<ざっくり言うと>
- 渡邉哲也、「国会を開くと行政の混乱を招く」と意味不明なことを言う。
- 国会を開いたら混乱するような無能な政権なら今すぐ辞めるべき。
- 渡邉哲也、PCR検査拡大の目的をまるで理解できていない。
- 渡邉哲也は、PCR検査拡大の目的を、陽性者の早期発見ではなく、陰性を確認するためのものだと勘違いしている。
- 基本的に渡邉哲也の言うことは信じないほうがいい。

とにかく野党が大嫌いなだけの男、渡邉哲也。その主張がまともだったことを私は一度たりとも見たことがないのですが、この度、またもやとんでもないことを言いだしました。
>>Q.国会を開催したら、コロナは減るのですか?Q.国会を開催したら、コロナは減るのですか?A 減りません、逆に行政の混乱を招きます。Q 何故野党は国会を開けと言っているのですか A 政権を叩く姿を支持者に魅せて、支持率を上げたいからでしょう。Q PCR検査を主張する議員がいますが、PCR検査で治るんですか A 治りませんが、儲かるひとがいます
— 渡邉哲也 (@daitojimari) July 31, 2020
>>A 減りません、逆に行政の混乱を招きます。
わけわかんねえ。どうして国会を開催したら行政の混乱を招くんだ?
国会を開いたら混乱してしまうような無能な政府ならさっさと辞めちまえ!
国会を開いたら混乱するって、安倍政権ってのはよっぽど無能の集まりなんでしょうね。まあ、安倍政権が戦後の憲政において最悪の無能集団であることに疑いをはさむ余地はありませんが。
おそらく渡邉の脳内では、「野党による国会質疑は無駄だから、そんなのなくして、安倍政権に自由にさせるのがいい」ということなのでしょう。しかし、野党の質疑なしで安倍政権の自由にさせていたら、10万円給付じゃなくて、お肉券が配られていたでしょうね。
安倍政権は、先日も、アベノマスクを8000万枚配るなどという正気を疑うことをやろうとしていましたが、こういう無駄を辞めさせることは、渡邉の脳内では「行政の混乱を招く」ことなのでしょう。
>>Q 何故野党は国会を開けと言っているのですか
>>A 政権を叩く姿を支持者に魅せて、支持率を上げたいからでしょう。
GoToキャンペーンだとかアベノマスクだとかやってりゃ叩かれるのは当然なんですが、渡邉の脳内では、国会というのは自民党の考えることを実現するための機関に過ぎないんでしょうね。だから、自民党が「開きたくない」と言えば開く必要はないし、「開きたい」と言えば開くのが正しいと思っているのでしょう。
しかし、東京都医師会の尾崎会長は、今すぐ国会を開いて特措法を改定するように進言しているように、話し合うべき議題はいくらでもあるはずです。
再び感染が拡大している中、法的拘束力のある休業要請が必要かどうかとか、そんなことが可能かとか、やるべきことはいくらでもあると思いますが、渡邉の脳内では、国会開催は野党の陰謀ぐらいにしか解釈できないのです。本当にこの思考には呆れてしまいます。
第一、臨時国会開会は憲法53条で定められた義務です。それにもかかわらず、このコロナ禍で、なぜ安倍政権と自民党は開会を嫌がるのでしょう。
渡邉は
>>Q 何故野党は国会を開けと言っているのですか
>>A 政権を叩く姿を支持者に魅せて、支持率を上げたいからでしょう。
などと言っていますが、正しくはこうです。
Q.なぜ与党は国会を開くのを嫌がっているの?
A.自分たちの愚策を叩かれて無能を晒して、支持率が落ちるのを嫌がっているから。
国民のことなど何にも考えておらず、自分たちの保身以外考えていないから。
なぜか陰性前提の思考しかできない渡邉哲也
そして、PCR検査拡大を否定する渡邉の論理は本当にデタラメもいいところです。
>>Q PCR検査を主張する議員がいますが、PCR検査で治るんですか
>>A 治りませんが、儲かるひとがいます
ワイドショーで誰がやってほしいなぁ とにかくPCR検査 出演者 PCR検査でコロナ治るんですか?検査したって、検査後に感染する可能性ありますよね。検査陰性で自分は安全だと思う方が危険では?
— 渡邉哲也 (@daitojimari) July 31, 2020
>>検査陰性で自分は安全だと思う方が危険では?
>>濃厚接触者には意味がある。それ以外には医療リソースの無駄遣いだといっている濃厚接触者には意味がある。それ以外には医療リソースの無駄遣いだといっている。RT @nanne1008: @daitojimari 罹患しているかしていないかで、予防策はできる。検査することの意義を問うこと自体が無能。馬鹿なの?
— 渡邉哲也 (@daitojimari) August 2, 2020
こいつ、PCR検査拡大の理由を根本的に理解できていない!
どうやら、渡邉の脳内では、PCR検査は自分が陰性であると確認して安心するためのものの様です。だから、「検査したって、検査後に感染する可能性ありますよね。検査陰性で自分は安全だと思う方が危険では?」なんて発言ができるのです。
心の底から呆れて仕方がないのですが、なんでこいつの脳内では、陰性前提なんでしょう? 渡邉が濃厚接触者以外にPCR検査は必要ないと言ってるのは、彼がPCR検査を陰性を確認するためのものだと勘違いしているからにすぎません。
渡邉は根本の根本から完全に勘違いしていますが、PCR検査拡大が求められているのは、陰性を確認するためではなく、陽性者を発見するためです。
今回のコロナウイルスの何が問題かというと、無症状の人からも伝染る可能性があることです。PCR検査拡大が求められているのは、「陰性だ、あーよかった」じゃなくて、無症状の陽性者を発見して、その人の重症化を防いだり、その人が感染を拡大させる前に隔離するためです。
実際、ニューヨークは検査を無料にし、誰でも何度でも検査を受けられるようにしたことで、ピーク時に1日800人出ていた死者数を0にまで下げました。
日本でも、世田谷区がニューヨークをモデルに、「誰でもいつでも何度でも」検査を受けられるようにすることを目指しています。
何故渡邉は、「検査陰性で安全と思うほうが危険」だなどと、陰性前提の思考に陥っているのでしょう? なぜ、無症状の陽性者を発見するという本来の理由に思考が至らないのでしょう?
渡邉は濃厚接触者以外のPCR検査は医療リソースの無駄遣いなどと言っていますが、なぜ検査しないで無症状の陽性者が感染を拡大させることで、医療がもっと危機に陥るということが想像できないのでしょう?
渡邉は「検査しても治らない」と言っていいます。そりゃあ検査で治りはしませんが、検査しないと陽性者を発見できません。早めに発見すれば、重症化リスクを軽減できます。それに、無症状の陽性者を発見できれば、その人が感染を拡大させることを防止できます。なぜ、渡邉はそういう当たり前のことに思考が到達しないのでしょう?
たしかに費用は掛かりますが、それならばアベノマスクなんてもので無駄金使ってないで、その金をPCR検査拡大に回すべきだと思うのですが。アベノマスクは合計500億円ほどかかっています(参照)。この費用があれば、少しはPCR検査数を増やせるんじゃないですかね? それなのに、渡邉はアベノマスクについては「ありがとうと言え」ですから、わけわかりません。渡邉は押し売りにいらないものを売りつけられても「ありがとう」って言うんでしょうか?
日本の人口割のPCR検査数は世界159位。アフリカの紛争地レベルです。いくら何でもひどすぎませんかね。渡邉哲也の様はPCR格段反対論者のせいなのでしょうか。
なぜ、渡邉哲也のように、このブログで取り上げるタイプの人たちは、PCR検査拡大に反対する人が多いのでしょう? ニューヨークのように、実際にPCR検査拡大によって死者数を激減させた例を見れば、それを真似るのは当然の思考だと思うのですが。なぜ彼らがPCR検査拡大にこうも反対するのか、ちっともわかりません。どなたか、お分かりになる方いらっしゃいますか?
PCR検査について「治りませんが、儲かるひとがいます」なんて陰謀論のようにしてしまう渡邉哲也。こういう人が増えると、ますますコロナ終息は遠ざかっていく一方でしょう。せめて、PCR検査拡大が、自分が陰性であることを確認するためじゃなく、無症状の陽性者を早期発見するためだという、当たり前すぎることぐらい理解してから発言してほしいものです。





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コメント
そうした国が、PCR検査を素早く実施したからこそ、陽性患者の数を正確に把握できているのです。
日本の場合は、自民+御用学者+御用医者+ネトウヨ+維新などがつるんで、PCRへのネガキャンをしまくって、ロクに検査もしてこなかったですからね。
だから、自民党政府も全体の患者数を把握できていないのです。
以下、ネトウヨ御用医者です(閲覧注意)
https://twitter.com/otapediatrician?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor
https://twitter.com/EARL_Med_Tw
https://twitter.com/mph_for_doctors
twitterでデマ吐くなら、まともな仕事しろよって感じです。
何て分かりやすい奴なんでしょう。やはりコイツ、実際には何の専門分野もないんですよ。キャリアなんて上念のレベルにも達してないし。あえて同格の輩を探すと、小川榮太郎の文芸評論家、ってのが近いですかね。
>A 治りませんが、儲かるひとがいます
このQ&Aが酷過ぎる。先に結論ありでそのために質問作りました感を全く隠していない。本当にこんな質問する人いるんですかねえ・・・
なんていうか初心者支援を謳っておきながら専門用語オンパレードのQ&Aのようだ。
酷いですね……
本当に
大体、本当に現状把握できているんですかね、政府は?
把握してその情報を各地方自治体と共有できているんですかね?
出来てないからGOTOとかやれるんでしょうけど
令和のインパールでもやれって言うんですかね
私が「彼ら」に入るかどうかわかりませんが、私もPCRの拡大と陽性者の徹底的な隔離、という施策には懐疑的、少なくとも「日本では」あまりよくないと思っています。
陽性でも無症状者のほうが多いのだし(山中伸弥教授のHPに詳しいです)、死者数も重症者数も減ってきている。そんな中で「元気な無症状者」を2週間隔離するというのは、私はまったく反対ですね。そもそも今は「曝露」しただけの人も陽性者(つまり感染者)として数えられている。そして隔離や謹慎を強いられている。人権の視点からも見過ごせません。
それと、PCR拡大論を唱える人の目的というかビジョンは、新型コロナウイルスの根絶(もしくはそれに近いまでのおさえこみ)なのでしょうが、私はそんなことは不可能だと思っています。ウイルスとは共生するしかないのであって、我々が目指すのはゼロリスクではなくローリスク、そしてその「リスク」というのは新型コロナだけにかかるものではない。新型コロナは数ある驚異のうちの一つに過ぎないのであり、そこだけをクローズアップすることは、他のリスク対応をおざなりにしてしまうのではないかと思っています。
渡邉さんがどう思ってるかは知りませんが。
①検査キットの性能がまだ十分でなかったこと
②検査が鼻の粘膜を使用するもので検査医に感染の危険があること
③偽陽性のための隔離施設が用意できていないこと
が主な理由です。勿論①と③はセットです。②は耳鼻科で鼻の治療をしたことがある人は想像しやすいと思います。くしゃみが出るからです。
今では緊急事態宣言が解除されてから日が経っていること、PCR検査の体制も整いつつあること、ホテル等の運用もしての隔離体制があることを踏まえると、検査拡大反対はこと感染防止の観点からは時代遅れだと思います
そもそも当初リベラル派から反対の多かった「安倍政権による緊急事態宣言」や「一斉休校」も今では概ね受け入れられています。誰もコロナのことを正確にわかっていなかったのです。検査拡大不用説はこの時期の説です。
子供がコロナにかかっても重症化しづらいから学校を休校にしても意味がないと言われていた時代の説です。いま似たような説を展開したら信頼を失うでしょう。
韓国がやってるからただ反対してるだけだろう 他の国もやってるのに
8/1日に那覇市でPCR検査を実施したようですが予想外に人が来たようで県は対応できなかったそうです。かえって3密状態を作り出してしまったようです
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1167150.html
少し認識が甘かったです。PCR検査の体制はまだ全国的に確立されているわけではなく、地方自治体によってはかえって検査拡大が感染拡大になるリスクはありそうです。NYは成功したみたいですが、安易に真似ると手痛いしっぺ返しをくらう可能性もあるかもしれません
検査の拡大が必要だと思っています。無症状者でも感染されることが稀ではないのだから、感染症法の二類感染症に準じて扱う限り、隔離は必要です。隔離不要と言うのは、季節性インフルエンザ並みに流行が起きることも覚悟するという選択をするのと同義です(もちろん、そういう選択をする(二類感染症扱いから外す)という考えも理屈としては成り立ちます。インフルエンザもコロナも軽症で済む人が大半だが、重症化する人や亡くなる人もある程度いるのは同じと考えれば。私は「ある程度の程度が違うでしょ」ということで賛成しませんが)。
ただ、希望者全員の検査のようなものは、偽陽性の問題と検査能力・資源の問題からナンセンスでしょう。疑わしい人が確実に迅速に検査できるようにするという意味での検査拡大が必要です。
濃厚接触者(無症状も含む)や有症状者が検査実施まで何日もかかるようではいけません。結核の接触者健診(IGRA検査という一種の抗体検査で実施しています)や臨床での検査と同じレベルを求めているだけなのに、なぜ未だにこれができないのか不思議で仕方ありません。加えて、院内・施設内感染を防ぐ意味で、医療・介護従事者への定期的な検査は、検討の余地があると思います。
https://georgebest1969.typepad.jp/blog/2020/06/%E6%A4%9C%E6%9F%BB%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6.html
一概にNYの真似をするのは上で言った検査所クラスターのリスクに加え、大量の偽陽性による医療現場への負担のリスクがありえます。国がgotoやめて医療に金をかけろと言えばそのとおりですが、彼等はそこまではかけません。そうするとPCR拡大を単独で主張するのが厳しくなります
ちなみに私は検査拡大賛成派です。ただ他の国がそれで抑え込んでいるから真似しようってのは危険ではないかというだけです
特に今回の児玉教授によるPCR拡大に関しては立場を決めかねています。ただこれで上手くいくかもと期待もしているので一市民として寄付の機会があれば寄付をするくらいしか言えません。知っている反対意見を提出するしかできません。所詮専門家ではなく、感染症について分厚い基本書も読んでいないのです
私は現状でPCR検査を拡大することには反対です。新型コロナは指定感染症ですので入院が原則かと思います。よって無症状あるいは軽度の陽性者であっても入院治療が基本ですよね。私の施設がある地域では指定感染症患者の受け入れに対応する医療機関はわずかにひとつだけです。
なのでその医療機関のキャパが埋まれば施設内で陽性者が出ても重症でない限りは入院できず、施設でできる限りの対応を取らざるを得ないということになりかねません。加えて認知症の症状がある陽性者を受け入れることができる病院はほぼ皆無ではないかと思われます。(早い段階で施設内でのクラスターが起きた場合の対応マニュアルが厚労省から出ています。)
富山市では2つある感染症指定病院でクラスターが発生したため、同じくクラスターが起きた特別養護老人ホーム入所者(軽症者)の入院を見送らざるを得ず、介護崩壊が起き死者も出ています。(6月2日 NHKクローズアップ現代)
以上のことからPCR検査拡大には反対です。ただ、管理人様がお書きのような無症状陽性者を早期に発見するという趣旨で、かつ無症状あるいは軽症の陽性者はインフルエンザなどと同じく基本的には自宅療養がスタンダードという形になればPCR検査拡大は有効かと考えます。(ただしそのためには新型コロナを指定感染症から外すことが求められますが。)
また、5でハラダさんがお書きですが人権という観点からも陽性者の強制的な隔離は非常に問題があると考えます。そもそも本人の意に沿わない隔離は憲法には抵触しないのでしょうか。
記事内容とはズレたコメントであったと思います。長々とすみませんでした。
管理人様もどうかご自愛くださいませ。
>そもそも本人の意に沿わない隔離は憲法には抵触しないのでしょうか。
感染症の場合、ある程度の隔離は必要かと思いますね
感染者が外に出て健康な人に病気を感染させるというのも立派な人権侵害に当たりますので、それを防ぐために感染者を隔離するわけです
当然、完治して他者に感染させる恐れが無くなれば解放し、隔離している間の生活の保障を行う必要性はありますが(本来は自粛を呼びかけながら補償せず、自粛に従わない店舗を公表するとか論外)
ご返信ありがとうございます。
パヨクA様のお考えは理解できたのですが、あくまで意に沿わない隔離が憲法に抵触しないのかという部分が知りたかったですので私なりに調べてみようと思います。
ありがとうございました。
http://www.kansatuhou.net/04_ronten/02_kansatu_gouken.html
上記ページが参考になるかなーと思います。
また、感染者を隔離入院させるのは感染症法のいずれかが根拠になるのだと思いますが、この法の書き方も曖昧で、いずれは、コトが起きた時に、裁判所が判断することになるのかなって思います。もし、隔離治療と法的根拠について何かわかったら教えてください。私も仕事の合間を見つけて調べてるんですけど、いまいちよくわからないんです。
新型コロナを指定感染症から外すのには私も賛成です。
数年前まで保健所で事務職員として結核(二類感染症)対策をやっていました。
「隔離」というと強制連行されるイメージがあるかもしれませんが、少し様子が違います。感染症法は、らい予防法などの反省を踏まえて作られていますので。まず、「勧告入院」と「措置入院」があります。どちらも入院している間の医療費(食事代含む)は自己負担なし(一部の高額所得者を除く)です。また、どちらも拒否しても罰則はありません(私は「措置入院」を見たことがありません。数日はなんだかんだあっても、皆さん結局入院します)。また、保健所が指定する入院先は指定医療機関が原則ですが、やむをえない場合は一般の医療機関を指定することができます。
今回の新型コロナについては、軽症者・無症状者については自宅療養やホテル療養も可とする厚労省通知がありました(4月の半ば頃。必要性はもっと前から言われていた)ので、これらの患者で指定医療機関の病床が埋まることのないよう、ある程度さじ加減して勧告できるようになっています(自宅・ホテル療養者には感染症法に基づく入院勧告をしない。一方、感染症法に基づく勧告入院ではないので、費用負担の問題が発生する)。
そうなんですよね、感染症法を見てみても、ある条件のもと、「勧告」もしくは「入院の措置ができる」と書いてあるだけで、罰則についてはふれられてないんです。それに、隔離と言っても、江戸っ子さんのおっしゃるように、強制連行、みたいなものはないと私も思っています。(強制みたいなもんだろって空気を出してしまう人々と、それを敏感に感じ取ってしまう人々の国民性、みたいなものはあると思いますが)
私がいやだなって思うのは、上でも書きましたが、いまのPCRの技術では「曝露」しただけの人も感染者に数えられてしまい、入院しなければならないということです。無意味に病床を圧迫することになりはしないかと思うのです。そのために厚労省は自宅やホテルでの療養も可としているのでしょうが、そもそもが、曝露しただけの人にそんなものは不必要なのだし、働きたい人の働くチャンスを奪っているともいえます。
また、パヨクAさんは悪意なく無意識なのでしょうが「解放」という言葉も使ってらっしゃいますが、これは多くの日本人の実感なのでしょう。ウイルスに感染した人はどちらかというと、「我々に対する大いなる脅威」なんです。でも、私は、一カ月近く、実効再生産数が1から1・5をうろちょろしてるくらいのウイルスに感染した人をそんなに恐れる必要があるのか? とも思うんです。インフルに感染した人にだって私はもちろんまわりをうろちょろしてほしくはありませんし、自宅で療養しててほしいですが、こんなに国をあげてことさらその感染者を「PCRであぶりだせ」「見つけたら隔離しろ」「無症状だろうが曝露しただけだろうが関係ない」みたいな空気感になっているのが恐ろしく感じます。
ハラダ さん
「いまのPCRの技術では「曝露」しただけの人も感染者に数えられてしまい<略>」
理屈の上ではあり得ますが、実際にどれくらいの割合でそういうことが起きるのでしょうか。検体は唾液または鼻の奥の粘液ですよね。それなりの数のウィルス(ウィルスを含む飛沫か?)に暴露したのが検査直前で、感染に至らなかった(唾液や粘液は胃に入っておしまい)ということですよね。そんなことで陽性が出る事例(これが偽陽性というものか?)が、実際の陽性事例のうちどのくらいを占めるのでしょうか。実際問題として、唾液はともかく、鼻の奥の粘液に吸い込んだ飛沫が混じるのでしょうか?また、唾液と鼻の奥の粘液とで検査結果に差はない(だから当初認められなかった唾液も検体として認められるようになった)ことを考えると、まれなのではないでしょうか(なので、二類感染症として扱う以上、PCR陽性は感染者としてホテル療養・経過観察は妥当と考えます)。
また、新型コロナは新しい感染症なので、知見が圧倒的に足りません。どういう状態で感染性が高く、どういう状態で低いのかわかっていない。結核のように研究が進めば、高感染性のとき(喀痰陽性)は隔離(入院勧告)、低感染性のとき(喀痰陰性)は日常生活可(仕事も学校も遊びも自由。もちろん本人の体が許せば。ちなみに入院勧告がない三類以下の感染症でも、赤痢など就業制限のある感染症も、季節性インフルエンザなど学校が出席停止になる感染症もあります)とできるかもしれません(結核はそれができている唯一の二類感染症です)。そもそも、ワクチンや治療薬が開発されて重症化率や死亡率が季節性インフルエンザ並みに下がれば、二類感染症から季節性インフルエンザ並みに格下げされるでしょう。
<分割します>
変な空気感はいけませんね。私もそういう空気を醸し出す人間が社会が怖いです。結核でもあるんですよ。ケガレ、スティグマになってしまう。今回のコロナでは村八分みたいになっているところもあるとか。そうなると濃厚接触者や有症状者までも潜ってしまい、感染を広げかねない。巡り巡って病院や介護施設などに入り込み、クラスターになってやっと気づくなんてことになりかねない。
社会防衛のために検査を受けていただく、入院していただくというのが感染症法の理念なんです。だから費用は自己負担なしで公費で賄うのです。これを患者個人(勝手にかかったのに!自己責任だ!なんて考えて)のために行っていると考えるからおかしくなる。