<ざっくり言うと>
  • 高橋洋一、5月末に「1カ月以内のピークアウト」「もし新たな波が起きても全国で3000~4500人」と予測。
  • 7月末、ピークアウトどころか、東京だけで4000人超。全国で1万2000人超と、高橋洋一の予測を3~4倍上回った。
  • しかし高橋はなぜか五輪開会式の7月23日の新規感染者は4204人だったので「筆者の予測は許容範囲内」と自画自賛。
  • 高橋洋一は2カ月前に、「1か月後にはさざ波がになる」と予測。逆に高潮になったが、そもそも波がない状態は「渚(なぎさ)」ではなく「凪(なぎ)」である。
  • 高橋洋一は信頼するに値しない。
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↑予想を大外しした高橋洋一。

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予測を大幅に外した高橋洋一


2カ月前、高橋洋一はこう言っていました。
新たな波が来ないと、100万人当たり約5~12人(全国で約600~1500人)になるだろう。もし新たな波が来ても、100万人当たり約25~38人(全国で約3000~4500人)だろう。新たな波が来ないと劇的な改善になり、もし新たな波が来ても、いったんは多少悪化するが、2ヶ月後には今より悪くはならないだろう。(5月27日
このまま新たな波が来なければ、今の減少傾向が続くだろう。もしもう1回波が来ても、遅くともあと1カ月以内でピークアウトすると考えられる。(6月1日
「1か月以内にかなり落ち着く可能性が高い」
「日本はさざ波なんだけど、さざ波が渚になるレベル。どんな条件で計算しても1か月以内にかなり落ち着く可能性が高い
「残念ながら今あおっているのが最後。コロナによって、ビジネスしていた人はしゃべれなくなる。テレビ朝日なんか出ている人はこれからしゃべれなくなる。商売変えないと難しくなる」(6月1日
ご存知の通り、1カ月でピークアウトするどころか、7月31日の感染者数は東京だけで4058人。全国で1万2342人となりました。高橋洋一の3000~4500という予測の3~4倍です。


やはり高橋洋一の言うことなど、全く信頼に値しないということがはっきりわかります。



それでも予測は当たったと言い張る高橋洋一 


7月26日には『現代ビジネス』で高橋洋一は「自分の予測が当たった」と自画自賛。
厚労省によれば、7月24日の新規感染者は3576人、7日間移動平均で3903人( https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html)なので、筆者の予測はほぼ当たっている。(7月26日
ところが翌7月27日には東京だけで2848人。全国で7629人と、過去最高を更新しました。


それにもかかわらず、高橋洋一はいまだに自分の予測が外れたことを認めていません。なんと7月29日段階になっても、こんなことを言っていたのです。
ちなみに、2ヶ月前に筆者は感染予測をしているが、五輪時に「もし新たな波が来ても、100万人当たり25~38人程度(全国で3000~4500人程度)だろう」と書いている。厚生労働省によれば、開会式の7月23日の新規感染者は4204人、7日間移動平均で3935人なので、筆者の予測はいちおう許容範囲内だ。7月29日
バカすぎない?

なんで都合よく開会式の日の数字を出して「予測が当たった」とか言えるわけ? 高橋がこの記事を掲載した前日の7月28日には9573人の感染者を出していたのに、7月23日の数字を出して「予測の許容範囲内だ」とか、どういう理屈なの?


高橋洋一は予測を大外ししただけでなく、自分の予測が外れたことを認めることもできない小心者の卑怯者であることが良くわかります。


ちなみに、牧原秀樹という衆議院議員は、高橋洋一の自画自賛バカコラムを称賛し、「中止を声高に主張されていた方は今どんなお気持ちなのでしょうか」とツイートしていました。

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しかし、翌日感染者数が過去最高を記録するとこのツイートを即削除。やっぱり自民党は卑怯だなあと思いますし、こいつが産業副大臣をやっていたという点でも、高橋洋一を内閣官房参与にしていたという点でも、自民党内閣というのは本当に悪夢だと思います。



高橋洋一は商売を変えるべき


6月1日に「コロナによって、ビジネスしていた人はしゃべれなくなる。テレビ朝日なんか出ている人はこれからしゃべれなくなる。商売変えないと難しくなる」と言っていた高橋洋一。この発言も高橋洋一の人格的醜悪さがよく表れていますが、思いっきり予測を外した高橋洋一こそ、今後喋るべきじゃないし、商売を変えるべきですね。嘉悦大学は、こんな男から学生にいったい何を学ばせたいのでしょうか?

「さざ波が渚になる」という意味不明な日本語を使う高橋洋一 


最後に、これは揚げ足取りだと言われると思いますが、「さざ波」発言で内閣官房参与を辞任した高橋洋一は、5月末に、1か月後の予測として
日本はさざ波なんだけど、さざ波が渚になるレベル(6月1日
とか
さざ波が渚カヲル君になっちゃう(5月29日
とか言っていました。


多分「さざ波どころか、波が無くなる」と言いたかったんでしょうけど、波がないのは「(なぎさ)」ではなく「(なぎ)」です。渚は水面の状態ではなく「波打ちぎわ」という場所を指します。
なぎさ【渚】
海・湖などの、波打ち際。みぎわ。
なぎ【凪】
風がやんで、波がなくなり、海面が静まること。
「さざ波が渚になる」じゃ、「さざ波が波打ち際になる」ということになり意味不明。高橋洋一は渚と凪の違いも分からないらしい。やはり高橋洋一の頭のレベルがうかがい知れます。


予測を思いっきり大外しし、間違いを認める勇気もなく、渚と凪の区別も付かない。高橋洋一とは所詮このレベルの男です。何ら信頼に値しないことがよくわかります。


そして、こんなのを内閣官房参与にしていたような連中に、まともな政権運営能力があるわけがありませんね。

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