【大嘘つき】高橋洋一「私の予測は当たっていた」と言い張る

2021年08月04日

カテゴリ:
高橋洋一

《ブログランキングへのポチッと応援はとてもありがたいです》

＜ざっくり言うと＞
コロナ感染者数予測を大外しした高橋洋一、「自分の予測は当たっている」と言い張る。
高橋洋一、「自分は【オリンピック開催時（7月23日）】において、4500人までは増える可能性があると予測したのだ」と言い訳をするが、6月1日当時の記事には「五輪開催時」ではなく「五輪開幕中」と書いてある。さらに、「1カ月でピークアウト」「2か月後にはかなり落ち着く」と予測しており、完全に外れている。
高橋洋一、「自分は【オリンピック開催時（7月23日）】までの予測をしたのであって、それ以降の予測は意味がないからしていない」と主張。しかし6月1日の記事のどこにも「オリンピック開催時までの予測」とは書いてないし、ピンポイントでオリンピック開催日までの予測をする意味が全くなく、明らかに後付の言い訳。
高橋洋一、「オリンピック反対」のマスコミが「手のひら返し」をしていると批判。高橋洋一が「オリンピック反対」と「コロナ禍での開催反対」の区別も付かないほど理解力が欠如しているだけである。
高橋洋一は知能的にも人格的にも最低の人間であり、このような男の言うことは信頼してはならないし、このような男の言うことを信頼する者を信頼してもならないし、このような男を内閣官房参与にした現内閣に政権運営能力など存在しない。

↑見苦しい後付の言い訳を続ける高橋洋一。この男には恥という概念が存在しないようだ。

（スポンサードリンク）

大外しした予測を後出しで改竄し、「当たった」と言い張る最低の卑怯者

元内閣官房参与・高橋洋一が知能的にも人格的にも最低な奴であることは今更詳しく説明するまでもないでしょう。これまでこのブログで扱った高橋洋一のデマは↓この記事にまとめてありますのでご覧ください。

その高橋洋一、5月末に「コロナはあと１カ月でピークアウト」「新しい波が来ても全国で3000人～4500人」だと予測していました。ご存じのとおり、一日の新規感染者は12000人を突破し、高橋洋一の予測は完全に外れました。

ところが驚いたことに、この男、「自分の予測は当たった！」と言い張っているのです。

高橋洋一チャンネルというYouTubeチャンネルの中で、なんとこんなことを言っているのです。

＞＞私予測する時に
＞＞ちゃんときちんと書いてる
＞＞7月下旬でオリンピック開催時において
＞＞4500人位までは増える可能性があります

大嘘です！！

2カ月前の高橋洋一の予測の記事のどこにも「オリンピック開催時において」などと書いてありません。J-cast News に掲載された記事にはこうあります。

新たな波が来ないと、100万人当たり約5～12人（全国で約600～1500人）になるだろう。もし新たな波が来ても、100万人当たり約25～38人（全国で約3000～4500人）だろう。新たな波が来ないと劇的な改善になり、もし新たな波が来ても、いったんは多少悪化するが、2ヶ月後には今より悪くはならないだろう。（J-cast News 5月27日）

この記事では「オリンピック開催時」どころかオリンピックへの言及自体ありません。一言「五輪も景気回復も大いに期待できる」とあるだけ。5月27日に「2か月後に今より悪くはならないだろう」と書いたのですから、常識的に考えれば「2か月後」とはオリンピック開会式の7月23日ではなく7月27日前後です。27日の感染者は7629人で、高橋洋一の予測の倍でした。翌28日には9572人、29日には10697人。「全国で3000～4500人」なんて数字は明らかに大外れです。なんでこれで「オリンピック開催時の予測だった」なんて言い訳ができるのか、その神経が不思議でなりません。

また、夕刊フジの記事においては、こんなことまで言っています。

このまま新たな波が来なければ、今の減少傾向が続くだろう。もしもう１回波が来ても、遅くともあと１カ月以内でピークアウトすると考えられる。（夕刊フジ6月1日）

6月1日に「あと1カ月以内でピークアウト」と言っていたのに、全くピークアウトしませんでした。これでなぜ「予測が当たった」などと言い張れるでしょう？

さらに、同じ記事でははっきりとこう言っています。

それでは、五輪開幕中となる２カ月後はどうか。

（略）

もし新たな波が来ても、１００万人当たり２５～３８人程度（全国で３０００～４５００人程度）だろう。新たな波が来ないと劇的な改善になり、新たな波が来ていったん悪化しても、２カ月後には今より悪くはならないはずだ。仮に新規感染者数の改善が少ない場合でも、重症者数はかなり減ると思われる。（夕刊フジ6月1日）

「五輪開催時」ではなく、「五輪開幕中となる2か月後」とはっきり書いています。6月1日に「五輪開幕中となる2か月後」と書いたのですから、それは「五輪開幕中」である7月23日～8月8日あたりを指していたはずです。これが「五輪開会式の日」を指していて、開会式以降のことは言っていないなどとと弁解するのは不可能でしょう。

それに、6月1日の「高橋洋一チャンネル」でもこう言っていました。

もちろん、ここでも「オリンピック開会式の日」などという発言は一言もありません。

5月29日に出演した『正義のミカタ』という番組でも（よくもまあ高橋洋一なんかを出演させるなあ…）

いろいろと条件変えてやったんだけど、次の波が来てもこなくても、ほとんど見えなくなっちゃう。さざ波が渚カヲル君になっちゃう。ピークはもうおそらくこない。（デイリー5月29日）

と発言しています。

「１カ月以内にピークアウト」とか
「2か月後に今より悪くはならないはずだ」とか
「2カ月くらい先1カ月以内にかなり落ち着く可能性が高い」とか
「次の波が来ても来なくても、ほとんど見えなくなっちゃう」とか
「ピークはもう恐らくこない」
とか言っていたのに、7月末から新規感染者数は過去最高を更新し続け、高橋洋一の予測した3000～4500人の数倍になっています。1カ月以内にピークアウトもしてないし、かなり落ち着いてもいません。

一言だって「五輪開会式の日」なんて言っていなかったし、「五輪開会式の日の数字を予測した」という言い訳も意味不明だし（ピンポイントでその日の予測をすることに何の意味がある）、「1カ月以内にピークアウト」とか「かなり落ち着く可能性が高い」とか「次の波が来ても来なくてもほとんど見えなくなる」とか「ピークはもう来ない」とか言っていたことはガン無視。

それに、何度も「もし新たな波が来ても3000人～4500人程度」言っているのですから、当然その波（第5波）の最大値が4500人だと予測しているとしか読めません。それどころか「次の波が来ても来なくても、（波が）ほとんど見えなくなっちゃう」と言っていたのに過去最高を更新し続けているのですから、どこどうやっても予測が当たったなんて言うことは不可能です。

もう一度はっきり言いますが、高橋洋一の予測は当たってるどころか大外れです。これでもあたってると言い張る高橋洋一という男の厚顔無恥ぶりがよくわかります。よくもまあここまで恥知らずになれるものです。人間どんなに落ちぶれてもこうはなりたくない。

ちなみに、高橋洋一は6月1日のYouTubeチャンネルで「どんな計算してもさざ波が渚になるレベル」だと言っていました。先ほど言及した「正義のミカタ」でも「さざ波が渚カヲル君になっちゃう」とか言ってたらしいですね。

もちろんこの予測は大外れなわけですが、波がない状態は「渚（なぎさ）」じゃなくて「凪（なぎ）」です。「渚」は波打ち際という「場所」であり、波がないという「状態」ではありません。こんなところでも高橋洋一の頭の悪さがうかがえます。マジでなんでこんなバカが大学教授やってんですかね。小学生レベルから勉強やり直してほしいです。

「開会式後の数字は予測していなかったんだよ」と言い出すバカ

「実は7月23日の開会式の日の予測をしていたんだ！　僕の予測は当たった！」と言い張る恥ずかしい卑怯者、高橋洋一。新規感染者数は更新を続け、高橋洋一の予測は外れ続けているわけですが、この卑怯者は驚くべきことに、こんな言い訳をし始めました。

＞＞それ（五輪開会日）以降はどうだったかというと
＞＞実は予測していないんだよ

はあ！！？

驚きました、この卑怯者、予測が外れた言い訳として、「7月23日までの予測しかしていません。その先のことは予測していません」と言い出したのです。なんだ、この恥ずかしい言い訳。

もちろん高橋は「五輪開会式の日」の予測なんかしておらず、「2か月後」とか「五輪開幕中」とか言ってますし、「1カ月以内にピークアウト」とか「さざ波が渚（原文ママ）になる」とか「新たな波が来ても全国で3000～4500人程度」だと言っています。誰がどこをどう聞いたって、「第５波が来ても3000～4500人程度でそれ以上にはならない」という意味にしか解釈できません。これが実は五輪開会日までの予測で、その後の予測はしていないなんて言い訳には無理がありすぎです。明らかに嘘です。この男は嘘をつくことに何の抵抗もないようですね。

当然、「なぜそれ以降の予測はしていない？」とツッコミたくなるわけですが、高橋洋一はこう答えています。

出ました。門田隆将とか加藤清隆とか、愛国カルトさんが大好きな「重症者や死亡者が少ないから感染者数は意味がない」という主張。そして感染者数には意味がないから予測しなかったんだと。

感染者数に意味がないなら、どうして五輪開会日までの感染者数は予測したの？

感染者数には意味がないのに、五輪開会日までの感染者数の予測はしたというのは意味不明です。五輪開会日と開会日以降とで感染者数の持つ意味が変わるんでしょうか。

それに、「その時も書いたんだけど」と言っていますが、当時の記事のどこにも「オリンピック開会式以降の感染者の予測は意味がないからしない」などと書かれていません。感染者数に意味がないなら予測する意味がないし、予測するならするで開会式当日までの予測をしてそれ以降の予測はしないというのは意味不明すぎ。明らかな後出しじゃんけんで、言い訳に無理がありまくりです。

上記の通り、高橋洋一は「五輪開会日までの予測」だなんて一言も言っておらず、明らかに開会日以降も含めた予測をして「ピークアウトする」「新たな波が来ても3000～4500人程度」と言っていたのに、高橋洋一は過去の主張を改竄。「五輪開会日までの予想だ」「予測は当たった」と言い張ります。

こいつ、恥という概念を母親の胎内に落としてきたんじゃなかろうか。

こんな見苦しい言い訳に続け、高橋洋一はさらにこう言います。

高橋洋一の予測は全部当たってるんだと。そりゃあ、こんな風に後から「実はこういう意味でした～」とか言い出すなら、どんな予想でもあたったことにできますわな。ノストラダムスの大予言レベルです。そんな予測にいったい何の意味があるでしょうか。

高橋の言い訳は明らかな嘘であまりにも見苦しいですが、「感染者数には意味がない」という高橋の言い訳と現実は全く異なり、既に大きな影響が出ています。

重症者数はピーク時に比べたらまだ半分ですが、少しずつ増え始めています。当たり前です。重症化率が低かろうと、感染者の絶対数が増えれば重症者も増えます。

＝＝8月末追記＝＝

重症者数は8月13日に過去最高を更新し、伸び続けています。

死亡者数も一日40人に達し、第1波第2波を超えました。

（NHK特設サイト参照）

「死亡率や重症化率は大したことないから感染者数には意味がない。だから予想しなかった」という高橋洋一の主張はありとあらゆる面で全くの出鱈目です。

＝＝＝＝＝＝

それに、米ジョージタウン大学内科助教の安川康介氏のこちらのツイートのイラストにあるように、重症は「助からないかもしれない」というレベルであり、中等症でも「多くの人にとって今までで一番苦しい」のです。

「若者は重症化しないからワクチンは必要ない」と言う人がいます。日本の「重症」の定義は人工呼吸器や集中治療が必要な状態です。30代、40代でも中等症になる方はそれなりにいて、僕も多く診てきました。軽症や中等症といってもピンとこない方もいるので、スライドを作ってみました。 pic.twitter.com/ibTUPcpBXo
— 安川康介@米国内科専門医 (@kosuke_yasukawa) July 19, 2021

さらに、政府は中等症患者まで入院させずに自宅療養にすると言い出しました。酸素吸入が必要な患者まで自宅療養させる可能性が出てきているのです。

そのうえ、コロナ患者が増えれば通常の医療にも当然影響します。東京都は通常医療を制限してコロナ病床を確保するように要請しています。

緊急事態宣言やまん防のせいで、経済的にも大きな影響が出ています。海の家などは海水浴場が閉鎖され、準備が全て無駄になりました。気の毒なことこの上ないです。「五輪も景気回復も大いに期待できる」と言った高橋の予測とは真逆の事態になっています。

「五輪開会時までの予測だった」という高橋洋一の主張は明らかに嘘ですし、高橋洋一や門田隆将らが主張する「感染者の数字は意味がない」「重症率や死亡率だけが問題」という主張も大嘘です。

間違いを認められず、後から自分の主張を改竄して「私は正しい」と言い張る高橋洋一。能力的にはもちろん、人格的にも本当に最低の男です。こんな奴を内閣官房参与に登用していた菅内閣がまともな政策を打ち出せないのは当たり前のことです。

「マスコミが手のひら返し」と言うバカ

最後に、高橋洋一のこの主張についてツッコミを入れておきましょう。

わけ分からないのは、あんたの頭が悪いからだよ。

このバカの頭の中では、「マスコミの人」は「オリンピック反対」だってことになってるらしいですね。前回記事でも百田尚樹や門田隆将が同じように言ってるのを紹介しましたが、こいつらの単純な脳味噌は、「コロナ禍での開催に反対」と「オリンピック反対」の区別さえつかないんですね。どれだけ頭が悪いんでしょうか。

五輪そのものに反対している人が五輪を見て「感動をありがとう」って言ってたらそりゃあ「何で？」って思いますよ。

でも、今回の東京五輪の場合、最初から五輪に反対していた人以外は、あくまで「コロナ禍での開催」に反対していただけです。例えば来年まで延期すれば、誰も開催に反対などしなかったわけです。つまり、開催時期に反対しているだけであり、「オリンピック反対」じゃないのです。

もともとマスコミはスポンサーになったり放映権買ったりして、オリンピックを盛り上げて新聞の売り上げや視聴率を伸ばしたいわけで、「オリンピック反対」なわけがない。本来、特集組んで、選手を応援して、盛り上げる気マンマンだったわけで、あくまで「コロナ禍での開催」に反対だっただけです。

なので、「コロナ禍での開催」を強行したIOCや日本政府の批判はしますよ。今でもしています。

しかし、開催時期の決定に選手は何の責任もないので、頑張ってる選手のことは応援するし、予定通り中継もしますよ。当たり前でしょう。

「【猛暑での】高校野球開催」に反対する人は、「高校野球反対」なのですか？　違うでしょう。猛暑以外の時期の開催を求めているだけです。そして、その希望叶わず猛暑での開催になっても、高野連の批判はしても、高校野球自体に反対しているわけじゃないので、当然頑張っている選手のことは応援します。

全く同様に、「【コロナ禍での】オリンピック開催」に反対する人も、「オリンピック反対」じゃありません。開催時期を決めたIOCや日本政府の批判はしても、オリンピック自体に反対しているわけじゃないので、当然頑張ってる選手のことは応援します。何もおかしくないし、手のひら返しでも何でもない。

これを「手のひら返し」などと言うのは、「コロナ禍での開催反対」と「オリンピック反対」の区別も付かない頭の弱すぎるバカだけです。高橋洋一のように。

高橋洋一はこう言います。

いなくなるべきはお前だ、高橋洋一！

今回見た通り、高橋洋一という男は、自分の間違いを認めることもできず、後から言い訳をして自分は正しいと言い張る卑怯者であり、「コロナ禍での開催反対」と「オリンピック反対」の区別も付かない脳味噌しか持ち合わせていません。

ここまで悪い頭で、いったい大学で何を教えるんですかね。こんな男に教わらなければならない嘉悦大学の学生が不憫でなりません。私だったらこんなバカの講義を聞く時間があったら映画でも見ていたい。

高橋洋一が知能的にも人格的にも最低の人間であることは見ての通りです。こんな男の言うことは絶対信頼してはいけないし、こんな男を信頼する人間を信頼してもいけないし、こんな男を内閣官房参与に登用した現政権に政権運営能力など存在しません。