<ざっくり言うと>
- 石井孝明、門田隆正。検察庁法改正案擁護のお決まりのデマを飛ばす。
- 石井孝明、法案批判者を「法案を読んでもいない」と批判しながら、自分自身は「今朝ググった」「関心ない」と謎のブーメラン発言。
- 何が批判されているのかの基本のキさえも理解せずにデマを飛ばすような連中を信頼してはならない。


↑本日のデマゴーグ、石井孝明、門田隆正
繰り返し言っていますが、検察庁法定年延長問題の「定年延長」には意味が2つあります。
A)検察官全員の定年を65歳に引き上げる。(定年引上げ)
B)内閣が必要と認めた場合に、定年を迎えたものでも最長3年間引き続き勤務に当たらせることができる。(勤務延長)
このうち、Aの「定年引上げ」は特に問題視されておらず、問題視されているのはBの「勤務延長」の方です。全く違うことなのに、どっちも「定年延長」という言葉で報じられてしまっているがために、わかりづらくなっているんですね。よくわからない人は、↓この記事をご参照ください。
これまで高橋洋一をはじめ、何人もこの2つの区別を理解せずに、法案を擁護し、法案批判者を批判している人たちを見てきました。
今回はそこに石井孝明と門田隆将を加えます。
そもそも騒いでいる人は、法案さえ見ていない。私も今日の朝ググって知ったほど関心ない。検察庁法改正ではない。国家公務員定年延長(天下り防止)の話と、検察高官の定年延長の現象を結びつけただけ。日本共産党界隈のデマと扱うべきhttps://t.co/8qmhrTBaZy #検察庁法改正案に興味ありません
— 石井孝明(Ishii Takaaki) (@ishiitakaaki) May 10, 2020
すごいですね、石井孝明。
>>そもそも騒いでいる人は、法案さえ見ていない。
と批判しながら、
>>私も今日の朝ググって知った
>>関心ない
>>興味ありません
と言えるですから。「今日の朝ググって知った」程度の奴が、「騒いでいる人は法案さえ見ていない」とか言えるのか…。で、結局理解せずに「共産党界隈のデマ」とか言い出すんだから、もう呆れて開いた口がふさがりません。
門田隆将は、このブログで数度にわたり、今回の件で法案を全く理解しないまま知ったかぶりでデマをばらまいている代表例として挙げた高橋洋一を鵜呑みにして、「未だ安倍政権打倒しか頭にない、劣化したマスコミは法案など読む筈もないし、読んでも分らない」と発言。
法案を読んでもいないし、読んでもわからないのは、いまだデマで政権擁護するしか能がない、劣化した自称ジャーナリスト門田隆将の方ですね。「定年延長」には定年引上げと勤務延長の2つがあり、批判されているのは後者の勤務延長の方だという、基本のキさえ理解できていない。年金支給開始年令に連動し、公務員の定年を伸ばす法案がいつの間にか検事総長人事問題にすり代わった。「20年前からの既定路線。まず法案を読め。法案には"人事"なんてどこにも書いてない」と高橋洋一氏。未だ安倍政権打倒しか頭にない、劣化したマスコミは法案など読む筈もないし、読んでも分らない。 https://t.co/8G6D0ujOxa
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) May 10, 2020
これまで、このブログで取り上げてきた同じデマを吐いたのは以下の人物です。
高橋洋一
加藤清隆
和田政宗
黒瀬深
長谷川幸洋
有本香
そして石井孝明、門田隆将。
なんかこのブログで取り上げてきたデマの人たちのオールスターじみてきました。多分、このブログで取り扱ってきたデマの人たちの中には、同じデマをまき散らしている人たちがまだ何人もいるんじゃないかと思います。気が付かれたらコメント欄等で教えてください。
なぜか、本当にここで取り上げた人たちは、判を押したようにおんなじデマを飛ばしているんですよね。なんでこんな風に、判で押したように同じデマを吐くのかなあと不思議だったんですが、多分、高橋洋一当たりが最初に言い出したデマを、次の人が踏襲して、こんなことになってるんでしょうね。事実、門田隆将は高橋洋一の発言を引用して、法案を擁護し、批判者を批判しているわけですから。
とりあえず、ここで挙げた人たちは、自分でろくすっぽ調べることもせず、何が批判されているのかさえ理解しないまま、誰かのデマを鵜呑みにして拡散できてしまうような人たちです。
この人たちの名前を見たら、「あ、デマの人だ」と判断していいと思います。何かに賛成するにしろ反対するにしろ、このようなデマゴーグから情報を得るのではなく、ちゃんと自分自身で調べて考えるようにしましょう。





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