「琉球新報」コラムででこのブログが取り上げられたようです。

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どこにもこのブログの名前もURLもありませんが、「愛国カルト」という言葉を用い、「そうした人の発言の矛盾や問題点をまとめたサイトがある」と書かれており、内容を見ると明らかにこのブログに言及していることがわかります。
統計に基づいて内容の誤りを指摘するというのは、このブログの初期からずっと行ってきたことですし、「愛国カルト」に「嫌いなものを中傷するためなら根拠がデマでもいい」という特徴があるのは
目的のためなら証拠捏造! 「韓国は日韓W杯で『FUCK YOU JAPAN』と人文字を作った」?
や
「デマでもOK!」 愛国カルトの本音
で言及しました。「想像力の欠如」については
愛国カルト(ネトウヨ)の根源は思い込みと想像力の欠如
や
中国語・韓国語併記不要論の卑怯な実態と想像力の欠如
で言及しました。
そして、愛国カルトが何かというと「普通の国」とか「普通の日本人」とか、「普通」という言葉を使いたがるという特徴も
「普通の国」って何? 「普通」が大好きなネトウヨの「普通」は普通じゃない
や
デマを吐いても反省ゼロの百田尚樹 ~「普通の日本人」は本当に普通なのか~
などで繰り返し言及してきました。
さて、こちらとしては「琉球新報」に取り上げてもらって嬉しいわけですが、このコラムが大勢の「愛国カルト」たちの目に触れて散々叩かれているようです。そう、あの『保守速報』に紹介されたからです。さて、どんな紹介のされ方をして、どんな風に叩かれたのか見てみましょう。
結論から言うと、愛国カルトたちは「自分たちが何を批判されているかもわからないほど理解力が低い」のだということがよくわかりました。
例えば保守速報では2ちゃんねるのこのような書き込みを取り上げています。



あたかも琉球新報が「軍隊を持つのは異常な国だ」と言ったかのような書き込みがなされていますが、この記事では軍隊を持つだけで「普通の国」ではないとか「異常」とか言ってるわけではなく、「軍隊を持ったり、核兵器を持とうと呼びかけたりする」ことまで含めて「普通の国」と言えるのかと批判しているわけですね。核保有を呼び掛けることまで含めて、「『普通』ではない」という趣旨です。
ところが、保守速報は見出しで「核保有」という言葉を省略しました。

↑『保守速報』でつけられた見出し
「核保有」まで含めると明らかに「普通」ではないので、意図的にオミットしたのでしょう。2ちゃんねるまとめサイトはこのようにタイトルで内容を誤魔化したり改変したりすることが非常に多いですね。
また、
>>軍隊は普通、愛国主義も普通
という書き込みも、内容を理解していません。「愛国カルト」の掲げる「愛国」が名ばかりで、「殊更敵を作って中傷し、他人に痛みを押しつける」ことになっていると批判しているのであって、「愛国心」自体を批判しているのではありませんね。また、本来愛国は「主義」ではないはずです。愛国を「主義」にしているこの書き込み主は、まさにこのコラムが批判しているような「愛国」の仕方をしているのでしょう。
またこの『保守速報』記事に対するツイートも、「普通の国」を強調するものだらけでした。一例としてこんなものがあります。

>>自国を愛さない自虐主義で、
>>軍隊を持たないのが普通の国なら、
>>世界は異常な国だらけだぞ
このような発言は、自分の考える愛国こそが正しい愛国であり、それ以外は「自国を愛さない自虐主義」だと見なしているからできる発言です。「愛国心」自体を批判しているのではなく、そのようなカルト的な「愛国」を批判しているのに、そこを何も理解できていません。
また、「世界は異常な国だらけだぞ」という発言も、「普通の国」が「正しい」という思い込みの枠の中にしかいないから出る発言でしょう。
この「琉球新報」のコラムの基となったと思われる私の記事はこちらですが、私はここで、そもそも「普通の国」という発想自体がおかしいと批判しました。「琉球新報」も「愛国カルト」の考える「普通の国」が普通でないと言っているのであり、その逆が「普通」だと言っているのではありませんね。

↑「普通の国」という発想自体を批判した当ブログの記事
「普通の国」などというのは、自分の考える「あるべき国家像」を「普通の国」と呼んでいるにすぎません。そういう発想自体が批判されているのに、それを理解もせずに「普通」にしがみつく。何が批判されているのかもわからない理解力の無さが、「愛国」を「カルト」にしてしまうのかもしれません。
さらに、このコラムで取り上げられている「世界に誇る海を殺す」とか「平和を求める沖縄の民意」とかは、明らかに辺野古の問題を意味しています。沖縄の民意に反して、サンゴを殺してまで辺野古への基地移転を進める政府を批判しているコラムのはずですが、『保守速報』はこんな的外れな書き込みも取り上げています。




この「侵略と企図」というのも恐らく中国のことを指しているのでしょうが、コラムが全く言及していない中国や韓国を持ち出してきて、あたかも「琉球新報」が中国の膨張主義を肯定しているかのように批判し、「サヨク」が中韓の「お仲間」と言うことにしてしまっています。こういった考えかたも、これまでこのブログで繰り返し批判してきたものです。詳しくはこちらの記事をお読みください。
そしてこういった書き込みを取り上げる『保守速報』。
このブログでは今後もデマを吐き続ける『保守速報』などの愛国カルトに騙される日本人を減らすために努力していきたいと思います。

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統計に基づいて内容の誤りを指摘するというのは、このブログの初期からずっと行ってきたことですし、「愛国カルト」に「嫌いなものを中傷するためなら根拠がデマでもいい」という特徴があるのは
目的のためなら証拠捏造! 「韓国は日韓W杯で『FUCK YOU JAPAN』と人文字を作った」?
や
「デマでもOK!」 愛国カルトの本音
で言及しました。「想像力の欠如」については
愛国カルト(ネトウヨ)の根源は思い込みと想像力の欠如
や
中国語・韓国語併記不要論の卑怯な実態と想像力の欠如
で言及しました。
そして、愛国カルトが何かというと「普通の国」とか「普通の日本人」とか、「普通」という言葉を使いたがるという特徴も
「普通の国」って何? 「普通」が大好きなネトウヨの「普通」は普通じゃない
や
デマを吐いても反省ゼロの百田尚樹 ~「普通の日本人」は本当に普通なのか~
などで繰り返し言及してきました。
さて、こちらとしては「琉球新報」に取り上げてもらって嬉しいわけですが、このコラムが大勢の「愛国カルト」たちの目に触れて散々叩かれているようです。そう、あの『保守速報』に紹介されたからです。さて、どんな紹介のされ方をして、どんな風に叩かれたのか見てみましょう。
結論から言うと、愛国カルトたちは「自分たちが何を批判されているかもわからないほど理解力が低い」のだということがよくわかりました。
例えば保守速報では2ちゃんねるのこのような書き込みを取り上げています。



あたかも琉球新報が「軍隊を持つのは異常な国だ」と言ったかのような書き込みがなされていますが、この記事では軍隊を持つだけで「普通の国」ではないとか「異常」とか言ってるわけではなく、「軍隊を持ったり、核兵器を持とうと呼びかけたりする」ことまで含めて「普通の国」と言えるのかと批判しているわけですね。核保有を呼び掛けることまで含めて、「『普通』ではない」という趣旨です。
ところが、保守速報は見出しで「核保有」という言葉を省略しました。

↑『保守速報』でつけられた見出し
「核保有」まで含めると明らかに「普通」ではないので、意図的にオミットしたのでしょう。2ちゃんねるまとめサイトはこのようにタイトルで内容を誤魔化したり改変したりすることが非常に多いですね。
また、
>>軍隊は普通、愛国主義も普通
という書き込みも、内容を理解していません。「愛国カルト」の掲げる「愛国」が名ばかりで、「殊更敵を作って中傷し、他人に痛みを押しつける」ことになっていると批判しているのであって、「愛国心」自体を批判しているのではありませんね。また、本来愛国は「主義」ではないはずです。愛国を「主義」にしているこの書き込み主は、まさにこのコラムが批判しているような「愛国」の仕方をしているのでしょう。
またこの『保守速報』記事に対するツイートも、「普通の国」を強調するものだらけでした。一例としてこんなものがあります。

>>自国を愛さない自虐主義で、
>>軍隊を持たないのが普通の国なら、
>>世界は異常な国だらけだぞ
このような発言は、自分の考える愛国こそが正しい愛国であり、それ以外は「自国を愛さない自虐主義」だと見なしているからできる発言です。「愛国心」自体を批判しているのではなく、そのようなカルト的な「愛国」を批判しているのに、そこを何も理解できていません。
また、「世界は異常な国だらけだぞ」という発言も、「普通の国」が「正しい」という思い込みの枠の中にしかいないから出る発言でしょう。
この「琉球新報」のコラムの基となったと思われる私の記事はこちらですが、私はここで、そもそも「普通の国」という発想自体がおかしいと批判しました。「琉球新報」も「愛国カルト」の考える「普通の国」が普通でないと言っているのであり、その逆が「普通」だと言っているのではありませんね。

↑「普通の国」という発想自体を批判した当ブログの記事
「普通の国」などというのは、自分の考える「あるべき国家像」を「普通の国」と呼んでいるにすぎません。そういう発想自体が批判されているのに、それを理解もせずに「普通」にしがみつく。何が批判されているのかもわからない理解力の無さが、「愛国」を「カルト」にしてしまうのかもしれません。
さらに、このコラムで取り上げられている「世界に誇る海を殺す」とか「平和を求める沖縄の民意」とかは、明らかに辺野古の問題を意味しています。沖縄の民意に反して、サンゴを殺してまで辺野古への基地移転を進める政府を批判しているコラムのはずですが、『保守速報』はこんな的外れな書き込みも取り上げています。




この「侵略と企図」というのも恐らく中国のことを指しているのでしょうが、コラムが全く言及していない中国や韓国を持ち出してきて、あたかも「琉球新報」が中国の膨張主義を肯定しているかのように批判し、「サヨク」が中韓の「お仲間」と言うことにしてしまっています。こういった考えかたも、これまでこのブログで繰り返し批判してきたものです。詳しくはこちらの記事をお読みください。
そしてこういった書き込みを取り上げる『保守速報』。
このブログでは今後もデマを吐き続ける『保守速報』などの愛国カルトに騙される日本人を減らすために努力していきたいと思います。


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コメント
近年のネット上で保守的な言論を行う人たちの質の低下は著しいですね
昔は自分たちにとって「都合の良い」情報であってもソースが無ければ
信用しないというスタンスの人も割りと多かった気がします
今は都合が良ければデマでも何でも良いという人が多いですね・・・
そのような「愛国カルト」と「保守」を一緒にされたくはないですね
おかゆ様
保守寄りの意見もあってしかるべきで、互いに議論することによって良い方向に進んでいくと思いますが、愛国カルトのせいで「保守」の方も良くないものに見えてしまいます。
これは愛国カルトが一人の朝鮮人を見付けて、在日朝鮮人を批判するようなもので、このような偏見もなくなっていくことが強く望まれますね。
……が、1回目、2回目と同じく管理人は出廷せず、代理人の弁護士のみが出席。
わずか3分での閉廷となったそうです。
保守速報側は自ブログ内で「徹底抗戦する」というポーズを取っているようですが、実際はこの体たらく。
「保守速報の記事にやましいところは何一つない」と主張されているのですから、堂々と出廷して原告側に反論、論破してしまえばいいと思いますがね。
少なくとも、この裁判は民事裁判の殆どを占める家賃滞納とか借金返済とか離婚調停といった、代理人だけで進めるものではないのでしょうから。
とはいえ、「在日特権についてはよく知りません」と代理人を通じて言ってしまっているあたり、ただただ呆れるしかありません。