<ざっくり言うと>
  • 池田信夫は対象を調べもせずに妄想で批判する男。学者などと呼ぶのに全く値しない妄想デマ男である。
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↑明らかに『はだしのゲン』を全く読まずに発言している池田信夫。対象を調べもせずに思い込みでデタラメを垂れ流す奴は学者でも作家でも何でもない。ただのゴミである。




『はだしのゲン』を読まずに妄想だけで批判する池田信夫


池田信夫はゴミである。

『はだしのゲン』についての池田信夫の発言です。

>>おもしろいのは、これだけ原爆の悲惨さを描いているのに、
>>それを落とした国の責任をまったく問わないこと。
>>目的は平和を訴えることじゃなく、
>>アメリカの国際法違反をごまかすことだったんじゃないの。


『はだしのゲン』を読んだことがある人なら、100人が100人確信したでしょう。


池田信夫は『はだしのゲン』を読んでいないと。


池田信夫は経済学者だそうですが、対象を調べもせずに「どうせこうだろう」と妄想してデタラメを垂れ流す奴は、学者でも評論家でも何でもありません。ゴミです。



アメリカ批判が繰り返されている『はだしのゲン』


実際の『はだしのゲン』のアメリカ批判のシーンを見てみましょう。

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「おどれら(アメリカ兵)はきらいじゃ!
 原爆をかってにおとしたおどれらはきらいじゃ!
 おどれらのためにわしらはどんなに苦しんでいるかわからんのか
 気やすくするな!
 なんでアメリカは原爆をおとしたんじゃ!
 ばかたれ ばかたれ ばかたれ
 おどれらアメリカが原爆を落とした罪はきえないんだぞ
 わすれるな!」

(第4巻245ページ)

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「おどりゃ わしらは人間だぞー
 なめるんじゃないぞー
 アメリカのくそったれー
 おどれらの実験材料にされてたまるか」

(5巻218ページ)

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「アメリカにいる原爆をおとしたやつらを
 うらみ殺してもらいたいんじゃ
 ほんとうにひどい原爆をおとしやがって。
 わしの家族をおばけのようにして殺しやがって」

(5巻263ページ)

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おどれら(アメリカ)
 戦争を利用して
 原爆の実験をした
 人殺しの恐ろしい犯罪者じゃ

 おどれらアメリカは
 永久にこの罪は消えないぞ
 わすれるな

 このままだまっていたら

 おどれらいい気になって
 また原爆を使うわい」

(7巻107ページ)

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「アメリカのバカタレ
 おまえら原爆をおとした罪
 すなおにあやまれっ」

「広島長崎で殺した
 何十万人の人にあやまれっ!
 生きのこっていまも苦しんでいる
 何十万人の人にあやまれ」


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「アメリカが広島と長崎に落とした
 原爆の罪の深さ
 言うたるんじゃ」

「どれだけひどい地獄を
 つくりだし
 いまもつづいているか
 たっぷりしらせてやるんじゃ」

(第7巻246-247ページ)

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「戦争に勝てば
 どんなひどいことをしてもええのか」
「わらわせるな
 おもいあがるんじゃないわい」
「アメリカが原爆でなん十万人の人間を
 地獄のように苦しめて殺す権利が
 どこにあるんじゃ」

(第7巻247-248ページ)

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「おたがいが悪かったんじゃ
 なんで日本人だけが
 罰をうけんといけんのじゃ」
「勝った国のアメリカだって
 責任をもつのがあたりまえじゃ」

(第7巻248ページ)


ここまではっきりと「原爆を落としたアメリカの罪」とか「アメリカだって責任を持つのがあたりまえ」とか言ってるのに、これでも池田信夫は『はだしのゲン』が
「(原爆を)落とした国の責任をまったく問わない」
「目的は平和を訴えることじゃなく、アメリカの国際法違反をごまかすこと」
だと言うつもりでしょうか。


もし読んでいてそんなことを言っているのなら脳みそが腐っているし、読まずに勝手な思い込みでこんなデタラメを言っているなら人格が腐っています。


どっちにしろ、人間として最低だと言わざるを得ません。


人間の劣化版・池田信夫、批判されると反省なしで耳をふさぐ


そして、池田信夫は『ゲン』を全く読まないまま、こんなことを言ってのけます。
>>『はだしのゲン』は日教組の劣化版

対象を知らないまま思い込みでデタラメぶちまけるような、人間の劣化版のお前が何を言うか。


当然、池田信夫の発言には「読んでないだろ」という批判がたくさん寄せられました。



しかし、池田信夫は批判されても反省することなくブロックして耳をふさぐ。



対象を全く知らないままこうも平然とデタラメな妄言で批判する。


そしてそのことを批判されると、一切反省せずにブロックして耳をふさぐ。


改めて言いますが、こんな奴は学者とも作家ともジャーナリストとも呼ぶに全く値しません。

最低のゴミです。


妄想(願望)と現実の区別がつかない奴はただのゴミ


対象を碌に調べもせずに、「こうだろう」「こうのはずだ」という憶測や妄想で決めつけて発言をするのは、このブログで取り上げてきた愛国カルトたちの得意技です。


例えば「共産党は世界で禁止されてるはずだ」という妄想を確認もせずに垂れ流す百田尚樹や維新の会。(ほとんどの先進国には共産主義政党が存在し、国会に議席を持っている党も少なくない)




「東日本大震災の時に、野党だった自民党は政権批判をしないで協力して国難を乗り越えようとしていたはずだ」と妄想(願望)を事実として垂れ流す黒瀬深。(実際には自民党は東日本大震災直後から審議拒否や内閣不信任案などで邪魔をしまくっていた)



「東日本大震災の時に、韓国からは喜ぶ声しか聞こえなかった」という妄想を事実として垂れ流す加藤清隆。(実際には韓国のあちこちで「がんばれ、日本」などと書いた看板や垂れ幕が見られた)



「沖縄でオール沖縄が勝利するのは選挙前に左翼が他県から移住して投票しているからだ」という妄想を確かめもせずに垂れ流すバカ。(もちろんそんな事実はない)



「国葬反対なのは日本国民じゃないはずだ」という妄想を垂れ流す自民党員。(実際にはほとんどの世論調査で国葬反対が圧倒的多数を占めた)



「敬愛する偉大なる安倍晋三首領様は、日本人を苦しめる統一教会と戦ってらっしゃったはずだ」という妄想を垂れ流す自称ノンフィクション作家。(実際には安倍派統一教会とズブズブだった)



「日本は領海侵犯されても9条のせいで警告さえできないはずだ」という妄想を確かめもせずに垂れ流す西村幸祐。(実際に領海侵犯されたら警告してる)



「野党は批判だけで対案を出していないはずだ」という妄想を確かめもせずに垂れ流すバカたち。(第203回臨時国会で提出された184法案のうち、1/4に当たる46本を立憲民主党が提出している)



「北海道百年記念塔の解体はアイヌや左翼のせいだ」という妄想を確認もせずに垂れ流す自民党員。(実際には老朽化)



「女系天皇容認は共産党などの悪質な印象操作で、国民は反対のはずだ」という妄想を確認もせずに垂れ流す門田隆将や竹田恒泰。(読売や産経の世論調査でも女性店の容認が7割超え、女系天皇容認が6割超え)



挙げていけば数限りないですが、彼らに共通していることが「調べない」ことです。


調べないで、「こうだといいな」が「こうなっているはずだ」となり「こうなっている」と脳内で置き換わる。そして調べもしないままデタラメを垂れ流す。「こうであってほしい」という自分の願望と現実との区別がついていない。


そんなんだから池田信夫は『はだしのゲン』を読みもしないまま、自分の勝手なイメージで「アメリカの責任を問わないのだろう」と決めつけ、「目的はアメリカの国際法違反をごまかすこと」だと妄想して垂れ流すわけです。


何度でも言いますが、妄想と現実の区別がつかずに、対象を調べずに「どうせこうだろう」という妄想を根拠にデタラメを垂れ流す奴は、作家でも学者でも評論家でもありません。ただのゴミです。


追記1:池田信夫の妄想人ぶり


以前ご紹介しましたが、池田信夫は以前「地球温暖化で世界の死者は減った」として、地球温暖化対策を批判したことがあります。



一体何を言ってるのかと思ったら、なんと「寒さによる死者が減っている」という論文を根拠に「温暖化のおかげで命が救われている」と発言していたのです!


頭が悪いにもほどがありますね。寒さで死ぬ人の減少には温暖化より暖房器具の普及の方が貢献するだろうし、そもそも温暖化(気候変動)の問題は「暑くて死ぬ」ってことじゃなくて、海水面の上昇とか山火事とか豪雨とか大型台風とか凶作とか生態系への影響とかなのに、「寒さによる死者が減っている」から温暖化を擁護するって、池田信夫と、池田が運営する「アゴラ」の編集部はどれだけ頭悪いんですかね?


これも「温暖化は左翼が主張しているだけだ」という妄想にしがみついているために、全然意味が違う論文を自分に都合のいいように解釈した結果です。


やはり池田信夫は学者と呼ぶに全く値しません。現実と妄想(願望)の区別がつかない妄想デマ男です。


追記2:全く同レベルの産経新聞 


以前、産経新聞も池田信夫と全く同レベルの記事を書いていました。


「はだしのゲン」は、原爆投下後の広島で生きる少年を描いた作品だが、一部に旧日本兵が首を刀で切り落としたり、女性を乱暴して殺したりする残酷な場面が出てくる。米国の原爆投下は日本が戦争を起こしたことの報いだとする「原爆容認論」が、子供たちの心にすり込まれる恐れもある。
『はだしのゲン』を読んで、原爆容認論が子どもたちの心に刷り込まれるんですって。


この記事を書いた産経記者が『はだしのゲン』を全く読んでいないことは明らかです。産経新聞という会社の低レベルさが良くわかります。

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