<ざっくり言うと>
  • 公文書を平然と改竄し、突然法解釈を自分の都合のいいように変更する国はもはや法治国家ではない。
  • 「疑惑より先に他に大切なことがある」と言う人がいるが、それは土壌が汚染されたまま「どんな野菜を撒こうか」と議論するのと同じことだ。
  • 「アベガー」「反対ばかり」と揶揄する者もいるが、これで「アベガー!」と怒らない方がおかしい。
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安倍晋三は日本を腐らす戦後最悪のテロリストだ


デマとヘイトに抗うのがこのブログの本来のテーマだが、もうネトウヨのデマ程度とは比べ物にならないレベルで日本を破壊する大嘘つきの卑怯者がいるのだから、黙っていてはいけない。こういう記事は嫌がる人もいるかも知れないけれど、言うべきことは言わなければならない。


はっきり言おう。


安倍政権は日本を腐らすテロリストであり、日本死に残る犯罪集団であり、これでも安倍政権を支持することは、テロリストに金と権力を渡す犯罪行為に等しい。


先日は公文書を改竄しておきながら、「新しい公文書を作成した」と言い切った安倍政権。

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毎日新聞2020年2月14日

公文書から都合の悪いところを改竄して国会に提出し、それが発覚して指摘されたら「新しい公文書を作成したのであって、改竄ではない」と答弁。こんな理屈が通るなら、公文書の改竄はやりたい放題だ。


しかも白塗りにした理由が「誤解を招く懸念から消去した」とである。「誤解を招くから消去」は「都合が悪いから消去」と全くの同義だ。もしもそれが本当に「誤解」なのであれば、質問されたときに「これはこういう意味だ」と誤解を解けばいい。最初から「誤解を招く懸念がある」で情報を隠蔽されては、それが誤解かどうかさえ判断できない。「誤解を招くから公文書を作り変えてもいい」となれば、いかなる公文書ももはや意味を持たない。全部都合のいいように改竄し放題だ。

法治国家でさえなくなった五流国家・安倍日本

公文書改竄という、国家としてあるまじきことをやらかしまくりの安倍政権だが、今度はさらに法の支配を破壊した。菅義偉に近いとされる黒川弘務東京高検検事長の定年延長を閣議決定で決めたのだ。


国家公務員法では政府は国家公務員の定年延長を決めることができるとしているが、1981年に人事院はこの規定は検察官には適用されないと答弁していた。そのことを野党に指摘されると、森雅子法務大臣は、1981年の答弁を「把握していなかった」と認めた。
 立憲民主党の山尾志桜里氏は10日の衆院予算委員会で、黒川弘務東京高検検事長の定年延長は国家公務員法の特例規定に関する過去の国会答弁と矛盾するとして、「違法だ」と指摘した。これに対して森雅子法相は、適法だと答弁して反論した。
 山尾氏は、1981年の衆院内閣委員会で、政府委員が「検察官と大学教官はすでに定年が定められている」として、国家公務員法の定年制は適用されないとの認識を示していたと指摘。「(黒川氏の)人事に法的根拠があったか見直す必要がある」と追及した。
 森氏はこの答弁を把握していなかったと認めたものの、「(国家公務員法の)勤務延長制度の趣旨は検察官にも等しく及ぶ」と主張した。 (時事通信2020年2月10日
さらに、人事院も現在も1981年当時と同じ法解釈を続けていると答弁。完全に安倍政権の矛盾が浮き彫りになった。
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 東京高検検事長の定年延長問題をめぐり、人事院の松尾恵美子・給与局長は12日の衆院予算委員会で、国家公務員法の延長規定が検察官には適用外とした1981年の政府答弁について「現在まで同じ解釈を続けている」と語った。(朝日新聞2月12日
この期に及んでもまだ百田尚樹のようなバカは「安倍政権は無能だが野党の方がもっと無能」などと言っているが、1981年の人事院答弁を把握さえせずに閣議決定を行って矛盾を突っ込まれまくってる奴らと、人事院答弁を調べて矛盾を明らかにした野党と、どっちが無能でどっちが優秀か、比べるまでもないだろう。


安倍政権ほど無能な集団など、戦後日本の政治界に一度だって存在したことはないと断言できる。


ところが、2月13日には、安倍晋三が厚顔無恥にも「1981年の政府解釈は承知していたが、法解釈を変更した」と言い出したのである。
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 東京高検検事長の定年延長問題をめぐり、安倍晋三首相は13日の衆院本会議で、国家公務員法に定める延長規定が検察官には「適用されない」とした政府の従来解釈の存在を認めたうえで、安倍内閣として解釈を変更したことを明言した。時の内閣の都合で立法時の解釈を自由に変更できるとなれば法的安定性が損なわれる恐れがあり、批判が出ることは必至だ。(朝日新聞2020年2月13日
滅茶苦茶だ!


安倍政権が1981年の人事院の答弁を把握さえしていなかったことは2月10日の森雅子の答弁から明らかであって、それだけでも安倍が嘘をついているわけだが、法解釈を政府の都合で好き勝手に変更出来たら、もはや法治国家ではない。


法改正をしたわけでも、新たに法律を作ったわけでもなく、裁判所が判断したわけでもないのに、昨日まで違法だったものが「今日から合法です」となり、昨日まで合法だったものが「今日から違法です」となる。こんなのはもう先進国でも何でもない、三流どころか四流、五流のゴミ国家だ。


安倍晋三という男は、日本を法治国家から四流五流のゴミ国家に堕とし、日本という国自体を破壊する、戦後最低最悪の犯罪者と言わざるを得ない。安倍政権のやっていることは、日本を破壊するテロ行為以外の何物でもない。


支持する・支持しないというのは、ルールが守られている中での話だ。ルールの中で、どんな作戦が良いかを考えるのが本来の筋だが、安倍政権はルールそのものを次々と破壊している。ルールを無視し、都合が悪ければ自分に都合のいいルールに作り替えてしまう。ボールをゴールに運ぶのではなく、ゴールを自分のボールの位置に動かしてしまう。


ルールを守らない者は、支持する支持しないの対象ではない。レッドカードで退場以外あり合えない。

偉大なる安倍首領様の御心のままにすべてが動く安倍マンセー国


さらに、「解釈変更しましたー」という安倍晋三のご都合主義に合わせて、人事院も「解釈変更をしました」「この間の答弁は言い間違いです」と言い出した。閣議決定が法解釈変更の後だった場合、閣議決定は違法行為になるので、「閣議決定前に法解釈変更をしていたんです」と苦しい答弁修正をしたのである。
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 東京高検の黒川弘務検事長の定年延長を巡り、人事院の松尾恵美子給与局長は十九日の衆院予算委員会で、検察官は国家公務員法の定年延長規定の対象外という過去の政府見解を維持しているとした一週間前の答弁を修正した。法解釈の変更を一月中に了承したと説明した。一月末の閣議決定前に法解釈を変えたとする安倍内閣の立場と整合を図るためだ。野党は法解釈の変更は閣議決定の後だったとみて批判を強めた。

松尾氏は、一九八一年当時の人事院幹部が示した法解釈を「現在まで引き継いでいる」とした自身の今月十二日の答弁に関し「一月二十二日に法務省から相談があるまでは引き継いでいたと解していた」と修正。「言い間違えた。(法解釈変更を)隠すつもりはなかった」と釈明した。

 立憲民主党の山尾志桜里氏は、松尾氏が十二日の段階で法解釈の変更を知っていれば「そのように答弁するはずだ」と追及。「その時点で解釈変更はなかった。無理筋の人事を通すために、後付けの解釈変更をするから、答弁修正になった」と語った。

 森雅子法相は一般論と断った上で「今回の解釈を取らなければ(検察官の)定年延長はなし得ない」と述べた。政府の解釈変更が閣議決定の後だった場合、黒川氏の定年延長は違法ということになる。安倍晋三首相は法解釈を変更していたと今月十三日に表明。首相や森氏は、変更は一月末の閣議決定前だったと主張している。 (東京新聞2020年2月20日
偉大なる首領様のお言葉に合わせてすべてが動く。何のチェック機能もなく、偉大なる首領様の御心のままにすべてが決定される。これが独裁国家でなければ何だ?


ネトウヨ連中はこれでも「野党はアベガーばかり」「左翼はアベガー」とか言うのだろうか。はっきり言わせてもらおう。これで「アベガー!」と言わない方がおかしい。 これほどまでに日本を堕落させられて、法治国家から独裁のゴミ国家に落とされて、恥ずかしくないのか。


これで恥ずかしくない、これでも安倍政権を支持しますと言うのならば、それはもうただの奴隷だ。民主国家の国家の主権者などでは決してない。

野菜を植える前に土壌の汚染物質を排除せよ


このような問題よりも「もっと他にやることがあるだろう」などと言う人が少なからずいる。だが、それは土壌が汚染されているのに、その土壌汚染を無視して「どんな野菜を植えようか」と相談するようなものだ。


安倍晋三・安倍政権・自民党という汚染物質によって、日本の政治という土壌は完全に汚染されて尽くしている。公文書改竄は当たり前、お友達依怙贔屓は当たり前、都合の悪いことは隠蔽し、後付けサクサク解釈変更当たり前。もはや法治国家でさえなくなった。


どんな野菜を植えるかの前に、汚染された土壌をそっくりとりかえることは絶対的急務だ。安倍政権という汚染物質を取り除かないことには、いかなる野菜も育たない。育ってもその野菜は汚染されたゴミに過ぎない。真っ先にやるべきことは、安倍晋三・安倍政権・自民党という汚染物質を取り除くことだ。

今「アベガー!」と叫ぶことは民主国家の国民の義務だ


何度でも言うが、安倍晋三・安倍政権・自民党には、政治をしようなんて意思は欠片もない。奴らは政治家なのではないのだ。奴らは自分の欲望を満足させることに政治を手段として利用しているにすぎない。政治は本来国民のためのものだが、安倍政権や自民党にそんなつもりは欠片もない。国民の為ではなく、自分の欲望のために政治を道具にしているにすぎない。


安倍政権は日本の法治主義さえ破壊した、戦後最低最悪のテロリスト犯罪集団である。そして、それを支持することは、もはや日本の歴史に対する犯罪行為に等しい。


日本が法治国家でいられるか、民主国家でいられるかどうかは、今、ここにかかっている。これでも安倍政権を支持することは、日本死に残る犯罪行為を行うということだ。将来の日本人から、民主主義と法治主義を破壊した犯罪者というレッテルを貼られるか、安倍政権という汚染物質を取り除いたまともな判断力を持った人間とみられるか、選択肢は一つしかない。


もう一度言おう。バカはこの期に及んでも「また『アベガー』かよ」などと言うが、そんな中傷を気にしてはいけない。この状況で「アベガー!」と叫ばないことこそ、恥ずべきことである。


日本人として、日本を愛しているなら、日本が独裁国でなく民主国家のままであることを望むのであれば、安倍政権にNOを突き付けることは、もはや日本人の義務と言って過言ではない。


かつてナチスを支持したドイツ人のように、将来の国民から後ろ指さされて非難されるようなことになりたくないのであれば、絶対的にこの政権だけにはNOを突き付けなければならない。

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