<ざっくり言うと>
  • トランプ支持者の根拠なき不正投票疑惑がネットに溢れている。
  • 篠原常一郎、「中国が偽の投票用紙を大量に持ち込んだ」と主張。もちろん根拠なし。
  • 篠原常一郎、「本物の投票用紙にはGPSが埋められているから(不正に捨てられたトランプへの)投票用紙はすぐ見つかる」と主張。トランプへの票が捨てられているという根拠もないし、薄い紙である投票用紙にチップなど埋められていない。
  • 加藤清隆、どういうわけか「本物の投票用紙には特殊なインクが使われていてGPS追跡できる」と、『ドラえもん』のひみつ道具レベルの話をしだす。
  • 日本のネトウヨは、オウム真理教が不正選挙を主張したのと何ら変わらぬカルト宗教。
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↑かつて衆院選で惨敗したオウムは、「選挙で不正があった」と主張し、社会への憎悪を募らせた。日本のネトウヨはこれと何ら変わらぬカルト宗教である。

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はっきり言わせてもらって、ここまで知能が崩壊した人間がいることに驚かされます。日本のネトウヨの知能崩壊ぶりが信じがたいレベルにまで到達しています。


篠原常一郎という軍事評論家(?)が、

「偽の投票用紙がC国で印刷された」

と言い出し、さらには

「本物の投票用紙にはGPSのチップが埋め込まれていて、投棄されたものはすぐに見つかる」

などと言って、選挙の不正とトランプの当選を主張しています。

もう完全に常軌を逸しています。


もちろん、中国で偽の印刷用紙が印刷されたとか、それがカナダ経由で運ばれたとか、差し押さえられたとか、そんな事実は全くありません。ネットの与太話を鵜呑みにしているのでしょう。


次に、「投棄された票はすぐに見つかる」と言っていますが、そもそもトランプへの投票が捨てられているという根拠が全くありません。さらに、投票用紙にGPSのチップが埋められているとか、冗談としか思えません。言うまでもありませんが、投票用紙は紙です。いったいどこにどうやってGPSのチップを埋め込むのでしょう?

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参照

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参照

篠原は「投票率が100%を超えている」と言っていますが、それがデマであることは既に検証済みです。



篠原はバイデンを「ピンボケおじさん」と言っていますが、脳がピンボケしているのは疑いようもなく篠原常一郎です。ここまで脳のピントをどうやればずらすことができるのか、常人の理解を完全に超えています。


かつて、オウム真理教が衆議院選挙で惨敗したとき、オウムはそれを「不正選挙だ」と言って社会を攻撃し始めました。篠原にしろ、百田尚樹など前回言及した連中にしろ、「かつてない不正が行われた」などと言っていますが、彼らがオウム真理教並みに頭のピントがボケたカルトであることがはっきりしたように思います。


このあまりにも頭の悪い与太話を堂々とばらまいているのがアノニマスポスト。
さらに、自称政治評論家の加藤清隆はこれを完全鵜呑み。しかも、どういうわけか、「GPSのチップを埋め込んだ」というのは「薄い紙にチップを埋め込めるわけがない」と気づいたのか、「特殊なインクでGPSの追跡ができる」と変更。
もちろん、GPSの追跡ができるインクなど、現在この地球のどこにも存在しません。こんな話を信じるのは小学生までだと思うのですが、加藤清隆の判断力は小学生にも劣ると言わざるを得ません。加藤清隆は『ドラえもん』と現実の区別さえついていないのです。


こんな知能程度の人間にまともな政治評論などできるわけもなく、幼稚な陰謀論で「民主党の不正だ」とか「中国の陰謀だ」とか言い続けている始末。


いつも通り、根拠に何ら主張はなく、不正だ不正だとわめき、ネットのデマを脳みそを完全に停止して鵜呑みにしてばらまく。今回のアメリカの大統領選挙は、日本のネトウヨの根本的な知能崩壊ぶりをまざまざと見せつけてくれました。


なんで彼らがここまで必死にバイデンを貶めトランプを持ち上げるのか知りませんが、フィクションの世界に生きるのもいい加減にしてもらいたいです。こんな知能崩壊したバカが少しでもおとなしくなるなら、トランプの落選は世界にとっていいことなのだとますます確信します。

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