＜ざっくり言うと＞
  • 「桜を見る会」の参加者数について、「鳩山政権時1万人、安倍政権時850人」というデマ情報が出回っている。
  • 鳩山時代の1万人とは参加者全体。安倍政権の850人とは安倍晋三の地元の後援会からの参加者数。
  • 安倍政権下では参加者数が18200人にまで増えた。
  • ＳＮＳ情報を鵜呑みにしてはいけない。
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ここまで頭が悪いデマを取り上げる必要もないかと思ったのですが、どういうわけかこの頭の悪いデマを鵜呑みにして拡散している人が大勢いますので取り上げておきます。


今話題の「桜を見る会」。自民党議員に招待客の割当枠があるなど、公的イベントが自民党支持者接待に使われているとして問題視され、公職選挙法221条に触れるという指摘も出ています。



その「桜を見る会」は吉田茂のころから行われていて、民主党政権下でも行われていたのですが、これについて、以下のような話が出回っています。（※追記：下のツイートは、この記事のアップロード直前に削除されてしまった）

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「この画像がパヨ達に消されまくってます」って何のことやら意味不明ですが（何らかの妄想だろう）、その次の発言が何ともすごいですね。

＞＞【桜を見る会】
＞＞安倍政権時850人
＞＞鳩山政権時1万人


これが現時点で3800回もＲＴされ、リプライにも「そうなんだ！」というものがゴロゴロしていますが、あまりにも頭が悪すぎる！　これを鵜呑みにしている人たちって、どういう思考しているんでしょう…。


報道を少しでも見た人ならお分かりの事と思いますが、安倍政権の850人というのは、「桜を見る会」に招待された山口県の安倍晋三後援会の人たちの人数です。一方、鳩山政権の1万人というのは、参加者全員の人数です。これを比較するってどういう頭してるんでしょう。


そして、参加者全体の人数は、安倍政権では18200人にまで膨れ上がり、費用も安倍政権下で3000万円から5500万円まで増えました。

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（wikipedia「桜を見る会」）



こんなこと、報道を１つでもまともに見ていれば間違えるわけないんですが、どういうわけかネットには「安倍８５０人鳩山１万」と言ってる人がゴロゴロ…。

この人たちの思考、どうなっているんだろう…。世の中に1人や2人ぐらいは間違える奴がいるとしても、数千回もＲＴされるというのは、報道を全く見てもいないのに、自分に都合のいい情報は確かめもせずに飛びつく人が大勢いるということですね。本当にこの連中の頭が理解できない。思考力ってものを全て放棄したとしか思えない。


ＳＮＳで流れてきた情報を鵜呑みにすることは、自分の頭を放棄することと同じだという好例だと思います。都合のいいネット情報にすぐに飛びつくのはもうやめましょう。

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