今回の衆議院選挙で、元民進党の山尾志桜里の選挙区愛知7区で無効票率が4.2%あった件について、ネットモブ(ネトウヨ、愛国カルト)たちが「不正だ」と騒ぎました。結論として、そんなのはただの妄想に過ぎなかったわけですが、そのことは前々回記事にしましたので、そちらをご参照ください。

そのときには、上念司をデマの拡散元の一つとして取り上げましたが、やはりネトウヨジャーナリスト西村幸祐もこのデマに乗っかっていました。(西村幸祐は「ネトウヨ」と呼ばれることを異常にいやがりますが、このブログではあえて西村幸祐のことは「ネトウヨジャーナリスト」と呼ぶことにしています。それについてはこちら参照


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前回、無効票率4.2%が全然「異常」でないことは紹介しました。無効票の全国平均は2.68%でしたが、大阪3区は10.22%、東京12区は9.71%もあったのです(参照)。東京14,16,17区も無効票率5%を超えており(参照)、地方でも熊本3区が4.56%、熊本1区が4.27%などがあります(参照)。

愛知7区の無効票率4.2%は、他の選挙区と比べて「異常」でもなんでもないんですが、上念司や西村幸祐は「異常だ」と騒ぎ、それに煽られた苦情電話で選管の業務に支障が出る始末(参照)。

西村幸祐は山尾志桜里の当選について「有権者の民度と知性が疑われる」などと言っていますが、こんなデマに乗っかる西村幸祐や上念司、それに煽られてデマを拡散する連中の方が、よほど民度と知性を疑われるべきでしょう。

ちなみに、今回の件は、山尾志桜里に敗れた鈴木淳司が「不正はない」と声明を出しています。鈴木陣営は「開票作業は他の選挙区と同様の手続きで、立会人のチェックの中で適正に行われました」と述べており、不正だと騒いでいるのはファクトチェックもしないバカだけでした。

曲がりなりにも「ジャーナリスト」のくせに、まともなファクトチェックもしないでデマを拡散する西村幸祐。数字を扱う経済評論家のはずなのに、無効票率が異常かどうかもチェックできない上念司。

西村幸祐とか上念司とかの名前が出てきたら、まずはデマであることを疑いましょう。

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