<今回のデマ>
  • 外国人生活保護には違憲判決が出ている。
  • 外国で生活保護を受けている日本人は皆無。
<デマ拡散者>
  • 維新公認予定者・藤本まさひろ他
<事実>
  • 違憲判決など出ていない。憲法25条が生活を保障している対象は国民だけだが、憲法は国民以外を保護してはいけないなんて一言も言っていないのである。
  • 外国人にも生活保護を与えている国は、欧米など日本の他にもあり、生活保護を受けている日本人が皆無という根拠はない。
  • いい加減なネットデマを鵜呑みにする程度の男を公認するのが維新の会。
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ゴミ維新が推薦するバカ・ 藤本まさひろ、ネットを鵜呑みにしてデマを飛ばす

維新の会はゴミである。
「選挙では嘘ついていい」と平然と言ってのけるゴミが代表を務め、先日の尼崎市長選でも嘘をついていた嘘つき集団・維新の会。今度神戸市議選で公認を受ける予定の藤本まさひろという男が、こんなツイートをしていました。
ツイッターでこんなアンケートとってるだけでもアホだと思いますし、ツイッターのバナーが旭日旗でアカウント名が 1208toratora で日本会議会員って、もうどういう人間か大体予想がつきますね。そしてこいつ、外国人生活保護についてこんな発言をしていました。
>>憲法違反の判決はご存知ない?
>>違憲判決出てるの知らんの?

やっぱり維新はバカである。

政治家を目指しているくせに、外国人生活保護に違憲判決が出ているなんていう何年も前のカビが生えたネットデマをいまだに信じているのです。


このデマはこのブログで何度も取り上げてきました。もちろん外国人生活保護に違憲判決など出ていません。この藤本まさひろとかいうやつの脳内では、日本では違憲判決が出ているものをずっと続けていることにでもなっているのでしょうか? どうやらこいつの脳内では日本は法治国家じゃないらしいですね。


このデマのきっかけは、2014年に生活保護申請を却下された中国籍の女性が訴えた裁判の最高裁判決が出たことです。もう10年近く前なんですね。その判決にはこのように書かれていました。

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(↑判決全文はこちら


外国人は、行政庁の通達等に基づく行政措置により
事実上の保護の対象となり得る
にとどまり、
生活保護法に基づく保護の対象となるものではなく、
同法に基づく受給権は有しない」



たしかに憲法25条を根拠とする生活保護法の対象となる「国民」は日本国籍の物を指すとされましたが、最高裁は「外国人は、行政庁の通達等に基づく行政措置により事実上の保護の対象となり得る」と述べているのです。これは現在の生活保護運営を追認した形になっています。

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↑実際の判決内容はこれまでの行政運用を追認したものであった。(参照


ちょっと頭を使えば当たり前です。


「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と規定する憲法25条により、国は健康で文化的な最低限度の生活を営むことができない国民の生活を保護する義務を負っています。しかし、憲法は国には国民の生活を保護する義務があると定めているわけですが、国民以外の生活を保護してはいけないなんて全く言っていません。


この「最高裁が違憲判決を出した」ってデマが流れたのは2014年なんで、もう9年も経ってるんですが、この藤本まさひろって男は、9年間知能の更新が滞っているようです。この程度のことさえ碌に調べることができないような奴が政治家をやっていいわけがありません。こんな奴を公認する予定だという維新の程度が知れるというものです。


ちなみにこの藤本まさひろ、2011年と2015年に明石市議選に立候補し落選しています。(2011年は堂々のビリッカス)




しかし、地方選挙だとくつざわ亮治みたいな救いがたいデマクズ野郎でも通りかねないので、こういう奴が受からないよう、有権者は地方選挙もちゃんと候補者を見て投票しないといけませんね。外国人生活保護がーとか言ってますけど、こういう奴を議員にして税金で給料払う方がよっぽど税金の無駄です。


「外国で生活保護を受けている日本人は皆無」??


この男、恐らく「外国人に生活保護を与えているのは世界で日本だけ」というデマも信じています。
>>日本人が外国で生活保護を受給している例は皆無


政治家を志しているのであれば、この発言の根拠を出してほしいです。「日本人が外国で生活保護を受給している例は皆無」などというデータがどこにあるのか。十中八九、何の根拠もないこいつの妄想でしょう。


海外で生活保護を受けている日本人がいるかどうかデータはありませんが、日本人でも条件を満たせば海外で生活保護を受けることが可能です。このことは以前記事にしました。



詳しくは記事を読んでもらいたいですが、ドイツ、フランス、イギリス、アメリカでは、外国籍であっても適法の長期滞在者であれば、日本の生活保護に相当する制度を受けることができます。日本の場合は長期滞在者ではなく永住者か定住者でないといけないので、むしろ欧米の方が日本よりも外国人生活保護の条件が軽いです。海外で生活保護を受けている日本人が皆無だなんて言いきることはできません。根拠のないことを平然と言い切るのが維新の会です。


外国人生活保護については様々なデマがあります。以前記事に纏めましたが、私が調べられる程度のことも調べられない奴が政治家をやってていいわけがないです。



ちなみに、北海道を代表するヘイトデマゴーグ・自民党の小野寺まさるも外国人の生活保護に違憲判決が出ているとか「最高裁は外国人に対しては生活保護の準用による支援も認められないとしている」とかデマを吐いていました。同レベルですね。

そもそもさあ、こいつら外国人生活保護が国民の負担になってるとか言ってるけど、だったら外国人から税金取るなよ。外国人から税金は取るのに、外国人を税金で保護するのは嫌って、そりゃあ虫が良くないですかね。


維新のクズっぷり


維新の会の鬼畜ゴミ嘘つきっぷりは過去記事を参照してもらいたいです。



嘘を平然と吐く。






嘘をつくことをそもそも悪いとさえ思っていない。



言論の自由が大嫌い。





差別主義者を公認する。



算数もろくにできない。



正社員を「既得権益」と言い出し、つぶしに掛かる。



どうしようもないろくでなしの集まりと言う他ありません。どんな思想信条を持とうが自由ですが、嘘つきを支持するなんてことはあってはならないことです。

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