ざっくり言うと
  • 佐川の証人喚問について、安倍晋三が「証人喚問のやり取りにはコメントしないのが政府の一貫した立場」と発言。
  • しかし、籠池の証人喚問には「真相が解明されず大変残念」「事実と反することが述べられて大変遺憾」さらには「悪意に満ちたもの」とまでコメントしていた。
  • 安倍晋三は、真実などどうでもよく、自分に都合がいいかだけを判断基準としている。この大嘘つきの恥知らずの卑怯者から、日本を取り戻さなければならない。
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本当は今回の記事は、前回の八幡和郎の出鱈目政権擁護の続きのはずだったんですが、八幡和郎のような小物に比べ、安倍晋三、麻生太郎らの大物デマゴーグのほうがよほど問題なので、予定を変更して、先日の証人喚問についての安倍晋三の卑怯なデマを紹介します。


先日の佐川宣寿・前理財局長の証人喚問の後、安倍晋三はこのように述べました。

証人喚問のやり取りは、政府側としてはコメントしないというのが今までの証人喚問についての政府の一貫した立場であります。

国民の皆様のご判断に任せたい。
ところが、去年の籠池泰典の証人喚問の時には、このように述べていました。
刑事訴追の恐れを理由とした証言拒否が繰り返され、真相が明らかにされず、大変残念でありました。
このように、籠池氏の証人喚問の時には、コメントを述べていたのです。これだけではありません。安倍氏は、100万円の寄付について、「密室でのやり取りなど、反証できないことを並べ立て、事実に反することが述べられたことは大変遺憾」とコメントしています。
さらに、籠池証言を「悪意に満ちたもの」とまで批判しているのです。
御覧の通り、「証人喚問のやり取りについてはコメントしないのが政府の一貫した立場」という安倍晋三の説明は完全なる嘘です。


籠池氏の証人喚問の時には、これだけの批判を展開しておきながら、佐川氏の証人喚問の時には「証人喚問のやり取りにはコメントしないのが政府の一貫した立場」という嘘を堂々と吐く安倍晋三。この男からは、嘘をつくということに対して何の抵抗も罪悪感も感じられません。


このブログのコメント欄で、今回の公文書改竄について、
「官僚が首相を完全に信頼しきれなかったのが悪い」
「国の官僚たるもの、首相を完全に信頼すべき」
「寛大な安倍首相を信用しきれないような、クズ官僚が悪い」
などと全く意味不明のコメントをしてきた安倍政権支持者がいましたが(首相を信頼していれば改竄や隠蔽は起きなかったってどういう理屈やねん)、こんな大嘘付きを信頼しろというのが無理でしょう。

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もちろん、首相を信頼しない官僚が悪いのではなく、官僚から信頼されない首相が悪いに決まってます。官僚から信頼されない首相になど、行政を任せてはいけません。


口先でだけ「真相究明」と言いながら、自分に都合がいいかどうかだけでコメントするかしないかを判断し、恥ずかしげもなく嘘に嘘を重ねて逃げとおそうとする安倍自民党に、民主主義国家における存在意義など全くないと言って過言ではないでしょう。これほど卑怯な政権で嘘つきな政権が、いまだかつてあったでしょうか。結局この男は、真実など全くどうでもいいのです。自分に都合がいいか悪いか、判断基準はそれだけです。こんな男に人事権を握られたら、そりゃあ部下は怖がって改竄だって隠蔽だってしてしまいますよ。


「安倍さん以外に誰がいる」と言う人がいまだにいますが、安倍晋三よりも卑怯で嘘つきな政治家を探すほうが困難です(麻生太郎、足立康史、和田政宗、長尾敬などの安倍晋三の腰巾着だけだろう)。こんな平気で嘘を吐く卑怯な男を総理大臣にしておくのは、日本国民全体の恥だと言わざるを得ません。もう、いい加減やめにしましょう。安倍晋三という、平気で嘘を吐く最低の卑怯者から、日本を取り戻さなければなりません。

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