<ざっくり言うと>
  • 門田隆将、自民党員が逮捕されたのになぜか野党批判。
  • 門田隆将と百田尚樹、「『カジノは不正腐敗の温床になるから禁止しろ』と言うなら『国会議員は不正腐敗の温床になるから国会議員を全部やめさせろ』と言え」と謎の批判。
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自民党の秋元司議員が、中国企業からカジノ関連で賄賂をもらったとして逮捕されました。これについて、門田隆将先生がこのように仰っています。

>>野党が桜を見る会のように勢いがないのは中国との“蜜月関係”が炙り出されたくないから。


 いや、国会が閉会中だからだと思いますよ。


門田先生はご存じないのかもしれませんが、今、国会は閉会中なんですよ。門田先生、一つ賢くなれましたね。


ついでに言っておくと、この逮捕を受けて、立憲民主党は閉会中審査を自民党に申し入れましたが、自民党は拒否しましたからね。

 自民党の森山裕国対委員長は26日、立憲民主党の安住淳国対委員長と国会内で会談し、カジノを含む統合型リゾート(IR)事業に絡む汚職事件をめぐり、野党が要求した閉会中審査に応じない考えを伝えた。代わりに衆院内閣委員会の理事懇談会を年明けに開き、法務省幹部から説明を受けることを提案。両党で具体的な日程を調整する。
 安住氏は閉会中審査に関し「27日に開くべきだ」と重ねて要求したが、森山氏は「準備に時間がかかる」として断った。
 会談後、安住氏は複数の自民党議員らが事件の捜査対象になっていることに触れた上で「これはもうIR疑獄ではないか。それ相応の態勢を組んで本格的な追及を始めたい」と記者団に述べた。
 一方、両氏は来年1月20日召集予定の通常国会に向け、同月10日に与野党の国対委員長会談を開くことで合意した。(時事通信12月26日
中国との癒着で自民党員が逮捕されたのに、野党が中国と癒着しているとして批判する門田隆将。普通に考えれば、捜査が進めば別の自民議員と中国の癒着が出てきそうなものですが。事実、秋元司のほかに、同じく自民党白須賀貴樹勝沼栄明も捜査を受けていますし


自民党員が中国との癒着で逮捕されて、野党が申し入れた閉会中審査を自民党が拒否しているのに、なぜか野党を批判する門田隆将。さすがです。エクストリーム政権擁護とエクストリーム野党批判の見本みたいな人ですね。彼の脳の中で何が起きているのか、私にはさっぱりわかりません。


さらに、カジノ廃止を訴える野党議員に対し、百田尚樹と門田隆将は声をそろえてこう言います。


>>「カジノは不正腐敗の温床になるから禁止しろ」と言うなら「国会議員は不正腐敗の温床になるから国会議員を全部やめさせろ」となぜ言わないのか


意味が分からない……。


「自動車があるから煽り運転が起きるんだから、自動車を全部廃止しろ」
「金なんかあるから賄賂が起きるんだから、金は全部廃止しろ」
「学校はいじめの温床になるから学校を全部廃止しろ」
そんなレベルの反論ですね…。これが反論になっていると思える頭が理解できない。


百田や門田の脳内では、カジノと不正腐敗は関係ないってことになってるんでしょうけど、そりゃあ無理があると思うぞ…。


流石門田隆将先生と百田尚樹先生。常人には理解できない思考を平然とやってのける。そこに呆れる! アホがれる!(※アホがれる…アホすぎて逆に感心してしまうこと)


この門田隆将のツイートに「いいね!」している約1万人の人たちは何を考えているんでしょう?



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