<ざっくり言うと>
  • 尼崎市長選にて、維新の会の大原隼人が「大阪では所得制限なしで授業料無償」とデマを吐く。
  • 大阪府のHPを見ればはっきりと所得制限について書いてある。
  • 維新は以前も衆院選で馬場伸幸が同じデマを吐き、突っ込まれたら「選挙の時ですから」と開き直ったことがある。
  • 「選挙の時は嘘をついてもいい」というのが維新のやり方。
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↑代表自ら選挙では嘘をついてもいいと宣言した維新。やはり今回も堂々と嘘をついた。


「選挙で嘘をついてもいいじゃない」

どうやらこれが維新の会の信条のようです。


維新の会から尼崎市長選に立候補した大原隼人は驚くべきことに街頭演説でこんな発言をしました。

>>大阪に行ったら、高校 私学でもタダですよ。
>>所得制限もないんです

演説全体はこちら。12:12ぐらいから)

大嘘!!

大阪府のHPを見ればちゃんと所得制限のことが書いてあります。

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大阪府内の私立高等学校等の授業料無償化制度について(令和4年度新入生用))
 
ちゃーんと「所得制限」って言葉が書いてあり、保護者の授業料負担額も書いてありますね。世帯収入590万円未満の世帯では負担額は0円ですが、590万以上の世帯では授業料は無償ではありません。子供1人の場合、収入800万円以上の世帯では府からの補助金はなく、年収910万円以上の世帯では府からも国からも補助金なしで全額負担です。


現在維新の会代表である馬場伸幸も、以前衆議院総選挙で「私立高校の授業料無償化、これを47都道府県の中で大阪だけが完全に無償化している」と堂々と嘘を吐き、このことを突っ込まれたら「選挙の時ですから」と開き直っていました。



選挙の時は嘘をついてもいい、それが維新のやり方です。


==追記==

大原隼人の事務所に電話をかけて(06-6489-1393)聞いたら、所得制限があることをあっさり認めました。


だったら発言についてHPやツイッターで訂正を行うべきではないかと聞いたら「選挙後に行う」と言われました。やはり維新は選挙中は嘘をついてもいいと言うのが信条のようです。


選挙前に訂正しないと有権者に嘘をついたことになると言ったら、なんだか「政治家の言葉は重い」だの対立候補がなんだのわけのわからんことを言われて、選挙終了前の訂正について拒否されました。


相手の電話対応がちょっと信じられないほど失礼で横柄だったうえ、「名前と電話番号を言え。自分はそんなことも言えないのか」などとわけのわからんことを言われました。逆に対応した人の名前と電話番号を聞いたら拒否されて突然電話を切られました。


維新は事務所担当者まで救いがたいです。

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