今日から参議院での審議が始まる共謀罪。政府は「テロ等準備罪」などと呼んでいますが、これがテロ対策などでないことはすでに前回書いたので、共謀罪と呼ぶことにします。
さて、その共謀罪の衆議院での審議で、安倍晋三は、この法案で取り締まりの対象となる組織について、1月の答弁では「そもそも犯罪を目的とした組織でなければ、(処罰対象に)ならない」と述べました。しかし、2月の答弁では、オウム真理教を例に、「そもそもの目的が正常であっても、一変すれば組織的犯罪集団と認める」という述べたため、これについて民進党の山尾志桜里が突っ込みを入れます。「2月の答弁ではオウムは対象だと言っているが、『そもそも犯罪を目的とした組織でなければ対象にならない』という1月の答弁に従うとオウムは対象にならない、矛盾だ」と突いたわけです。
(東京新聞2月18日)
(毎日新聞5月1日)
(スポンサードリンク)
これに対して安倍晋三は、笑いながらこのように答えました。
「念のため辞書で調べてみたら、『そもそも』に『基本的に』という意味があった」と言い、「ぜひ知っておいていただきたい」「もしかして山尾議員はご存じなかったのかもしれませんが」といういい方には、明らかな嘲笑が入っていました。「『そもそも』という言葉に『基本的に』という意味があることを知らないアホな野党議員」をバカにして笑う意図があったのでしょう。
ところが、日本語の意味を知らなかったのは安倍晋三の方であることがすぐに発覚します。毎日新聞が30以上の辞書を、明治時代の『言海』まで調べても、どこにも「基本的に」という意味が書いてある辞書はありませんでした。
(毎日新聞が調べた辞書)
このことを突っ込まれ、質問趣意書が出されると、安倍内閣はなんと「そもそも」には「基本的に」という意味があると閣議決定してしまいます。(※一応補足しておきますと、質問趣意書には閣議決定で答えることになっています)
(日テレニュース24、5月12日)
その論理もなかなかにすさまじく、三省堂の大辞林の「そもそも」の個所に「どだい」という記述があり、「どだい」に「物事の基礎、基本」という意味があったから、「そもそも」に「基本的に」という意味があるというアクロバティックなことを言い出したのです。
滅茶苦茶すぎますね。こんなのがまかり通るなら、。「起こり」を引くと「起源」の他に「原因」とも書いてある。安倍ロジックでいくと、「そもそも」には「原因」という意味があることになってしまいます。そんなバカなことがあってたまるか。
このように、苦し紛れの言い訳をして逃げる安倍晋三。そして、ついに安倍晋三は辞書を引いていなかったことを認めました。
(毎日新聞5月26日)
では、山尾志桜里に言った、「念のために辞書で調べてみた」とはいったい何だったのでしょう。安倍晋三は、辞書を引いてもいないくせに辞書を引いたと虚偽答弁をして、自分の日本語の拙さを棚に上げて、あたかも質問した野党が日本語力がないかのように見せる中傷を行ったわけです。
辞書を引かずに、辞書を引いたと虚偽答弁。
自分が間違ってるのに相手が間違ってるかのように見せかける。
「これはすでに多くの方がご承知の通り」「もしかして山尾議員はご存じなかったのかもしれませんが」と笑いながら嫌味を言う。(しかも、そんなことを「ご承知」の人など、この世に安倍晋三一人だけしかいなかった)
私も一応念のため、三省堂の大辞林で「下衆」という言葉を調べてみました。
間違っていなさそうなので使います。
もう、こんな嘘つきな下衆野郎を総理大臣にしてありがたがるのは、いい加減やめようじゃないか。
この国に、これまでこの男以上に下衆な総理大臣が存在したでしょうか。もうそろそろ、これまでこの男を支持していた人たちも、黒を白だ、赤信号を青信号だと言い張るのはやめて、この男の信じがたいほどの下衆さに気づくべき時期に来ているのではないでしょうか。
(安倍の「ゲス」さについては、作家の北原みのり氏も記事を書いているので、ぜひ読んでもらいたいです)
にほんブログ村 政治 ブログランキング(スポンサードリンク)
さて、その共謀罪の衆議院での審議で、安倍晋三は、この法案で取り締まりの対象となる組織について、1月の答弁では「そもそも犯罪を目的とした組織でなければ、(処罰対象に)ならない」と述べました。しかし、2月の答弁では、オウム真理教を例に、「そもそもの目的が正常であっても、一変すれば組織的犯罪集団と認める」という述べたため、これについて民進党の山尾志桜里が突っ込みを入れます。「2月の答弁ではオウムは対象だと言っているが、『そもそも犯罪を目的とした組織でなければ対象にならない』という1月の答弁に従うとオウムは対象にならない、矛盾だ」と突いたわけです。
(東京新聞2月18日)
(毎日新聞5月1日)
これに対して安倍晋三は、笑いながらこのように答えました。
#kokkai pic.twitter.com/iJbJoDhDnU
— DAPPI (@take_off_dress) 2017年4月19日
「そもそもという意味はですね、調べてみますと…辞書で、念のために辞書で調べてみたんですね。フフフッ。(笑)これは基本的にという意味もあるというのも、是非知っておいていただきたい。これはすでに多くの方がご承知の通りだと思いますが、もしかして山尾議員はご存じなかったのかもしれませんが」
「私は基本的にという意味で使った」
「念のため辞書で調べてみたら、『そもそも』に『基本的に』という意味があった」と言い、「ぜひ知っておいていただきたい」「もしかして山尾議員はご存じなかったのかもしれませんが」といういい方には、明らかな嘲笑が入っていました。「『そもそも』という言葉に『基本的に』という意味があることを知らないアホな野党議員」をバカにして笑う意図があったのでしょう。
ところが、日本語の意味を知らなかったのは安倍晋三の方であることがすぐに発覚します。毎日新聞が30以上の辞書を、明治時代の『言海』まで調べても、どこにも「基本的に」という意味が書いてある辞書はありませんでした。
(毎日新聞が調べた辞書)
このことを突っ込まれ、質問趣意書が出されると、安倍内閣はなんと「そもそも」には「基本的に」という意味があると閣議決定してしまいます。(※一応補足しておきますと、質問趣意書には閣議決定で答えることになっています)
(日テレニュース24、5月12日)
その論理もなかなかにすさまじく、三省堂の大辞林の「そもそも」の個所に「どだい」という記述があり、「どだい」に「物事の基礎、基本」という意味があったから、「そもそも」に「基本的に」という意味があるというアクロバティックなことを言い出したのです。
滅茶苦茶すぎますね。こんなのがまかり通るなら、。「起こり」を引くと「起源」の他に「原因」とも書いてある。安倍ロジックでいくと、「そもそも」には「原因」という意味があることになってしまいます。そんなバカなことがあってたまるか。
このように、苦し紛れの言い訳をして逃げる安倍晋三。そして、ついに安倍晋三は辞書を引いていなかったことを認めました。
(毎日新聞5月26日)
>>安倍晋三首相が引用した「そもそも」の語意について「首相が自ら辞書を引いて意味を調べたものではない」とする答弁書を決定
では、山尾志桜里に言った、「念のために辞書で調べてみた」とはいったい何だったのでしょう。安倍晋三は、辞書を引いてもいないくせに辞書を引いたと虚偽答弁をして、自分の日本語の拙さを棚に上げて、あたかも質問した野党が日本語力がないかのように見せる中傷を行ったわけです。
辞書を引かずに、辞書を引いたと虚偽答弁。
自分が間違ってるのに相手が間違ってるかのように見せかける。
「これはすでに多くの方がご承知の通り」「もしかして山尾議員はご存じなかったのかもしれませんが」と笑いながら嫌味を言う。(しかも、そんなことを「ご承知」の人など、この世に安倍晋三一人だけしかいなかった)
私も一応念のため、三省堂の大辞林で「下衆」という言葉を調べてみました。
げす【下種・下衆・下司】(名詞・形容動詞)
品性が下劣なこと。また、そのような人やさま。 「 -な考え」
間違っていなさそうなので使います。
もう、こんな嘘つきな下衆野郎を総理大臣にしてありがたがるのは、いい加減やめようじゃないか。
この国に、これまでこの男以上に下衆な総理大臣が存在したでしょうか。もうそろそろ、これまでこの男を支持していた人たちも、黒を白だ、赤信号を青信号だと言い張るのはやめて、この男の信じがたいほどの下衆さに気づくべき時期に来ているのではないでしょうか。
(安倍の「ゲス」さについては、作家の北原みのり氏も記事を書いているので、ぜひ読んでもらいたいです)
にほんブログ村 政治 ブログランキング
コメント
「そもそも」には「基本的に」という意味があると閣議決定していまします。 → してしまいます。
↓
自民党「そもそもには基本的という意味がある」
↓
自民党「「そもそも」の語意について「首相が自ら辞書を引いて意味を調べたものではない」
何がしたかったの、この流れ・・・
爆笑した。
安倍もそろそろ終わりが近いな。
安倍と洗脳ウヨマスゴミ。
解体した方がお国のためだと思うわ。
自民の中でもそろそろ堪忍袋の緒が切れる人が出そう。
誤「そもそも犯罪を目的とした組織でなければ、(処罰対象に)ならない」
正「基本的に犯罪を目的とした組織でなければ、(処罰対象に)ならない」
「基本的に」というのはどこにかかってるんでしょうか。「犯罪を目的とした組織」にかかっていたとしたら意味不明なので、「ならない」にかかってるんだと思いますが、2月の答弁では「そもそも」という言葉を「組織の目的」にかけて使用しています。ということは、首相が言いたかったのは「基本的に犯罪を目的とした組織」でなければ「処罰対象にはならない」ということなのでしょう。
基本的に犯罪を目的とした組織。これもまた奇天烈な表現です。例外的ならいいのか。その基本と例外の線は誰がどのようにしてひくのだ。野党は最初からそれが知りたいのです。なのに首相が意味不明な答弁をし、それについて突っ込まれたら「辞書をひいた」などと言い訳し(しかも嘘。最悪)、挙句の果てにはその嘘を閣議決定し、野党の問いには答えず、そうして時間を無駄に使い、「十分に議論はなされた」とうそぶく。
下衆も下衆。根性も下衆なら知能も下衆。誇れるのは家系だけでゲス。
こんな男を首相にしていてはいけないと、心から思います。
親玉がバカだと、信者もそれに習ってバカということなんでしょうかね。
議事録も修正済みなのが納得いきませんね。国会でのやり取りは詳細に克明に原文ママにするのが筋だと思っていましたが。
なんでこんな人間たちに日本語までバカにされなくちゃいけないのかなぁ...。もう悲しすぎる。冒涜が過ぎる。
アベの方がネトウヨに習ったように思います。
相手の突っ込みにはなにも答えず、欠点をあげつらい論点をずらしマウンティング。
ちょっと考えればおかしいことにことに気がつくのですが、数の暴力に頼られると正しいことを言っていても圧倒されてるように端からは見えてしまうんですよね。
自分もこの論法?にやられてネトウヨに染まりかけていたことがあります(恥ずかしい黒歴史です)。
バカらしいですが非常に強力なんですよね。
ネトウヨが勢力を拡大したのは民主党政権下だと個人的には思っているのですが、その背景にはこの論法?があったと思います。
現在の第二次アベ政権では前にもましてこの論法?を使いますが、それはネトウヨを観察して、そこから詭弁の押し通し方を学んだからだと思います。
有象無象がやることなら(いや、許せることではないのですが)まだしも、時の政権がそれをやるとは、呆れを通り越して怒りすら覚えます。
もしかして反対している人は、組織的犯罪集団に所属している人たち?
あなたのような意見はすでにこちらで取り上げ済み。
http://datsuaikokukarutonosusume.blog.jp/archives/1066195134.html
組織的犯罪集団でないのに組織的犯罪集団扱いを受ける可能性があるから反対しているんです。あなたの言っていることは,「治安維持法は治安を維持するためなのに,反対する人は治安を乱したいの?」というのと同じ。
もっと言うと。
この記事はタイトルからも見て取れるように、共謀罪への批判というより安倍さんへの批判が趣旨であり、あなたはそこに何らかの波を心に立ててこの記事を覗いたのだと推測します。で、この記事を書いた人間は共謀罪にどうやら反対意見のようだと思ったのでしょうが、そこで反射的に何の中身もない批判コメントをするのはいただけません。
普通に誠実さを持った人間であれば、
「この記事を書いた人間は共謀罪に反対のようだ」→「なんでだろう」→「おや、一個前に『テロ対策 反対するやつ テロリスト 共謀罪の恐ろしさ』なんて記事があるじゃないか、これを読んでみよう」
というふうに思考が働きます。相手が何故、自分と立場を異にしているのかを知ろうともせず、反射的に批判コメントをするご自分の生き方を反省してみてはいかがでしょう。
<<TVだとやってなかったわ。
お前が偶然見てなかっただけだろアホ。
<<洗脳ウヨマスゴミ
テレビも新聞も報じてるのに何が洗脳だ。バカバカしい。
こうゆうアホがネットで真実を知った(笑)とか言い出すんだよなぁ。
まぁ、こいつの場合は、この記事すらまともに見てないから、救いようがない酷さなんだがな。
田崎史郎や山口敬之みたいなネトウヨリアル版みたいなやつらを出してる反日ウヨマスゴミだぞwwww
ネットもデマは多いが、マスゴミはデマしか流さないしwwwwww
対抗馬である野党が、政策や対案で支持を集め力をつけていかなければ、安部政権の支持率が大幅に下がることは当面なさそうだと感じます。
安倍おろしはまぁいいとして、じゃあ次は誰が首相に相応しいの?どの政党が政権与党に相応しいの?という問題が出てくるわけですから。
>相変わらず安倍政権は高支持率のまま
いつまでゴミクズメディアに騙されてんのよwwwwwwwwwあれは捏造だからさぁwwwwwwwwww
大手のマスゴミは安倍と韓国系の電通に圧力かけられてるから奴等にすり寄らざるをえないんよwwwww
地方の新聞とかみてみな、とっくに9割は不支持だから。
数年前の時点から、不支持90パーセント越えというインパクトのある数字が並んでましたね。
ただそこで疑問なのが、昨年の参院選結果です。数年前から内閣不支持90パーセント超えが『真実の数字』だったのだとしたら、なぜ参院選で自民党が勝ち、野党は議席を減らしたのでしょうか?
実際の選挙結果と噛み合いませんので、私はその地方新聞の数字の方が審議が怪しいと感じます。
そのくせに地方紙を疑う。まさに安倍信者そのものです。
過去に民主党が政権取った際には、同様にその仕組みによって民主党が圧勝したわけですし。
すごく疑問に感じるんですけど、安倍政権にノーを突きつけたいならば、こいつは安倍をヨイショしたぞ、貴様安倍信者か!なんてみみっちいこと細々とやるよりも、野党が力をつけて国民の支持を得ないと無理だと思いますよ。
さらに、改善するためには『現状を正しく認識すること』が必要です。
産経新聞なんかは明らかに自民党贔屓ですけど、それ以外のすべての大手メディアもひっくるめて、政権の傀儡だ!支持率は嘘で、本当は内閣不支持が9割だ!なんて言い続けても、むしろ安倍政権に対するアシストにしかなりません。
だって『全部安倍のせい、安倍の陰謀』なんて言い続けてる間、野党が不味い部分を改善する機会も奪われることになり、改善しない野党に対する国民の支持は上がらないわけですから。
豊後さんの発言と被りますが、それは小選挙区制が原因ではないでしょうか?
おそらく、この制度は、0か100か、みたいな極端な結果になりやすい特徴があると考えられます。
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/touch/20121216/1355630178
支持はしていても、実際には「仕方なく」支持という層が結構多いのは、どのメディアの調査にも出ていますから、今後安倍政権がやり過ぎと感じる人が増えて失速する可能性は案外ありそうだと思っていますよ。
ですから、野党にとってはそういう人たちが狙い目だと思うのです。
『自民党が1番マシだから』なんて言ってる人をよく目にしますが、ならば野党が自民党よりさらにマシになれば必然的に支持がひっくり返りますよね。
その際ですが、『自民党はこんな悪いやつなんだよ』と『相手を落とす』ことばかりに固執しすぎず、野党側が政策や対案により自身の魅力を高める必要があると思います。
私たちはしばしば、論理ではなく、イメージでものごとを判断します。民進党は、そんな国民の「愚かさ」を軽く見積もりすぎているというのが私の評価です。
名前欄でしっかり自己紹介してるからそこの所はいいんじゃないですかw
普通に考えて民進党やらのほかの野党が5割どころかその遥か下だったからでは?
素人の考えですが、ほかに何か理由があったりするんですか?
管理人様が以前に小選挙区制の問題点を挙げていたのでそれ読んで下さい。
貴方が何歳か知りませんが、選挙権を持つ年齢であれば、日本に生きている以上、「素人」なんてことはありえません。知るべきことを知らないのは「素人」ではなく、ただの勉強不足です。勉強してください。
>>普通に考えて民進党やらのほかの野党が5割どころかその遥か下だったからでは?
>>素人の考えですが、ほかに何か理由があったりするんですか?
理由は言うまでもなく選挙制度ですよ。
あのですねえ、与党の得票率が5割ってことは、野党の得票率は全体で同じく5割に達しているんですよ。わかりますか?
ところが、与党は49.5%の得票率で79%の議席を得て、野党は50.5%の得票率で21%の議席しか得られていないんです。これが問題だって言ってるんですよ。
しかも、小選挙区制の死表率はなんと48%。国民の声の半分が議席に反映されていないんです。もしも選挙制度がまともに国民の声を反映するようになっていれば、安倍一強なんてありえなかったんです。
詳しくはこっちに書いておきました。
http://datsuaikokukarutonosusume.blog.jp/archives/1035217301.html
ブログニュースですね。
何を言っても自民党の支持率は
変わらないと思いますよ。
>>変わらないと思いますよ。
これこそまさにこの国の民主主義が機能していない証拠だよなあ。あの漢字もまともに読めない嘘つきのバカにこれだけ好き勝手やられて、それでもあのバカを支持できる人って一体何なの?
それは野党のほうが数が多いから票が分散するからしょうがないのでは?
与党は自民党と公明党の2党ですよね?
対して野党はそれ以外すべての党だと認識してますがあっていますか?
野党といっても党によって思想が分かれるでしょうし、票が分散するのは当たり前だとおもうのですがどうなんでしょう。
例えばりんご、バナナ、梨から1個選ぶとして
梨が40%、バナナ・りんごが30%だったら梨に決まる。
でもバナナ・りんごはそれぞれ違うものだが合わせると60%だから梨になるのはおかしい、という主張であっていますか?
リンクしてくださった先で安保についての世論調査が載っていました。
グラフを見ると否定が多いので調査結果で世論は否定的というのはわかります。
コメントも調査結果を正しいとして、世論は否定的なのに~という感じでした。
それに対して、安部自民の支持率が60%近いという安部肯定の調査結果に対してのコメントはマスコミがコントロールしてるとか、実際の値は違うとか否定的なコメントばかりです。
これにはなにか理由が何かあるのでしょうか?
基本的に世論は与党に対して否定的でマスコミはそれをそのまま報道しているが、たまにコントロールして与党肯定の調査結果をだしているということでしょうか?
また、すべての情報をコントロールしないのはなぜなんでしょうか?
>>でもバナナ・りんごはそれぞれ違うものだが合わせると60%だから梨になるのはおかしい、という主張であっていますか?
ちゃいますがな。
梨が40%、バナナが30%、りんごが30%だったら、それぞれ40%、30%、30%の議席が与えられるべきだと言ってるんですよ。
今は梨が40%、バナナが30%、りんごが30%だったら、議席は梨が100%、バナナとリンゴは0%、というシステムになってるんです。0か100かというのが小選挙区制で、共産党は13.3%の得票を得ているのに、獲得議席はたったの1。議席率0.34%です。おかしいでしょ。
国民の声をまるで反映できていないのが現在のシステムです。自民の圧倒的議席数は、小選挙区制という、このいびつな制度に支えられているんです。中選挙区や大選挙区に戻さない限り、この国の政治は健全にはなりませんよ。
>>安部自民の支持率が60%近いという安部肯定の調査結果に対してのコメントはマスコミがコントロールしてるとか、実際の値は違うとか否定的なコメントばかりです。
少なくとも私個人は、マスコミが嘘のデータを出しているとは思っていません。しかし、個別の案件だと、安保にしろTPPにしろ森友にしろ加計にしろ共謀罪にしろ、どれも否定的意見の方が多いのに、全体となると安倍政権支持が高いというのは、どうしてそんな数字が出るのか、私には全く想像もつきません。
自民と似たような主張してる維新の支持率が伸びないところを見て思うに、「自民の他にいないから」という思い込みが支持の理由でしょうね
しかしそれを根拠に『だから現政権は国民の支持を得ていないのに居座っている』というような捉え方をするのは、曲解や詭弁に当たると思います。
その理由ですが、だって現行の選挙制度において過去、民主や社民党など現野党による連立政権が成立していて、その時に現野党の支持者から『選挙結果がおかしい』なんて声を聞いたことはありませんし、また仮に当時、自民党支持者が同様に選挙制度を根拠に『民主党政権に正当性はない』なんて因縁をつけたとしても、当時の民主政権支持者、現野党の支持者は一生に付したことでしょう。
それを現政権が気にくわないからといって、選挙制度に欠陥があるから認めないとか、本当は国民の支持を得ていないとか延々と都合の良い解釈をするのは端から見て変ですし、説得力ありませんし、なにより野党が力をつけるべきこの時期に、現実逃避して与党をアシストしているようにしか見えません。
今は自民圧勝ですから気にくわないのは分かりますけど、でしたら野党が支持を再び集められるよう力をつけて、またこの小選挙区制において『野党側に有利な結果』が出るようにすれば良いだけではありませんか。
だって総得票数に大差ないはずなのに、一方が大勝する仕組みというのは、過去の民進党政権成立の際に証明されたように、自民党のみにとって有利な仕組みなわけじゃないんですから。
小選挙区制の欠点は、極端な選挙結果が生まれやすいってことと、「議員」を選ぶ必要も「政党」である必要も無くなっちゃうってことかな。党内で意見が一色になるのは一万歩譲っていいとしても、党上層部の汚職腐敗に何も言えなくなるっていうのは好ましくないね
すみません、いまいちよくわからないんですが選挙区を大きくしたとして、その分立候補者をおおく立てるんでしょうか?
その場合結局票は分散するんではないでしょうか?
小さい規模の場合、その地域の住民への人気があれば当選できるかもしれませんが規模を大きくしたらいくら地域に貢献していても無名や人気のない政党は全体で見て無視されてしまう気がしますがどうなんでしょう?
例えば蓮舫氏などは大規模選挙区でやったら苦戦しそうな気がします。
逆に知名度がある安部は有利になりそうです。
管理人氏はほかによい投票方式案があったりするんでしょうか?
もしあるなら教えていただきたいです。
あと比例選挙ってあるじゃないですか。
これの場合割と実際の支持率が反映されそうな気がするんですが、実際こちらだと与党合計より野党合計のほうが多かったんでしょうか?
>>今は自民圧勝ですから気にくわないのは分かりますけど
失礼ながら、そんな幼稚な頭の悪いこと、全くちっとも欠片ほども全然一言たりとも言っていませんけれど。
政権が自民だろうが民主だろうが、国民の意思と議席数にとんでもない乖離があり、5割もの得票が死に票になるこの制度がおかしいって言っているんですが。大政党に有利すぎて、少数派の意見が反映されない制度がおかしいって言ってるんですが。
だから、「小選挙区制において野党側に有利な結果が出るようにすれば良いだけ」なんて、批判、私からしたら意味不明すぎるんですが。自民党が議席を取っているから不満、民進党が議席を取れれば満足、みたいな、幼稚で頭が悪い自分勝手などうしようもない情けない意見、一言たりとも言っていないんですけど。
http://www.sankei.com/politics/news/141125/plt1411250027-n1.html
小選挙区制は、議席が大政党に偏るだけでなく、党内での意見の多様性もなくしました。かつて中選挙区制だった時には、自民党内にも多様な意見があり、自民党員同士が同一選挙区で戦う、ということも多く、自民党の派閥が野党のように機能し、政権の暴走を防いでいました。政権が暴走すれば、自民党内から異論が湧きました。
ところが、小選挙区制では、党執行部に逆らえば公認がもらえず、次の選挙で受かる可能性が一気に小さくなります。なので、現在の自民党は、安倍が何をやろうと、党執行部に全く逆らうことができません。かつての自民党なら、森友や加計のような問題があったら、自民党内から必ず批判が出たはずです。それが出ない自民党の安倍様マンセーの堕落は、小選挙区制がもたらしたものです。これは、何も私個人の分析ではなく、多くの人が指摘している問題点です。
http://toyokeizai.net/articles/-/170984?page=5
以上のような観点から、私は小選挙区制に反対しているのです。貴方の考えるような、「今自民党が強いから気に食わない」「野党に有利になるなら小選挙区制でもいい」なんていう、幼稚でバカな情けないみっともないくだらない頭の悪すぎる腐りきった自分勝手な考え方は持ち合わせておりません。バカにしないでいただきたいですね。
大選挙区というのは「選挙区が大きい(広い)」という意味ではないですよ。
一つの選挙区から複数の当選者が出る選挙区の事です。結果として選挙区が広くなるのは必然と言えますが。
大選挙区:一つの選挙区から複数の当選者が出る。選挙区によって人数は違う。
中選挙区:一つの選挙区から一人または複数の当選者が出る。一人の所も複数の所もある。
小選挙区:一つの選挙区から一人だけ当選者が出る。すべての選挙区で一人。
>その分立候補者をおおく立てるんでしょうか?
>その場合結局票は分散するんではないでしょうか?
はい、複数の候補者を立てれば票は分散します。票が分散しても複数の候補者が当選する自信がある党は、複数の候補者を立てればいいです。そこまでの自信がなければ一人だけでもいいです。別に当選者が三人出る選挙区だからと言って全ての党が三人候補者を立てなければいけないという事はありません。何人立てるかは自由で、それは選挙の戦術の問題です。
失礼ながら、ちょっとぐらい自分で調べたらいかがですか? 貴方が何歳か知りませんが、もしも20を超えているのならば、「素人」なんて言い訳は通用しませんからね。有権者でありながら選挙について知らないってのは、ただの勉強不足ですからね。「素人」じゃなくて、本来玄人であるべきところを勉強してないだけですからね。
>>すみません、いまいちよくわからないんですが選挙区を大きくしたとして、その分立候補者をおおく立てるんでしょうか?
>>その場合結局票は分散するんではないでしょうか?
失礼ながら、中学生レベルの社会科をちゃんと勉強されましたか? 「素人」じゃなくて、中学の時に勉強しなかったんじゃありませんか?
小選挙区では1人しか当選しません。一方、選挙区を広げれば、当然2人、3人と当選します。小選挙区は大政党に圧倒的有利ですが、中選挙区や大選挙区だと、小規模政党も議席を取れる可能性が高まります。この辺は中学校の教科書でも引っ張り出してきてください。
>>小さい規模の場合、その地域の住民への人気があれば当選できるかもしれませんが規模を大きくしたらいくら地域に貢献していても無名や人気のない政党は全体で見て無視されてしまう気がしますがどうなんでしょう?
憲法第43条に「両議院は、全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する」とあるように、そもそも国会議員は地域に貢献するものじゃなくて、全国民を代表するものなので、国会議員に地域に貢献することを求めるのは変だと思いますけどね。
まあ、各地域の声を反映させるということが必要なのは事実なので、それは選挙区の大きさの問題になるわけです。私としては、県単位ぐらいでやっちゃえばいいんじゃないかと思いますけどね。少なくとも一人しか受からない小選挙区制がダメなのは、48%の得票で78%の議席が取れる現状を見れば明らかですわ。
>>これの場合割と実際の支持率が反映されそうな気がするんですが、実際こちらだと与党合計より野党合計のほうが多かったんでしょうか?
あのですね、これぐらいネットですぐに調べられるんだから、自分で検索したらどうですか? 「素人」なんて言ってないで。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC47%E5%9B%9E%E8%A1%86%E8%AD%B0%E9%99%A2%E8%AD%B0%E5%93%A1%E7%B7%8F%E9%81%B8%E6%8C%99#.E5.85.9A.E6.B4.BE.E5.88.A5.E8.AD.B0.E5.B8.AD.E6.95.B0
比例代表において、自公は46.82%の得票率で52.22%の議席を得ています。野党は53.18%の得票率で47.78%の議席。当然ながら、小選挙区制に比べると、ずっと得票率と議席率が近いですね。それでも、野党合計の方が得票が多いのに、与党の方が議席を得てしまっている点は同じですが。
もしも小選挙区制がなく、すべて比例代表制だったとしたら、与党も野党も同じ程度の勢力でせめぎ合いやっていたはずなんですよ。選挙制度次第で状況が全く変わると言うことがわかるでしょう?
少なくとも小選挙区制は最悪です。国民の意思が反映されないだけでなく、派閥の勢力が衰え、自民党の腐敗を招きました。中選挙区制に戻せば、少なくとも安倍一強独裁で、官僚が偉大なる安倍晋三首領様の御心を忖度してマンセーするなんてことはなくなるでしょう。
国会議員は特定の地域の代表ではなく国全体の代表なので、自分の選挙区への貢献度、悪く言えば利益誘導の成果によって当選しているという状態が不健全です。
選挙区一つ当たりの選挙区が広くなるとそういう人物が当選しにくくなる傾向があり、それはむしろメリットです。
>あと比例選挙ってあるじゃないですか。
これの場合割と実際の支持率が反映されそうな気がするんですが、
もし全国区制の比例代表制で全ての議員を選べば各政党の得票率がそのまま議席の獲得率に反映されるので、その通りです。ついでに一票の格差の問題も解決です。
与党が複数候補者を出したら複数当選者でも結局は意味がないのでは?
人気がある政党から複数人だしたら、2人、3人と当選するんですよね?
政党公認も結局、公認が付いた与党候補者を多く出すことで公認がもらえない与党候補者は不利になるのであまり変わらない気がするのですが?
それとも1党から出せる人数に制限がつくんでしょうか?
>もしも小選挙区制がなく、すべて比例代表制だったとしたら、与党も野党も同じ程度の勢力でせめぎ合いやっていたはずなんですよ。選挙制度次第で状況が全く変わると言うことがわかるでしょう?
なるほど、比例代表制にすればある程度は解決できるということですね。
いっそ次はすべて比例代表制がよいのかもしれませんね。
選挙区一つ当たりの選挙区が広くなるとそういう人物が当選しにくくなる傾向があり、それはむしろメリットです。
なるほど。
その人物が見えにくくなる分、所属政党の評判や全体への貢献や批判が反映されやすくなるということですね。
地域で票を集めるみたいなこともやりにくくなりそうでよさそうですね。
本当に、ちょっとぐらい自分で勉強したらどうなんですか? こんなこといちいち説明するの面倒なので「中学の教科書を引っ張り出してください」で済ませたいんですが、ここで説明しないといけませんか? 知らないことよりも、自分で調べようとしないその態度が酷いです。まあ、質問している分、知ろうともしない思考停止のバカウヨに比べたら、何倍もマシなことは確かですが。まずは自分で調べる能力を身に着けて下さい。
>>与党が複数候補者を出したら複数当選者でも結局は意味がないのでは?
>>人気がある政党から複数人だしたら、2人、3人と当選するんですよね?
例えば、こういう状況があるとします
選挙区1…A党100票、B党80票、C党60票
選挙区2…A党70票、B党40票、C党30票
選挙区3…A党50票、B党30票、C党10票
これだと全選挙区でA党が当選し、A党3議席、B党とC党は0議席です。
しかし、これが全部集まって、中選挙区を作ったとします。すると、単純にこのままの候補者・得票数だと仮定したばあい、A党2人、B党1人の当選になり、B党も1人当選者を出すことができます。
また、C党は候補者を複数人出すのをやめて、1人に集約すれば、C党候補者は1人で100票を集めることができますので、その場合、A党1人、B党1人、C党1人が当選という結果を得ることも可能になります。中選挙区の場合、少数政党も議席を得やすくなります。
同時に、政治家個人の実力ではなく、政党の人気で受かるようになります。以前小泉チルドレンの時に、杉村太蔵のような、政治家としての実力の欠片もないアホが当選したことがありましたが、小選挙区制ではああいうことが起きてしまいます。
その辺は池上彰の著作にもあり、こっちのサイトに解説がありましたので読んでおいてください。
http://blog.livedoor.jp/neri9eshi/archives/6493701.html
>>いっそ次はすべて比例代表制がよいのかもしれませんね。
それをやると、それはそれで問題があります。
まずは、無所属では立候補さえできなくなるので問題です。
次に、党執行部の力がこれまで以上に強まります。比例代表名簿の上位に来ないと当選できないとなれば、当然名簿の上位にしてもらうため、党執行部に気に入られる必要が出てきます。結果、党内での執行部の権力がますます強くなり、党内での意見の多様性は失われます。
そして、候補者個人に投票できないとなると、党の人気だけで決まるため、個人の意味はなくなります。個人は自分の選挙公約を立てることもなくなり、単に党執行部の言うことを聞くだけの、自分で頭を使わないアホばかりになってしまいます。
比例代表にも、このようなデメリットが存在します。
小選挙区にも中選挙区にも比例代表にも、それぞれメリットデメリットがあるんですが、私は現在の小選挙区制は、非常に独裁色の強い政府を作るということがはっきりと分かったので、民主主義にとって非常に害悪が大きいと思います。いくらなんでも死に票率5割とか、48%の得票率で78%の議席を得るとか、13%の得票率で議席率0.3%とか、こんなバカなことはさすがにやめてほしいです。
知っています。本当はあんなウヨのツイートを利用したくなかったのですが、他に映像が見当たらなかったので、仕方がなくDAPPIの文章を削除して映像だけ利用しました。
しかし、なぜDAPPIのツイートを利用したとわかったのですか? 映像だけ使って、DAPPIのツイート内容は消しているのに。
変えろとはいっていません