前回「センター試験韓国語は在日特権か、ただの言いがかりか」という記事でこの問題について9章仕立てで長々と解説しましたが、結局のところ、この表だけで、在日優遇でも何でもないと証明できると思います。
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これは文科省発表の、高校での英語以外の外国語の授業開設校数です(民族学校は入っていません)。

ご覧のとおり、平成23年時点で、中国語、韓国朝鮮語、フランス語、ドイツ語、スペイン語の順番になっています。韓国語がセンター試験に導入されたのは平成14年ですが、平成13年時点で中国語、フランス語、韓国朝鮮語、ドイツ語、スペイン語の順番になっています。

そして2014年現在の、実際の履修者数がこちら。

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参照

中国語22,061人
韓国語11,441人
フランス語8,959人
ドイツ語3,348人


授業開設校数でも履修者数でも、韓国語はフランス語を抜き、英語、中国語に次ぐ第3位です。

つまり、現在センター試験で外国語選択科目に選ばれている英語、中国語、韓国朝鮮語、フランス語、ドイツ語は、高校での履修者数トップ5そのままなのです。

センター試験は日本の高校生が受ける試験です。日本の高校で、英語、中国語、韓国朝鮮語、フランス語、ドイツ語の順番に多く学ばれているのだから、それがそのままセンター試験に採用されているだけのことです。別に韓国朝鮮人優遇で韓国語が選ばれているんじゃなく、日本の高校生の興味関心に従っているだけです。

こういう事実を無視してこれを「在日優遇」だの「在日特権」だの言うのは、単に在日韓国朝鮮人が嫌いだというだけの幼稚な意見にすぎません。

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