<今回のデマ><デマ拡散者>
- ヒトラーに例えるのは国際法上ありえない
<事実>
- 吉村洋文(大阪府知事)
- そんな国際法は存在しない。
- 国際法なら国内は関係ない。
- 欧米を見ても、ヒトラーに例えることはよくあり、妥当性はともかくヒトラーに例えること自体がタブー視されていたり禁じられていたりということはない。
- 維新の議員は野党議員を「北朝鮮の工作員」とか「反日日本人」とか繰り返し罵ってきた。敵対勢力を外国のスパイ扱いするのは独裁者の常套手段。こんなことしてればナチスに例えられるのは当たり前。

↑なんで維新って府知事になるような人物がこんなバカなデマ吐くの?
また維新のデタラメ
菅直人が橋下徹の弁舌をヒトラーに例えたこの発言↓。
橋下氏をはじめ弁舌は極めて歯切れが良く、直接話を聞くと非常に魅力的。しかし「維新」という政党が新自由主義的政党なのか、それとも福祉国家的政党なのか、基本的政治スタンスは曖昧。主張は別として弁舌の巧みさでは第一次大戦後の混乱するドイツで政権を取った当時のヒットラーを思い起こす。
— 菅直人 衆議院議員(府中・小金井・武蔵野) 立憲民主党 (@NaotoKan) January 21, 2022
これに対し、津田塾大教授の萱野稔人が「ヘイトスピーチで、独仏だったら法的処罰の対象になる」と言っていまいた。それがデマであることは先日記事にしましたので、そちらをお読みください。
「ヒトラーに例えたらヘイトスピーチだ」なんてデタラメもいいところですが、大坂の吉村洋文知事はもっとすごかった。こんなこと言ってました。
国際法上!!??
「とんでもない発言だと思います。正式に謝罪をして頂きたい。これは国際法上はあり得ないことですし、どういった人権感覚をお持ちなのか、我々としたら正式に抗議をしますし、僕自身も抗議をします」(参照)
何言ってんだ、こいつ!!!?? 一体どの国際法が、政治家をヒトラーに例えることを禁止してるんだよ。しかも、国際法って、だったら日本国内は関係ないじゃないか。
なんかヒトラーに例えると「国際的にアウト」だとかいう奴がいますけど、嘘ですからね。
アメリカじゃ、トランプをヒトラーに例えた記事や人物なんていくらでも見つかりますよ。その主張の妥当性はともかく、ヒトラーにと例えること自体がタブー視されてるなんてことはあり得ない。
「侮辱だ、許せない」とか「政治家のマナーに反する」とか反論するのならまだわかりますけど、「国際法上ありえない」はありえないでしょ。なんで維新ってこうデタラメを平然と言うのかねえ? ちょっとぐらい調べてから発言すりゃいいのに。
あと、この間も言いましたけど、菅直人のヒトラー発言より、維新議員が野党を「北朝鮮の工作員」とか「反日日本人」とかって呼んだ方がよっぽど酷いと思いますけど。
政権批判 3野党、期せず「共闘」 「終戦の日」談話(産経新聞) - Yahoo!ニュース https://t.co/m3cXhIHw4o @YahooNewsTopics
— 足立康史 衆議院議員 (@adachiyasushi) August 16, 2017
↑
さすが北朝鮮の工作員だな。
日本の野党はまるで北朝鮮の“工作員” - 「55年体制」引きずる与党にも責任 -
— 足立康史 衆議院議員 (@adachiyasushi) April 16, 2017
足立康史#BLOGOS https://t.co/oxBigXcYeJ
立民は
— 足立康史 衆議院議員 (@adachiyasushi) February 28, 2018
北朝鮮の
工作員
そう言われても
仕方ないよね
これが本意でした。
下の句が抜けていたことはお詫びいたしますが、あくまでも政治家に対する批判であって、一般の支持者の方々に向けたものではありません。ご理解をいただければ幸いです。 https://t.co/h75XodugSz
まつたくその通りです(^^)私たち日本人の一番の敵は反日の日本人です❗中国人や韓国人などの外国人は後回しにして反日朝日、毎日新聞の責任を追及し叩き潰し、反日国会議員を排除しなければなりません❗先ず沖縄をなんとかしなければ中国に占領されます(ToT)
— 大久保たかゆき (@kubo_case) December 25, 2016
敵対勢力を外国のスパイ扱いするって、まさにナチスを始めとする独裁者の手法でしょ。今もロシアや中国でやってるやつ。
↓メディアや野党勢力を外国のスパイ扱いする中国とロシア。維新の会の発想と完全に一致。
こんなこと言う維新って、ナチスに例えられて当たり前だと思いますけどね。ナチスに例えられたくないなら、まず足立康史や大久保たかゆきを除名したら? こいつら抱えながら、ナチスに例えられたら怒るって、そんな権利ないでしょ。





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コメント
https://mainichi.jp/articles/20220204/k00/00m/010/318000c
吉井記者の記事はいつも面白い。
維新がこんな些細な話で騒ぎ立てるのは
「隠したいことがある時のスピンオフ」
「どうでもいいことでも俺達が煽れば大ごとに出来るんだ、という示威行為」
ってとこですかね
ただ、政策の内容はナチスとは全く真逆。むしろ日本人同胞の生活的にはナチスの方がやってることが「まだ」まとも。
これ後世では維新の会はナチスよりもひどい悪の集団として歴史に名を残すかもね。
もちろん、ヒトラーの政策の中のドイツ人にはユダヤ人には入っていなかったのは重々承知してますし、ヒトラーがやらかした犯罪行為も許されない事だと思います。
ただ、バイデンになっても社会の分断が深刻化しているアメリカの現状を見るに当時のドイツでは、社会経済的に破綻し、政党同士の武力的衝突が起きている社会の分断がひどすぎるドイツを立て直す最適解が当時の左右の敵となっているユダヤ人を迫害してそれ以外のドイツ人を反ユダヤで団結させるしか当時のドイツの政治家は思いつかなかった気がします。まぁ失言をやらかしたのは迂闊ですが。
ボクが言いたかったのは少数民族は虐殺するけど、同胞民族に対しては社会福祉を拡充してドイツを第2次世界大戦まで起こせるまでに国力を回復させるナチスと、日本人外国人関係なく生活や社会福祉を破壊しまくって、現在の大阪の惨状を引き起こした維新のどっちがましかという趣旨ですから。どちらも最悪な政治体制ですが最悪の中でどれかまともか2つの内から必ず選べ(それ以外に選択肢は存在しない)と聞かれたら少なくとも僕はナチスを即決します。少なくとも治世前半はドイツ民族にとってヒトラーはまさしく「救世主」ですから。
学生時代から、機会があればナチス・ドイツについての本(研究者が一般向けに書いたものなど。言わずもがなですが、きちんとした資料には参考文献がきちんと載っています)を読んだりしてきたオジさんとしては、極めて危険なニオイを感じましたので書かせてもらいます。
それは、自分に都合の良いことをしてくれれば、他は不問でよい(禁じ手はない)という考え方です。ワイマール・ドイツがナチスを政権に就けてしまったのは、結局はこれなんです。熱狂した一般国民だけでなく、政財界の有力者までが、ヒトラー(ナチス)を利用しようとして利用された。
この危険なニオイは、かんさるさんに感じているというよりは、石原慎太郎さんを都知事に、橋本さんら維新を府知事や市長に、そして安倍さんを首相に戴き続けた日本の社会に感じています。
<分割します>
「少数民族は虐殺するけど、同胞民族に対しては社会福祉を拡充してドイツを第2次世界大戦まで起こせるまでに国力を回復させるナチス」
ナチスは三つの願いをかなえてくれる悪魔か・・・。悪魔と契約しちゃあ、おしまいですよ。社会福祉の回復や国力の回復はどうやって行ったのか、知ってて言っていますか?
ユダヤ人から「合法的に」脅し取ったカネやモノで実現しました。例えば、ユダヤ人が迫害から逃れるために国外に移住します。持ち出せる財産を極端に制限して取り上げました。取り上げた家屋に純粋なアーリア人たるドイツ人を住まわせ、家財道具を分配しました。ほとんど裸一貫でやり直さなければならないから、国外脱出をためらうユダヤ人も少なくなかったのです。そうこうしているうちに迫害はどんどエスカレートしてきました。しまいには、絶滅収容所で「生産」した髪の毛を使って枕を作って分配し、骨粉を使って農業に「活用」したというのはご存じのとおりです。
自分に都合の良いことをしてくれる政治を望むのは当然だけれども、それを実現するために何が行われるのかを考えないと、民主主義者を名乗る資格はないし、いつ事情が変わって(需要が増えて供給が減れば、食う側の一部を食われる側に変更することで解決しようとするから)、自分が食われる側に含まれるようになるかわかったものではありません。
戦後、1960年代くらいまでは『自分たちは知らなかった』『戦争さえしなければナチスは良かった』というドイツ人はかなりの割合でいたそうです。どう考えてもつじつまの合わない事なのに、『知ろうとしなかった罪』を多くのドイツ人が自覚するようになるのはその後のことです。
<さらに分割します>
「最悪(ナチスと維新)の中でどれかまともか2つの内から必ず選べ(それ以外に選択肢は存在しない)」
この二択なら、今のところは、まだしも維新ですね。ナチスは東ヨーロッパ侵略やユダヤ人の追放(迫害)、議会制民主主義の破壊を公言していました(『我が闘争』など)。一方で、維新は今のところ匂わせているにとどまっていますから。もしかしたら、自分たちの言動が、戦争の口実になる可能性について、また、少数派への迫害や議会制民主主義の否定を意味していることについて、全く無自覚なのかもしれないし(もしそうでも、権力与えちゃいけないことには変わりないが)。
ただ、この二択が現実になっている仮想日本は、ワイマール・ドイツと同じく民主主義者なき民主国家でしょう。
「すべての構成員が、そこそこ満足、そこそこ不満」という状況を目指して、議論を通じて不断の微修正を続けていくのが民主主義のあるべき姿です。
選挙をゲームのように考えて、勝者総取りを公言している維新(著書「美しい国へ」や解散権の使い方を見ると、安倍さんも同類)は、民主主義をはき違えています。ナチスはもちろん、こういう連中を「利用できる」なんて考えたら大ヤケドしかねません。