<ざっくり言うと>
  • 坂東忠信先生、百田尚樹先生、そのほか彼らのファンの愛国者様たち、安保法案反対デモの時の「NO WAR NO ABE」を「『戦争しなけりゃ安倍じゃない』という意味になる。英語間違ってるぜ」「7000人も参加して気が付かなかったの?」「アホ丸出し」「これだから反安倍活動家は」「お腹痛いヒーヒー」と笑う。
  • そう、アメリカのデモで「NO WAR NO WARMING」「NO BAN NO WALL」「NO NUKES NO WAR」と言ったプラカードが掲げられることがあるが、これらの英語も全て間違っていてアホ丸出しなのである。流石、日本の愛国者様たちは、英語までアメリカ人以上におできになるのである。いつもネットde真実を次々と発見なさる愛国者様たちの知識は、いつしか英語でもアメリカ人のそれを超えたのだ。
  • 是非とも坂東先生、百田先生ら、日本の愛国者様たちは、アメリカ人に「その英語間違ってるぜ。お腹痛いヒーヒー」と指摘していただきたいものである。
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今から4年も前になりますが、安保法案の時に、このようなデモが行われました。

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スローガンは「NO WAR NO ABE」。もう4年も前のデモなのですが、これが突如ネットの注目を浴びました。あの偉大なる自称元警視庁通訳捜査官の坂東忠信先生が、この間違いを指摘したのです!

流石、警視庁には通訳捜査官なんてポストはないにもかかわらず、通訳捜査官を務められた坂東忠信先生。(坂東先生曰く、「警視庁の通訳職を通訳捜査官と呼ぶ」らしいが、警視庁の通訳センターの人は「そんな呼称は聞いたことがない」とのことである。) 毎度毎度、坂東先生の博識ぶりには恐れ入ります。例えば


・警察の公式データでは外国人犯罪はこの10年減り続けているのに、実は増えていることを知っている!(参照) (じゃあ公表されているデータは何なんだ?)


・警察は在日外国人も含んだ外国人全体の犯罪を公表しているのに、本当は来日外国人犯罪しか公表されていないという秘密を知っている!(参照) (じゃあ公表されてるデータは何なんだ?)


・関東大震災での朝鮮人虐殺は、当時の内務省や現在の内閣府の報告書にも記載されているのに、そんなものは「歴史的裏付けが曖昧な民族自虐」であることを知っている!(参照) (当時の内務省や現在の内閣府は民族自虐を国民に植え付けようとしている反日組織と言うことか?)


・丸山穂高の戦争発言は、実はテレビ朝日が隠し録りしたものだったという、現場にいた誰一人として知らなかった事実を知っている!(参照) (そうなると、テレビ朝日は丸山穂高が問題発言をすることを予知能力で察知していたのだろうか?)


とまあ、外国人犯罪については警察の公式データよりも詳しく、歴史については当時の報告書より詳しく、丸山穂高発言については現場にいた誰よりも詳しい人なのです。素晴らしいですね。当然、彼が「英語が間違っている」と言うのですから、間違っているのでしょう。


この「NO WAR NO ABE」が間違っているもう一つ決定的な証拠があります。あの百田尚樹大先生も、この英語の間違いを指摘しているのです。
何と言っても、百田尚樹先生と言えば、「万葉集は全て大和言葉で書かれている」という、日本中の国語学者が誰も知らなかった万葉集の真実を知っていたり、「中国は1年以内に尖閣に上陸してくる!」という驚愕の事実を3年前に知っていたり(百田先生、まだ攻めてきませんよ)、マイク・ホンダは朝鮮系だという、マイク・ホンダ自身も知らなかった真実を知っていたり(根拠はウィキペディア)する、ものすごく博識な人なのです。


こんな博識な二人が「No War No Abe」は間違っているというのです。そりゃあ、間違っているに決まっています。彼らのファンは、一斉に「No War No Abe」を「間違っている」と笑いました。
そうなのです。「NO ~  NO …」は、「~がなきゃ…じゃない」という意味であり、「~反対! …反対!」の意味で使うのは間違いなのです! それが真の英語なのです!


だから、これらも全て間違っているのです!!!!

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2014年9月21日NYでの温暖化抗議デモ

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2017年1月29日にNYで行われた抗議集会

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2017年4月29日NY

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アメリカの著述家ソニア・ヒューバー


そう! 坂東忠信、百田尚樹、そしてそのファンの愛国者様たちは、アメリカ人よりも英語ができるのです! アメリカ人の英語の方が間違っているのです!!


日本の愛国者様たちは、いつもネットde実に様々な真実を発見します。
教育勅語がアメリカで聖書に次ぐベストセラーになった」という、アメリカ人の誰一人知らないことをネットで知ったり
パラオの国旗は日本の真似」だという、パラオの国旗を実際にデザインした当の本人さえ知らないことをネットで知ったり
欧米の定義では『レイシスト』とは『人種差別で大虐殺をする人』という意味」という、欧米の辞書編纂者の誰一人として知らないことをネットで知ったり
震災時に外国人犯罪が増えた」という、現地の警察さえ知らない犯罪状況をネットで知ったり
二重国籍は逮捕案件である」という、警察も法律の専門家も誰一人として知らないことをネットで知ったり
〇〇事件の犯人は在日だ」という、犯人本人さえ知らない出自をネットで知ったり
朝鮮学校への補助金支給の弁護をするのは犯罪行為で懲戒対象」ということをネットで知って実際に懲戒請求をしてしまうぐらいなのです。


彼らは日々ネットを駆使してSNS2ちゃんねるまとめサイトYouTubeで情報を集めることにより、
外国人犯罪については警察のデータより詳しく、
歴史については歴史の専門家より詳しく、
法律については弁護士や法律家より詳しく、
犯人の民族的出自については犯人本人よりも詳しい
のです。


そして、今回見た通り、英語についてもアメリカ人よりも詳しいのです!


坂東先生や百田先生は、是非ともアメリカ人に「その英語間違ってますよww」と言って見てもらいたいものです。

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