<ざっくり言うと>
- 有本香、検察庁法改正案を全く理解していなかったことが発覚。
- 有本香、野党が検察庁法改正案の何に反対しているのかも理解しないまま、的外れな野党批判をして恥を晒す。
- 共産党、有本香にツッコミを入れる。
- 有本香、自分の情弱さを棚に上げ、「今さら言われてもねえ」と言い出す。
- 有本香はジャーナリストを名乗るに全く値しない。

↑本日の無知不勉強情弱似非ジャーナリストのデマゴーグ・有本香
目次
高橋洋一らと全く同じデマを吐く有本香
検察庁法改正案を擁護している人は、なぜか全員全く同じデマを吐きます。何回書いたかもうわからないぐらいになっちゃいましたが、今回の検察庁法改正案には、2つの異なる「定年延長」が含まれています。
A)検察官全員の定年を65歳に引き上げる。(定年引上げ)
B)内閣が必要と認めた場合に、定年を迎えたものでも最長3年間引き続き勤務に当たらせることができる。(勤務延長)
このうち、問題視されているのはBのほうです。Aの方は特に問題視されていませんし、野党も反対していません。ところが、一部に、Aにだけ言及し、野党がAに反対しているかのようにデマを吐き、野党批判と法案擁護を繰り広げている人たちがいます。今のところこのブログで取り上げた中では、高橋洋一、加藤清隆、和田政宗、黒瀬深、長谷川幸洋が、全く同じデマで検察庁法改正案を擁護しています。
今回、そこに有本香が加わりました。
はい、もうみなさんお分かりですね。有本香は、「定年延長」を、「定年引上げ」の意味だけで理解していて、「勤務延長」の方を全く理解していないのです。立憲民主党、共産党は労働者の味方じゃないんだね。国家公務員の定年延長のための法改正が遅れれば、民間への努力義務化なども難しくなる。 今回の浅知恵シナリオを誰が書いたのか知らないが、おそらく世の多くのサラリーマンの苦悩などまったく分からない者の仕業だろう。
— 有本 香 Kaori Arimoto (@arimoto_kaori) May 18, 2020
https://t.co/mYAkl0WOIp
Aには特に立憲民主党も共産党も反対していないのに、「定年延長」の意味をすり替えて「立憲民主党、共産党は労働者の味方じゃないんだね」とデマを吐く有本香。実に卑怯ですね。
共産党にツッコミを入れられる有本香
そしたら、日本共産党が有本香のツイートに突っ込みを入れていました。
>>政府が束ね法案になっている、国家公務員の定年延長と検察庁法改正を切り離せばそれで済む話です。『国家公務員の定年延長のための法改正が遅れれば、民間への努力義務化なども難しくなる』
— 日本共産党⚙🌾 (@jcp_cc) May 19, 2020
→政府が束ね法案になっている、国家公務員の定年延長と検察庁法改正を切り離せばそれで済む話です。
有本さまが総理と会食なさる機会にでもよろしくお伝えください。 https://t.co/a7TluJlqbY
>>有本さまが総理と会食なさる機会にでもよろしくお伝えください。
実に鋭い言葉で華麗なツッコミですね。皮肉が効いてる。
「いまさら言われても」とデマを吐いて自己弁護する不勉強な有本香
当然、有本には共産党以外からもたくさんのツッコミが入れられました。しかし、有本はこう返しました。
>>なぜか、この数分でワラワラと立憲の枝野さんと同じことを言うリプライ急増なぜか、この数分でワラワラと立憲の枝野さんと同じことを言うリプライ急増。「国家公務員の定年延長までは反対してないもん!」というご意見。
— 有本 香 Kaori Arimoto (@arimoto_kaori) May 19, 2020
あ、そう、今さらそれ言ってもねえ、としかお返ししようがないが。 https://t.co/WobpRDOWc8
それ、あまりにも有本香のデマがアホすぎるから、一斉総ツッコミが入っただけなんですが…。
>>あ、そう、今さらそれ言ってもねえ、としかお返ししようがないが。
今さらって、立憲も共産も最初から言ってたのに、有本が不勉強な情弱過ぎて、知らなかっただけですね。この私でさえ、5月11日にこの内容でツッコミ記事を書いています。法案に反対している人たちは、最初っからこう言ってました。5月12日には、野党は定年引上げを入れたまま、勤務延長を削った修正案を提示しています。
「今さらそれ言ってもねえ」と言う有本香は、おそらく本当に今の今まで、立憲民主党や共産党がどうして法案に反対しているのか、どういう主張をしているのか、知りもしなかったのでしょう。いますよね、自分が話を聞いてなかったくせに、間違いを指摘されたら「そんなこと後から言われても」とか言い出す奴。有本とはそういう人間なのでしょう。
有本は、本当に修正案の提示も、何にも知らなかったのでしょう。検察庁OBの意見書や、各地方の弁護士会反対声明なども、一切読んでいなかったのでしょう。「一般人よりも理解度が低いジャーナリストってどういうこと?」と驚かされますが、過去の発言を見ても、有本香という人物は、碌に調べもせずに平然とデマを垂れ流せるデマゴーグであり、ジャーナリストなどと呼ばれるには全く値しないというしかありません。この一件からもわかる通り、有本香の言うことは、基本的に信じないのが賢明でしょう。
あと、前から言っていますが、「定年延長」に2つの意味が存在してしまっているから紛らわしくて、高橋洋一とか有本香とかに騙される人が絶えないので、「定年引上げ」と「勤務延長」ではっきりと使い分けるべきだと思います。
↓これまでこのブログで取り上げてきた有本香のデマと妄言。実際はこれの何十倍もあると思われる。
↓公文書改竄の時、和田政宗のデマを鵜呑みにして、朝日新聞と毎日新聞の間違いだと決めつけ「浅はかですよね」「もはや怒りよりため息しか出ません」と言い放った。「浅はか」「ため息しか出ません」という言葉は自分自身に向かって言ってほしいものである。
複数種類あるということですよね。何というか、浅はかですね、両社とも。もはや怒りよりもため息しか出ません。 https://t.co/IaSD7KG80N
— 有本 香 Kaori Arimoto (@arimoto_kaori) March 8, 2018





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コメント
有本のこの返し、ここに凸って来る荒らし連中とよく似てるよね。
彼女がもしここの住人だったら間違いなくブロックされてると思う。
有本ほかこの問題で政権擁護してきた連中はこのあと誰のせいにするのだろうか。朝日?検察?はたまたクロちゃん個人の資質?ここまで豪快に梯子を外されると、降りてこなくていいからもう一生屋根の上に住んでろよ、と思ってしまう。バカとネトウヨは高いところが好きなんだろう。たぶん。
それより問題は、政権と検察が手打ちをしたのではないかという懸念だ。それこそ河井夫妻の捜査や刑事告発された安倍の捜査に手心を加えたりしないだろうか。もしそんなことになったらペンキを掛けられるどころの話じゃないだろう。まだまだ予断を許さない状況は続きそうだ。
>有本ほかこの問題で政権擁護してきた連中はこのあと誰のせいにするのだろうか
稲田総長辞任の大合唱だわww
そもそも2月に黒川が退職して、その後5月に賭けマージャンしようと総長には関係ないし、そもそも退職した人のこんなしょーもないリークなんてなかっただろうしね。
よって、黒川を違法延長させた人達が一番の責任だと思うよ。
手打ちに関してはいろいろ言われてるけど、この麻雀のリーク元が産経記者だって言われてるのが、官邸の疑惑を黒川不祥事の辞任でしっぽ切りさせるという筋書きがあったんじゃないかってもっぱらにぎわしてますね。
あと、予想通り緊急事態宣言延長だね。河井の逮捕許諾請求を緊急事態解除後にって検察が言ってたから予想はしてたし、安倍は今まで意気揚々とやってた(やってた感)会見してたのに今回はとっとと会見逃げたからな。
Aの方はBを隠すためのカモフラージュと、反対意見に対してこの有本の様な批判をするためのダミーみたいなものですね。
だから切り離しの要求にも応じないわけです。
定年延長Aは前から言われてたことではあるんですよ。昨年10月の段階で草案もできてた。
ところが、黒川の勤務延長をやって、それが違法だと指摘された後、急遽Bを法案に盛り込んできた。安倍は定年延長Bをやりたかったというより、Bがこれまで違法とされていたことを知らなかったんですよ。
BをやるためにカモフラージュとしてAを出してきたということはなく、Bが現行法ではできないことを知らなかった無能というのが正しいですね。
これまでスルーされてきた種苗法の改悪案も、今国会での見送りが決まった途端、判り易い標的として反対の意思を示した柴咲コウを前面に、「反対しているのは農家以外」と押し出しつつ、本題として中韓への流出を危険視する意見がTLを汚染してきています。
農家以外であっても、たとえ無理筋でも大規模外資に訴訟された時に小規模農家が生き残ることなど出来ないと危惧できるというのに。
そういえばAかなり前から議論されているという話でしたね。
安倍にとっては渡りに船だったのでしょう。
ジャーナリストにだって得意分野と不得意分野があって当然ではないでしょうか。
私は桑原さんの見識に尊敬に近い感情を持っている者ですが、
その桑原さんにだって不得意な分野はあると思います。
そして、そうだとしても桑原さんの見識が全て否定されることはありません。
神ならぬ人間に完璧を求めるのは酷ではないでしょうか。
「有本はウイグル問題で評価が高い」という話は聞いたことがないのですが、有本のやってることは、得意分野と不得意分野という問題ではありません。
まともなジャーナリストは、不得意分野でわからないことに適当に首を突っ込んでデマを拡散するようなことはしません。
有本は「不得意分野で間違えた」のではなく、そもそも碌に調べてさえいないのです。「調べて発言する」という、全ての土台になるべきところが崩壊しているのですから、得意分野不得意分野なんて問題でなく、ジャーナリストとしての資質が根本から完全否定されて当然です。
誰も神のような完璧など求めていません。デマを吐かないという、人間として最低限度の常識を求めているのです。有本は、そもそも人間として最低限度の常識に達していません。
有本なんぞは、彼女が馬鹿にしているワイドショーのコメンテーターと何ら、変わるところはありません。
大手テレビ局に出してもらえないだけです。
ジャーナリストとしての実績が無いことと、偏向しまくりだから、公正中立を表向きにはうたっている局の方針になじまないこと、がその理由です。
桑原さんの言いたいことも分からなくもありませんが、
「自らの発言の全ては事前に検証済みです」なんて言える人はいないでしょう。
有本姐さんに法案についての認識不足があったのでしょうが、
ちょっと間違えただけで「デマを広げた悪人」という扱いはやり過ぎです。
>>11
八木先生はジェンダー論については頭の固い時代遅れの男尊女卑そのものですよ。
彼の性教育に対する考えなんて現実を無視した「寝た子を起こすな」論でしたし。
憲法に対するスタンスは賛同できる点が多いんですけどね。
以前、八木先生のジェンダー論の悪い部分を
杉田水脈女史がほぼそのまま主張してたのを聞いた時以来、
「保守陣営は このままじゃ時代に取り残される」と危惧してます。
>>有本姐さんに法案についての認識不足があったのでしょうが、
「法案についての認識不足」ではありません。
野党が何を批判しているかを調べもしないで野党批判したわけです。批判対象を調べないで批判する人間にジャーナリストたる資格はなく、「デマを広げた悪人」以外の何物でもないでしょう。
http://j-seiji.blog.jp/archives/15846131.html
右翼連中全般、統一教会とズブズブのくせに糾弾したとか事実と真逆の妄言をほざいています。
むしろ、糾弾してきたのは共産党をはじめリベラル左派なのに、現在進行形で歴史を改ざんする右翼の傲慢不遜を見てしまいました。
しかも、これに3038件の「いいね」がついているあたり、もはや末期といっていいでしょう。
リベラルの実績は右のもの、右の悪事(といっても悪事しかないが)は左のもの、そうして右翼は国民を騙して自己保身に腐心してきたのです。
自民党と統一協会の関係を認め、それを断ち切らなければいけないとか、珍しくマトモな事言うなぁと思ったら(100田あたりの影響?)やっぱり有本だったというオチ・・・
にしても少し調べたら噓だって分かる事言う意味が分からない。
反共で統一と結びついたんだから右翼が糾弾する訳がない。