は薄い」と見ています。

(朝日新聞3月13日)


(毎日新聞3月14日)
容疑者の顔と名前が公表されておらず、詳細についてはまだわからないところがありますが、「日本を貶めるための在日の犯行」などという可能性はほとんどないと言っていいでしょう。
しかし、警察発表後も井上太郎の妄想は終わらなかった!!
なんと、彼は容疑者が逮捕されても、警察発表を無視して独自理論を展開し続けたのです!
容疑者が逮捕された3月13日、このようにツイートつています。

何を言っているんだこいつは!
「日本バッシングをやりたい団体」ってどこだよ。それに今回の事件は朝日新聞だけでなく、どの新聞もテレビも海外のメディアも取り上げているのに、どうして「朝日新聞などの協力」なんて言葉が出てくるのか、全くわけがわかりません。
また、「棄損事件は単独犯では不可能」というのは、いったい何を根拠に言っているのでしょう。いえ、もちろん根拠などありません。彼は何としても反日グループの組織的犯行にしたいのです。日本にはそういう反日グループ(もちろん在日韓国人や朝日新聞関係者で作られたグループ)が存在することにしたいのです。なぜなら、その方が自分の排他田的かつ独善的で偏狭な愛国心が正当化されるからです。
「基地外一人差し出しあとは闇に」という発言から考えると、どうも井上太郎はこの事件の裏に大きな反日組織が存在していることにしたいようです(例えば総連とか民団とかのせいにしたいのでしょう)。もちろん何の根拠もありません。
そして3月17日には、さらに驚きのツイートをしています。

ソースはネットの噂!
ネットの噂をソースにしてしまうことから、彼は真実などどうでもよく、デマだろうが何だろうが、在日を叩ければそれでいいという考えを持っていることが分かります。「犯人はやはり在日」など、何の根拠もない。「単独犯はあり得ず仲間の4人も割れている」など、警察が言ってもいない情報を井上太郎はどうやってつかんだのでしょう? 心の中のリトル井上にでも聞いたのでしょうか。警察よりも事情に詳しい井上太郎!
それに「仲間の4人」って、「男女7人(うち2人は女性)」はどうした!
自分の言ったことを忘れている井上太郎。
「単独犯はあり得ず」と未だに根拠のないことを言い続けている井上太郎。ネットでは「1人で300冊破るなんて無理」という理由で複数犯説をいう人が少なくないようですが、既に触れたように、逮捕された男は1年にもわたって本を破り続けていたとされています。また、彼は2月5日の午前に一つの図書館で23冊の本を破いたとされています。

(毎日新聞)
1日で1つの図書館で20冊破れば、1年で300冊破くなど単独でも十分できる数字です。破られた冊数から「単独犯はあり得ない」などと言うのは、単に「単独犯であってほしくない(反日グループの存在が欲しい)」という希望にすぎません。
さらに井上太郎は、ここで「北朝鮮とバーター」(※「バーター」とは「物々交換」の意味)と言っています。つまり、彼はこの件が北朝鮮(または総連)が行った組織的犯罪であると言いたいのでしょう。妄想ここに極まれりという感じです。もし韓国や北朝鮮が日本を貶めようとするなら、もっと露骨に慰安婦像でも建てるわい。こんなまわりくどい方法するものか。
しかも「北朝鮮と物々交換」と言っているということは、日本政府なり日本警察なりが、北朝鮮とこの件で密約を交わしていると疑っているのです。つまり、井上太郎は、日本が犯人を法律に則って裁かずに超法規的裏取引をしていると言っているのです。冗談のつもりかもしれませんが、この発言こそ日本を侮辱している、最低の日本バッシングですが、井上太郎はその事実に気が付いていない様子。日本警察を不当に冒涜する井上太郎。
ネトウヨはしばしば自分で日本を不当に貶めながら、そのことに気が付いていないのが実に不思議です。
それに、さっき「南朝鮮」(韓国)の犯行を疑っているツイートをしたかと思えば、今回は北朝鮮ですか。北か南かはっきりせい! それとも、韓国と北朝鮮が手を組んで日本の図書館で『アンネの日記』を破ったとでも言うのでしょうか(笑)。
そして『アンネ』に関する3月29日の彼の最新ツイート。

(参照)
『アンネ』の事件にマスコミが触れなくなったのは、そりゃあ新情報が出ていないからでしょう。容疑者逮捕後に一体どんなことを言えと言うのやら。しかも「警察が秘匿」って、何を秘匿していると。連行現場は別に秘匿しようとなんかしてないでしょ。
この2月27日のツイートで、韓国の関与を疑いながら、警察に「厳正な捜査を期待します」と言っています。

ところが、実際に逮捕された男は北朝鮮とも韓国とも関係ない単独犯の雰囲気。すると彼は警察が「北朝鮮とバーター」しているとか、真実を「秘匿」しているとか、根拠のない警察批判に回りました。
つまり、彼は彼が望む結果が得られなかったので、そんなのは「厳格な捜査」をしたとは認めないのです。結論ありきで、求める結論以外はあたかも捏造されたものかのように考えるのです。結論ありきの議論しかできない井上太郎。
しかも、「どこも触れなくなりました」と言いながら、「朝日・毎日などがほとんど報道しない」と、一つのツイートの中で矛盾する発言。どこも触れていないなら、朝日や毎日関係ないだろ!
さらに言えば、「朝日・毎日がほとんど報道しない」というのは嘘です。
容疑者が逮捕された3月13日以降、朝日新聞デジタル版では『アンネの日記』を含む記事が13件(参照)。毎日新聞21件(参照)。産経新聞は20件(参照)。読売新聞は3件(参照)です。
もちろんデジタル版の記事限定ですし、扱いの大きさなどにバラつきがあるので単純に検索でヒットした件数だけで論じることはできませんが、少なくとも井上太郎が言う「朝日・毎日などがほとんど報道しない」というのが嘘であることは確かです。「どこも触れなくなりました」と言った直後に、朝日と毎日を名指しで批判しているという矛盾から考えても、井上太郎が実際に朝日や毎日の記事を調べてなどいないことは容易に想像がつきます。
マスコミ記事を見ないでマスコミ批判をすると言うのも、愛国カルトがよくやる手法です。
4回にわたって『アンネの日記』事件における井上太郎の妄想・妄言・デマ・捏造ぶりを検証してきましたが、特に今回の「男女7人説」や「仲間4人説」、さらに端々に見受けられる矛盾や論理の飛躍は、彼がどれだけ妄想に取りつかれたおかしな人間であるかを示すには十分すぎるほどのものであると思います。
この記事を読まれた方は、このような妄想には絶対に騙されないよう気を付けてください。次回は、こんなにおかしな妄想ばかり綴る井上太郎を支持する人たちの心理について考察したいと思います。

にほんブログ村 政治 ブログランキングへ
これまで3回にわたって、『アンネの日記』事件における井上太郎の妄言や妄想を紹介してきました。しかし、ここからさらにすごいことになります。
3月2日のツイートが実に傑作です。是非ご覧ください。

(参照)
VANKが「世界各地で『図書の破壊』を公言している」などと根拠不明なことがが綴られていますが、それよりもそのあとが驚き。
「男女7人のグループが捜査線上に浮かんでます」!
この時点では、警察は犯人に関してなんの発表もしていません。一体井上太郎はどこからこんな話を持ってきたのでしょう? いったい誰の捜査線上に浮かんでいると言うのでしょう? 彼の脳内の捜査線上としか思えません。
さらに続きます。

(参照)
なんと、その男女7人のうち2つが女性などと、具体的なことを言い始めました。もちろん根拠は不明です。
結果として、皆さんがご存知の通り3月に容疑者の男が逮捕され、その男は動機については「アンネ外かいたものでないのが許せなかった」、共犯者については「いない」と供述しています。この男はおよそ1年にもわたって図書館で『アンネの日記』関連本を破り続けていたと見られています。

(朝日新聞3月14日)

(産経新聞3月16日)
この容疑者に精神疾患の疑いがあり、責任能力がない可能性があるためだと思われますが、未だ名前も顔も発表されておりません。しかし、少なくとも井上太郎が言う「男女7人」説は100%のデマであったわけです。一体彼はどこからこんな妄想を言い始めたのでしょうね。
また、現在のところ公表されている犯人の動機は「『アンネの日記』ゴーストライター説」であり、警察は容疑者の言動から「思想的な背景は薄い」と見ています。

(朝日新聞3月13日)


(毎日新聞3月14日)
容疑者の顔と名前が公表されておらず、詳細についてはまだわからないところがありますが、「日本を貶めるための在日の犯行」などという可能性はほとんどないと言っていいでしょう。
しかし、警察発表後も井上太郎の妄想は終わらなかった!!
なんと、彼は容疑者が逮捕されても、警察発表を無視して独自理論を展開し続けたのです!
容疑者が逮捕された3月13日、このようにツイートつています。

何を言っているんだこいつは!
「日本バッシングをやりたい団体」ってどこだよ。それに今回の事件は朝日新聞だけでなく、どの新聞もテレビも海外のメディアも取り上げているのに、どうして「朝日新聞などの協力」なんて言葉が出てくるのか、全くわけがわかりません。
また、「棄損事件は単独犯では不可能」というのは、いったい何を根拠に言っているのでしょう。いえ、もちろん根拠などありません。彼は何としても反日グループの組織的犯行にしたいのです。日本にはそういう反日グループ(もちろん在日韓国人や朝日新聞関係者で作られたグループ)が存在することにしたいのです。なぜなら、その方が自分の排他田的かつ独善的で偏狭な愛国心が正当化されるからです。
「基地外一人差し出しあとは闇に」という発言から考えると、どうも井上太郎はこの事件の裏に大きな反日組織が存在していることにしたいようです(例えば総連とか民団とかのせいにしたいのでしょう)。もちろん何の根拠もありません。
そして3月17日には、さらに驚きのツイートをしています。

ソースはネットの噂!
ネットの噂をソースにしてしまうことから、彼は真実などどうでもよく、デマだろうが何だろうが、在日を叩ければそれでいいという考えを持っていることが分かります。「犯人はやはり在日」など、何の根拠もない。「単独犯はあり得ず仲間の4人も割れている」など、警察が言ってもいない情報を井上太郎はどうやってつかんだのでしょう? 心の中のリトル井上にでも聞いたのでしょうか。警察よりも事情に詳しい井上太郎!
それに「仲間の4人」って、「男女7人(うち2人は女性)」はどうした!
自分の言ったことを忘れている井上太郎。
「単独犯はあり得ず」と未だに根拠のないことを言い続けている井上太郎。ネットでは「1人で300冊破るなんて無理」という理由で複数犯説をいう人が少なくないようですが、既に触れたように、逮捕された男は1年にもわたって本を破り続けていたとされています。また、彼は2月5日の午前に一つの図書館で23冊の本を破いたとされています。

(毎日新聞)
1日で1つの図書館で20冊破れば、1年で300冊破くなど単独でも十分できる数字です。破られた冊数から「単独犯はあり得ない」などと言うのは、単に「単独犯であってほしくない(反日グループの存在が欲しい)」という希望にすぎません。
さらに井上太郎は、ここで「北朝鮮とバーター」(※「バーター」とは「物々交換」の意味)と言っています。つまり、彼はこの件が北朝鮮(または総連)が行った組織的犯罪であると言いたいのでしょう。妄想ここに極まれりという感じです。もし韓国や北朝鮮が日本を貶めようとするなら、もっと露骨に慰安婦像でも建てるわい。こんなまわりくどい方法するものか。
しかも「北朝鮮と物々交換」と言っているということは、日本政府なり日本警察なりが、北朝鮮とこの件で密約を交わしていると疑っているのです。つまり、井上太郎は、日本が犯人を法律に則って裁かずに超法規的裏取引をしていると言っているのです。冗談のつもりかもしれませんが、この発言こそ日本を侮辱している、最低の日本バッシングですが、井上太郎はその事実に気が付いていない様子。日本警察を不当に冒涜する井上太郎。
ネトウヨはしばしば自分で日本を不当に貶めながら、そのことに気が付いていないのが実に不思議です。
それに、さっき「南朝鮮」(韓国)の犯行を疑っているツイートをしたかと思えば、今回は北朝鮮ですか。北か南かはっきりせい! それとも、韓国と北朝鮮が手を組んで日本の図書館で『アンネの日記』を破ったとでも言うのでしょうか(笑)。
そして『アンネ』に関する3月29日の彼の最新ツイート。

(参照)
『アンネ』の事件にマスコミが触れなくなったのは、そりゃあ新情報が出ていないからでしょう。容疑者逮捕後に一体どんなことを言えと言うのやら。しかも「警察が秘匿」って、何を秘匿していると。連行現場は別に秘匿しようとなんかしてないでしょ。
この2月27日のツイートで、韓国の関与を疑いながら、警察に「厳正な捜査を期待します」と言っています。

ところが、実際に逮捕された男は北朝鮮とも韓国とも関係ない単独犯の雰囲気。すると彼は警察が「北朝鮮とバーター」しているとか、真実を「秘匿」しているとか、根拠のない警察批判に回りました。
つまり、彼は彼が望む結果が得られなかったので、そんなのは「厳格な捜査」をしたとは認めないのです。結論ありきで、求める結論以外はあたかも捏造されたものかのように考えるのです。結論ありきの議論しかできない井上太郎。
しかも、「どこも触れなくなりました」と言いながら、「朝日・毎日などがほとんど報道しない」と、一つのツイートの中で矛盾する発言。どこも触れていないなら、朝日や毎日関係ないだろ!
さらに言えば、「朝日・毎日がほとんど報道しない」というのは嘘です。
容疑者が逮捕された3月13日以降、朝日新聞デジタル版では『アンネの日記』を含む記事が13件(参照)。毎日新聞21件(参照)。産経新聞は20件(参照)。読売新聞は3件(参照)です。
もちろんデジタル版の記事限定ですし、扱いの大きさなどにバラつきがあるので単純に検索でヒットした件数だけで論じることはできませんが、少なくとも井上太郎が言う「朝日・毎日などがほとんど報道しない」というのが嘘であることは確かです。「どこも触れなくなりました」と言った直後に、朝日と毎日を名指しで批判しているという矛盾から考えても、井上太郎が実際に朝日や毎日の記事を調べてなどいないことは容易に想像がつきます。
マスコミ記事を見ないでマスコミ批判をすると言うのも、愛国カルトがよくやる手法です。
4回にわたって『アンネの日記』事件における井上太郎の妄想・妄言・デマ・捏造ぶりを検証してきましたが、特に今回の「男女7人説」や「仲間4人説」、さらに端々に見受けられる矛盾や論理の飛躍は、彼がどれだけ妄想に取りつかれたおかしな人間であるかを示すには十分すぎるほどのものであると思います。
この記事を読まれた方は、このような妄想には絶対に騙されないよう気を付けてください。次回は、こんなにおかしな妄想ばかり綴る井上太郎を支持する人たちの心理について考察したいと思います。
==愛国カルトに騙されないための心得== |


にほんブログ村 政治 ブログランキングへ
コメント